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ある秘書官の死 |
梶山季之 |
1989/10/20 |
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伊豆山中の別荘で内閣官房秘書官の死体が発見された。警察当局は自殺と断定。だが、新聞記者・轟は事件の背後に、憲民党総裁選の資金調達をめぐる暗躍者の存在を見つけた! 政界の最も黒い部分にメスをふるった表題作の他、皇太子妃の取材合戦を赤裸々に描いた「スクープの内幕」など、事件を追う記者の姿を活写する全七作! |
価格:500円(税込 525円) |
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男の誇り |
梶山季之 |
1991/8/20 |
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平賀相互銀行のワンマン専務工藤亀男は窮地に立たされていた。私腹を肥やす不正融資の事実を何者かが漏洩し、大蔵省の抜き打ち監査が決定したのだ。工藤に無能呼ばわりされた叩き上げの常務梓幸吉が、社の危機に際してとった行動は……? 巨大化のみを追求する企業。自己の能力を限界まで出し切る男たち。現代の戦士たちの闘いを鋭利な筆致で抉る傑作集! |
価格:400円(税込 420円) |
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とろんころん |
梶山季之 |
1989/3/20 |
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「えっ、とろんころんが何やと、仰有るんでっか? 滅相もない。女の口からは、よう言えん。そんな恥かしいもんだす」元芸者の老婆が語る七十年以上に及ぶ男性遍歴と女の生きざまを味わい深く描いた表題作。その他、今もなお現代を抉り続ける鋭利な人間探求の眼で、愛欲の極限を追求し女の百態を活写した傑作群! |
価格:500円(税込 525円) |
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黒の燃焼室 |
梶山季之 |
1988/11/20 |
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マスコミ操作、スパイもどきの欠陥車づくり、運転手の引抜き――。大口ユーザーであるタクシー会社への売込みを巡る自動車メーカーの壮絶な死闘! 名作『黒の試走車』の主役たちが再び登場して、謀略のコンクールを展開する表題作をはじめ六編を収録。熾烈極まる産業社会をリアルに描くビジネスマンの教科書! |
価格:600円(税込 630円) |
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彫辰捕物帖 |
梶山季之 |
1986/5/20 |
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「辰さん! 痛いけど、いいんだよう」彫りものと女あしらいにかけては天下一の刺青師辰之助。得意の針と自前の棒で、今日も女を狂わせる。名人気質にくわえ無類のカンと推理力を持つ彫辰が、色と事件の大活躍! |
価格:600円(税込 630円) |
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頼 山 陽 |
梶山季之 |
1987/2/20 |
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漢学者・頼春水の一人息子・久太郎(山陽)は、青雲の志に燃えて江戸にやってきた。だが、多くの学者や文人と出会い、彼は学問への疑問を抱き始める……。苦悩と放蕩に満ちた若き日の頼山陽を生き生きと描く快作!(『雲か山か―若き日の頼山陽』改題) |
価格:800円(税込 840円) |
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黒の試走車 |
梶山季之 |
1990/4/20 |
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発売間もない新型車(ニューモデル)と特急「さくら」の衝突! ついで起こる企画一課長の謎の事故死。二大自動車会社を向こうにまわして、業界を制覇せんとする「タイガー自動車」の前途には、不気味な暗雲が漂う。ライバル新型車の機密を探れ! 秘命を帯びて企業スパイに身を投ずる朝比奈を襲う試練! 情報推理小説の記念碑的名作! |
価格:800円(税込 840円) |
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大統領の殺し屋 |
梶山季之 |
1988/8/20 |
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経済記者である“私”は、Z国へ、その驚異的経済発展の秘密を探りにやってきた。おりしもZ国では政財界の大物を巻き込んだ大疑獄事件が発覚! 事件を追う“私”の親友O・モーリ記者は、謎のメモを残し何者かに殺害された。犯人は大統領直属で名うての殺し屋らしいが確証はない。“私”は真相追求に乗り出した! 社会派問題作! |
価格:600円(税込 630円) |
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すたらまんち |
梶山季之 |
1987/9/20 |
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「そろそろ、ヘッコすっか?」六助は覚えたての秋田弁で言った。「ああ……そんなこと云われると、雅子おかしくなっちゃう!」 婦人科医・桧山六助は、そろそろ性的に限界を感じつつある56歳。ところが、学会の帰りに寄った湯沢で、秋田美人に秘法を施された途端、セガレが元気に!? |
価格:500円(税込 525円) |
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囮 |
梶山季之 |
1986/11/20 |
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〈アナリスト〉という職業がある。証券調査マンのことである。成長する企業を発掘し、危ない会社をマークして見まもってゆくのが、日本のアナリストたちの仕事だと聞いて、私は、大いに作家としての食指を動かしたわけだ……。(著者のことば) 奇々怪々な株価のカラクリに単身挑戦する調査マンを中心に、証券界の裏面を活写する痛快小説! |
価格:600円(税込 630円) |
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てやんでェ(上) |
梶山季之 |
1985/10/20 |
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“てやんでェ”と借金蹴散らす、雑草大阪人の木塚慶太。 昭和三十六年、日本は高度成長の真っただ中。時代の申し子・木塚は、東京、京都、果てはアメリカを舞台にして、せこい奴らを翻弄する。欲望、計略、陰謀が渦巻く世間を手玉にとって、自由自在に活躍する破天荒な快男児を描いた痛快娯楽小説の大傑作! |
価格:700円(税込 735円) |
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てやんでェ(下) |
梶山季之 |
1985/10/20 |
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木塚慶太は金脈探しの大天才。儲かると思えば、大物政治家から経済界の黒幕まで、もののみごとにたぶらかす。庭師、貿易商と巧みに変じ、おまけに高級コール・ガールさえ、夢見心地に酔わせてしまう、生まれついての色事師。 罠も嫉妬も渡りに船と、なりふり構わず大暴れ! 痛快小説の真骨頂、クライマックスはいかに!? |
価格:700円(税込 735円) |
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暗闇の女 |
梶山季之 |
1991/1/20 |
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愛欲を貪り尽くして飽くことを知らぬ女。運命に抗いつつ哀しみに溺れていく女。肉体を武器に世の中をわたっていく女。男を騙す女、そして騙される女。これら百花繚乱の芳香豊かな華々しき女性たちの人生模様を、自在の筆をもって、あますところなく描ききる! 元祖超流行作家・梶山季之のきわめつき傑作小説集、登場! |
価格:500円(税込 525円) |
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人妻だから |
梶山季之 |
1986/1/20 |
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平凡な見合い結婚をして9年、子どももなく、満ちたりない日々を送る人妻、綾子。夫の武は一流商社の輸出課長。妹の結婚をも、出世に利用しようという野心家で、愛人との情事を密かに楽しんでいた。 そんなある日、綾子は、ふとしたことから新進デザイナーの香川と知り合う……。実話取材をもとに愛の不安と性の深淵(ふかみ)を描いた魅力作。 |
価格:600円(税込 630円) |
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美男奴隷 |
梶山季之 |
1987/5/20 |
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「きみ、お願いだ! ぼくを乱暴に扱ってくれ!」全裸の男がひざまずき、中里千絵に哀願した。 尊敬する教師に処女を捧げながら、捨てられた18歳の高校生・千絵。彼女は男たちへの復讐を誓って単身上京した。そして、数々の情事、異常性愛をとおして“女の武器”に目ざめ、次々と男を征服していった。――痛快娯楽小説の傑作! |
価格:600円(税込 630円) |
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狂った脂粉 |
梶山季之 |
1987/1/20 |
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私立高校の教師・壬生源太郎は、不良学生に暴力制裁を加えて職を去った。泥酔する壬生は、スカウトされて、〈栄光プロ〉所長・牧村博史の下で働くことになる。栄光プロは、アメリカ系化粧品会社が、極秘裏に日本上陸を狙う、その先兵だった。商売仇を蹴落とせ! 壬生はあの手この手の策動を開始する。“調べた小説”の決定版! |
価格:600円(税込 630円) |
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