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綺堂むかし語り |
岡本綺堂 |
1995/8/20 |
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晴れた空には鳶(とび)が舞い、夕暮れには蝙蝠(こうもり)、秋になれば麹町にも赤とんぼの大群が――。明治初年の東京に生まれた著者が記(しる)す、当時の小学校、初めての芝居見物、町のあちこちに色濃く残る江戸の面影。そして、名作「修善寺物語」の執筆にまつわる思い出など、大正・昭和の歌舞伎界に数多くの名作を残し、「半七捕物帳」を生み出した綺堂の味わい深いむかし語り。 |
価格:500円(税込 525円) |
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中国怪奇小説集 |
岡本綺堂 |
1994/4/20 |
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士族の家に生まれた綺堂が、幼少のころに住んでいた旗本屋敷は、有名な幽霊屋敷だった。この世に怨みをもって出る日本の幽霊とは異なり、中国の幽霊は一見なんの縁(ゆかり)もないところにあらわれる。そこが怖い。中国の怪奇譚(たん)に造詣が深い綺堂が、六朝(りくちょう)から清(しん)に至る各時代の中から220種を抄出(しょうしゅつ)して名訳。妖気ただよう幻想の世界へ読者を誘う、中国怪奇傑作集。 |
価格:600円(税込 630円) |
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江戸情話集 |
岡本綺堂 |
1993/12/20 |
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三代将軍家光の供をして京へ上った菊地半九郎は、一夜、祗園に遊び、その夜初めて店出しの初心(うぶ)な遊女お染に惹かれた。毎夜のように通いつめる彼も、いずれは江戸へ帰らねばならぬ身の上。やがて別れの日は迫り、追いつめられた二人の行く手には苛酷な運命が……(「鳥辺山心中」)。浮世のしがらみを振り切って、恋に命を賭ける男女の情をこまやかに描いた情話集。全5編。 |
価格:600円(税込 630円) |
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半七捕物帳(五) |
岡本綺堂 |
1986/10/20 |
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半七捕物帳は著者綺堂が、江戸末期の切絵図をはじめ、古今東西にわたる広汎な資料を渉猟する中から生まれた。簡潔でメリハリのある文体に、江戸文化を身近に感じさせた探偵小説の先駆的名作! |
価格:500円(税込 525円) |
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半七捕物帳(六) |
岡本綺堂 |
1986/12/20 |
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欧米の探偵小説に造詣の深かった著者綺堂は、作品の舞台を江戸時代に置き、四十五歳から六十五歳まで、二十年間を費やして本作を書き上げた。“捕物帳の教科書”ともいえる不朽の名作、この六巻でついに完結! |
価格:500円(税込 525円) |
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半七捕物帳(三) |
岡本綺堂 |
1986/5/20 |
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歌舞伎を好んだ著者綺堂は、江戸の風土と季節感を巧みに描きながら、随所に江戸っ子のしゃれた会話をもりこんでいる。一話一話が今なお新鮮で、推理小説の先駆として生きつづける捕物帳の最高傑作! |
価格:500円(税込 525円) |
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半七捕物帳(四) |
岡本綺堂 |
1986/8/20 |
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著者綺堂が、長く病床に臥せっていたとき『江戸名所図会』を通読、これが半七捕物帳を書くきっかけになったという。人間味豊かな捕物帳の世界を描いて、江戸の風物詩を現代に伝える永遠の傑作! |
価格:500円(税込 525円) |
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半七捕物帳(一) |
岡本綺堂 |
1985/11/20 |
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岡っ引上がりの半七老人が、若い新聞記者を相手に昔話を語る。十九のとき、『石燈籠』事件で初手柄をあげ以後、二十六年間の岡っ引家業での数々の巧妙談を江戸の世態・風俗を織りまぜて描く捕物帳の元祖!(全六巻) |
価格:500円(税込 525円) |
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半七捕物帳(二) |
岡本綺堂 |
1986/3/20 |
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ご存じ、半七老人が語る捕物談傑作集。著者綺堂が探偵役に「江戸時代のシャーロック・ホームズ」であれと願っただけに、奇怪な事件も、論理的な推理手法で解決されている。捕物帳の原点! |
価格:500円(税込 525円) |
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鎧櫃の血 |
岡本綺堂 |
1988/5/20 |
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三浦老人の話は、およそ二十四、五の短編である。単彩の話題をとらえて、人生の断面を衝き、時代相と生活が渾然と融け合っている……。「江戸」がすっかり懐ろに収まっている趣きである。全十八編収録。 |
価格:700円(税込 735円) |
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鷲 |
岡本綺堂 |
1990/8/20 |
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お鷹場を荒らす尾白の鷲をめぐって血みどろの葛藤(「鷲」)、名工の兜が持ち主に祟りをもたらす(「兜」)など、不思議な因縁の糸に導かれ、人知を越えた恐怖の世界を、ふと垣間見てしまった人々の運命は?(全十編) |
価格:700円(税込 735円) |
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蜘蛛の夢 |
岡本綺堂 |
1990/4/20 |
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小さな蜘蛛の咬み合いが、多くの人々を狂わせる(「蜘蛛の夢」)、釣った魚の腹から出た封筒の女文字が、男女変死の謎にからむ(「有喜世新聞の話」)――今なお古くならない綺堂作品には、貴重な風俗史料が一杯。(十二編) |
価格:700円(税込 735円) |
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白 髪 鬼 |
岡本綺堂 |
1989/7/20 |
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壇ノ浦から落ちのびた平家の官女の怨念を秘める幽霊藻(「水鬼」)。試験場にきまって現われる髪の白い女の正体は?(「白髪鬼」)。――など、名作十三編を収録。人々を妖気漂う幻想の世界に導く、綺堂ならではの怪異の世界。 |
価格:700円(税込 735円) |
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影を踏まれた女 |
岡本綺堂 |
1988/10/20 |
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秋の月が鮮やかに冴え渡る宵、子供たちは往来で歌いはやしながら影を踏んで遊ぶ。糸屋の娘おせきは、影を踏まれて以来、自分の影を映し出すものすべてを恐れるようになった(影を踏まれた女)。十五編を収録。 |
価格:700円(税込 735円) |
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修禅寺物語 |
岡本綺堂 |
1992/3/20 |
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かつて源頼家の墓に詣で、寺に残る頼家の仮面にヒントを得て、戯曲「修禅寺物語」を書いた岡本綺堂。十数年後、ふたたび訪れた頼家の墓前で、戯曲にゆかりの深い人々の幻影に出会う。 |
価格:500円(税込 525円) |
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