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青眉の女 |
太田経子 |
1999/8/20 |
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松本善次郎は人一倍、名利(みょうり)を望み、父の努力で仕官する。だが、下級武士では食っていけない。世は浮世絵の全盛時代。彼は自分の絵心を信じ、絵筆に賭けた。名も渓斎(けいさい)英泉と改める。しかし、売れるのは大家(たいか)ばかり。ついに娼家(しょうか)を営み、眉を剃った女房の不倫秘画を描く。故・藤沢周平氏が「江戸の空気と暮らしの匂いがある」と絶賛した名著。 |
価格:500円(税込 525円) |
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無明の恋火 |
太田経子 |
2000/12/20 |
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江戸の祭は陽気である。だが、おたきには子供がなく、亭主は酒と博奕に凝って留守ばかり。そんな折、男やもめで絵師の佐助が二歳の子を連れて長屋の隣に越してくる。祭の五目ちらしなど届けるうち、おたきは佐助の家に入り浸った。佐助に絵姿を描かせ、体も与えた。やがて、人気者になった佐助は?(表題作)。江戸情緒と男女の機微を描いて定評の名作八編。 |
価格:500円(税込 525円) |
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女が満ちるとき |
太田経子 |
1986/7/25 |
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「やめて、お風呂に入ってからにして!」。しかし太ももまでおろされた自分の甘い匂いをかぐと、女は力が抜けて崩れた。離婚歴をもつ広告代理店グラフィック・デザイナーのベテラン女性が、愛人、恋人、年下の男で潤いきった肉体を満たす。人間の根底に潜む性意識を女の体で捉えた新感覚の陶酔小説。 |
価格:600円(税込 630円) |
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