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喧嘩侍 勝小吉 |
小松重男 |
2004/6/20 |
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男谷平蔵(おたにへいぞう)の三男・亀松は、7歳で旗本勝家の養子となり、小吉と名乗る。学問嫌いの彼は、喧嘩に強くなることこそ出世の早道と信じて、道場破りや喧嘩三昧の日々を送っていた。行く末を案じた父親は、小吉を座敷牢に幽閉。そして許嫁(いいなずけ)と二人きりにしたところ、長男・麟太郎(海舟)が生まれたことで……。勝海舟の父・小吉の自由奔放な生涯を描く、痛快時代力作! |
価格:500円(税込 525円) |
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川 柳 侍 |
小松重男 |
2003/8/20 |
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泰平(たいへい)の世に、江戸庶民の間で隆盛を見せる川柳(万句合(まんくあわせ))。ユーモラスな中にも皮肉や風刺(ふうし)が効いた川柳に、大名家の御隠居までが熱を上げている。その殿様に生命の危機が!? 奸臣から殿様を救えと公事師(くじし)、職人、無宿人と、身分を越えた川柳仲間が頭を捻(ひね)る。が、さらに予期せぬ第二の出来事が……。ユーモアと哀感、そして人情味溢れる江戸っ子の人生模様! |
価格:500円(税込 525円) |
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でんぐり侍 |
小松重男 |
2002/12/20 |
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三年越しの大飢饉がつづく奥州から江戸に出てきた男は、珍商売を転々とするなかで幸運にも大店(おおだな)の婿養子となる(「けつめど」)。将軍の密命で越後新発田藩(えちごしばたはん)に潜入した御庭番がする帰着後の復命の中味とは(「おんみつ侍」)。女嫌いで有名な武士が、三歳の童女に惚れ、許婚(いいなずけ)の約定を交わして十三年待ったが(「おどろ」)。ユーモアと風刺の効いた傑作集。全九編! |
価格:500円(税込 525円) |
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蚤とり侍 |
小松重男 |
2002/5/20 |
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「猫の蚤とりになって無様(ぶざま)に暮らせ!」――主君の逆鱗(げきりん)に触れた長岡藩士・小林寛之進(ひろのしん)は、淫売夫に身を落とす。唾棄(だき)すべき下賤な商売だと考えていたが、次第に世に有用で、むしろ崇高な仕事だと確信する。ところが、政権が変わり蚤とり稼業が禁止となった。禁令の撤廃に出向いた寛之進は、捕らえられ刑場に送られるが……(表題作)。江戸に生きた愛すべき男たち。全六篇! |
価格:500円(税込 525円) |
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のらねこ侍 |
小松重男 |
2000/6/20 |
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御先手同心・長谷川冬馬と妻の樹緒は、無類のねこ好きだ。夫婦には子がなく、子宝を祈願して回る寺院に住みつくのらねこを虎太郎と名づけて可愛がる。やがて二人に男の子が生まれ、虎次郎と命名した。ある夜、冬馬は床屋の帰り道、木天蓼(またたび)を用いてねこを狙う男を捕まえたことから思わぬ事件が……(表題作)。綿密な考証に基づき、趣向を凝らした極上作9編を収録。(『羅漢台』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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