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セミ・マリッジ |
落合恵子 |
1991/6/20 |
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「そろそろ決めないか」という彼の言葉が、ふたりの間で宙吊りになっていた。結婚のことだ。 31歳の彼女は、週末だけ彼と過ごすセミ・マリッジ――結婚のようで、結婚ではない関係――を4年近く続けている。仕事の都合で擦れ違うことの多いふたり。彼女の選択は……。(表題作) 惑いながらも、いまを拓く女たちの愛。恋の第二章が鮮やかに幕を開ける、透明な予感。(『ベルが鳴る』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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炎 の 花 |
落合恵子 |
1990/8/20 |
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1945年8月6日。幼くして被爆した杏子は、戦後を勁く生きていく。やがて外人バーで働き始めた杏子の前に、米兵ケネス、だが彼もまたベトナムへ……。 個人の意思を遥か離れたところで決定される「時代」と闘いつつ、少女から母へと生きた女性を綴る。 |
価格:800円(税込 840円) |
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