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朱漆(うるし)の壁に血がしたたる |
都筑道夫 |
2002/1/20 |
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逮捕された!? 殺人容疑!? 相棒・直次郎は、受話器の向こうで、助けを求めている。直次郎は、ある推理作家の依頼で、30年前の殺人事件を調べに能登(のと)に飛んだのだった。相変わらず、腰の重い太郎も、第二、第三の殺人事件が発生するに及んで、しぶしぶ能登へ。ご存じ、太郎・直次郎のコンビが、不合理な謎に論理で挑む傑作本格推理。 |
価格:400円(税込 420円) |
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最長不倒距離 |
都筑道夫 |
2000/6/20 |
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スキー場をかねた温泉宿からの「幽霊をまた出してくれ」との珍妙な依頼に、物部(もののべ)太郎が相棒・片岡直次郎と赴くと……。野天風呂で女性が裸のまま殺される騒ぎのなか、殺されたはずの女性からの電話!? 密室での新たな殺人事件、不可解なダイイングメッセージ……。『七十五羽の烏』に続き、太郎・直次郎の名コンビが活躍する、謎と論理のエンタテインメント。 |
価格:400円(税込 420円) |
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猫の舌に釘をうて〈青春篇〉 |
都筑道夫 |
2003/7/20 |
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“私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者……”一人三役というアクロバティックな設定が、主人公の手記を通して、変奏されながら明らかになっていく華麗なる本格推理。同時に、この作品は、青春の傷(いた)みをせつなく感じさせる恋愛小説としての魅力も併(あわ)せ持つ(「猫の舌に釘をうて」)。ほかに、郷愁を誘う幻の珠玉短篇集『哀愁新宿円舞曲』を完全収録。 |
価格:800円(税込 840円) |
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悪意銀行〈ユーモア篇〉 |
都筑道夫 |
2003/5/20 |
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近藤庸三と土方(ひじかた)利夫、ふたりが顔を合わせるところ悪事あり。土方が設立した悪意銀行もそのひとつ。この銀行、悪意に満ちたアイディアを預かり、それを活用したい人は、現金と引換えに融資を受けることができる。そこへ、地方都市の現市長暗殺プランを求める融資希望者が現れた! 名コンビが繰り広げる大騒動。(悪意銀行)笑いを満載、落語もあり! |
価格:800円(税込 840円) |
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七十五羽の烏 |
都筑道夫 |
1999/3/20 |
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旧家に起こった殺人事件は、千年も前に怨(うら)みを残して死んだ姫君の祟(たた)り!? 登場するのはまったくやる気のない探偵、ものぐさ、いや物部太郎(もののべたろう)――。作者は文中で(見出しも含めて)、ひとつも嘘をつきません。そして事件解決の手がかりは、すべて読者の前に明示されます。鬼才が精巧に練り上げ、フェアプレーの精神で読者へ挑戦する本格推理ファン必読の傑作! |
価格:500円(税込 525円) |
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目撃者は月 |
都筑道夫 |
1998/9/20 |
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ひどく酔っていた私は、ビルの谷間で見知らぬ男ともみあっていた。相手を突き倒し、落ちた免許証入れをひろって顔を上げると、きれいな三日月が。翌日、免許証入れを取り違えていたことに気づいた私は、夜のニュースであの男が殺されたことを知った……(「目撃者は月」)。なにげない日常に忍び寄る殺人の影。名手が巧みに紡ぎ出した傑作短編集! |
価格:400円(税込 420円) |
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ベッド・ディテクティヴ |
都筑道夫 |
1998/7/20 |
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吉原のソープランド「仮面舞踏会」で働くシルビアの特技は、なじみの客や同僚が持ち込む難問、事件を見事に解決すること。きょうも、評判を聞きつけた客から相談が。妻がいつの間にか双子の妹と入れ替わっているのではないかというのだ。安楽椅子探偵(アームチェアディテクティヴ)ならぬベッドの中で推理するソープ嬢――奇才の自在な発想が生み出した異色作!(『泡姫シルビアの探偵あそび』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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死体置場の舞踏会 |
都筑道夫 |
1998/3/20 |
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妻の依頼で不倫中の夫を尾行していた私立探偵・西連寺剛は、当の夫・桑原にあっけなく見破られて面食らう。そればかりか愛人のマンションに同行を求められ、その愛人は殺されていた。しかもそれは、妻であるはずの依頼人だった!(「砂時計」)。西連寺は、男と女の事件の真相をクールに浮き彫りにしていく……。ミステリーの名手の傑作探偵小説、ここに復活! |
価格:500円(税込 525円) |
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世紀末鬼談 |
都筑道夫 |
1987/5/20 |
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だれも見たことのない世紀末の地図です。そこでは、夜ふけの自動販売機が、あなたに反逆し、商店街の迷子が数分間で、おとなの死体になります。いっそうの恐怖に、目のくらむ結果もあれば、明快な解決に、ほっとする結末もあります。絶妙な話術の12編。 |
価格:500円(税込 525円) |
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証拠写真が三十四枚 |
都筑道夫 |
1987/2/20 |
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ここに展示された三十四枚の証拠写真は、いずれも重大事件のもので、一冊の本として、公開されるのは、今回がはじめてである。恐怖にみちた狂気の事件、しみじみとした市井の事件、笑いにみちたわが家の事件、みんなが知らない未来の事件、短編の名手ツヅキが撮ったショッキング・フォトを、あなたは見ずにいられるか。 |
価格:400円(税込 420円) |
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西洋骨牌探偵術 |
都筑道夫 |
1986/8/20 |
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鍬形修二はカード占いを生業とする。死んだ兄の書斎のなかにアメリカ製のタロット・カードと英文の解説書があったので、独学で“にわか占い師”をはじめることになったのだ。これが面白いほど当たる。客の相談事次第では、つい親身になって、私立探偵に早変わり……。ミステリーの名手が卓抜な着想を駆使し、読者を堪能させる! |
価格:500円(税込 525円) |
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毎日が13日の金曜日 |
都筑道夫 |
1989/6/20 |
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浅草に28階のホテル『ハイライズ下町』が開業して、早くも一年。ホテル専属探偵(ディック)こと田辺素直元刑事の仕事も板についてきた。だが彼は子供の扱いは苦手。というのに19階の女性客が、「7歳の息子が消えてしまった!」とわめきだして……。高層ホテルを舞台に次々と起こる怪事件。そのたびに勘が冴えるオムニバス・ノベル。 |
価格:500円(税込 525円) |
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殺人現場へ二十八歩 |
都筑道夫 |
1989/1/20 |
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28階のホテル『ハイライズ下町』が国際通りに華ばなしくオープンした。ロビーは従来と同じで、人間模様の縮図となった。掏摸も忍び込み、コールガールも現れる。果たせるかな開業早々、奇妙な事件が発生! ホテル専属探偵こと田辺素直元刑事の名推理が冴え、事件ごとに読者の期待を高めていく。浅草風俗も活写した名作! |
価格:500円(税込 525円) |
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ちみどろ砂絵 |
都筑道夫 |
1997/6/20 |
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江戸は日本橋川の渡し舟から男が消えた。男は下手人で、両岸を岡っ引きたちがしっかり見張っていたから謎は深まるばかり。ここで登場するのが「なめくじ長屋」に住む砂絵かきのセンセー。長屋の大道芸人たちを手足に使い、名推理で事件を見事に解決していく〔「よろいの渡し」〕。推理小説界に旋風を巻き起こし「ベストワン」と絶賛された、シリーズの記念すべき第一作! |
価格:500円(税込 525円) |
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まだ死んでいる |
都筑道夫 |
1988/10/20 |
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メゾン多摩由良五階の空室に死体が転がっている。不動産屋と客が知らせに駆けつけるあいだに、なんと死体が消えていた。目の錯覚か。そうではない。死体は地下の駐車場で見つかった(!?)。以後、あちこちから死体が現れて、また消える。この奇妙な事件に滝沢紅子と青年探偵団が挑戦! 著者が死体消失の仕掛け(トリック)で読者を魅了。 |
価格:400円(税込 420円) |
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からくり砂絵 |
都筑道夫 |
1996/10/20 |
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掃きそうじをするからくり人形が、箒のかわりに脇差で大の男を斬りころした!?(「血しぶき人形」)。富士山のような巨石に座敷の中で押しつぶされていた男……(「小梅富士」)。さらには、江戸の怪事件を名推理で見事に解決してきた、ご存じ砂絵のセンセーが雷門前で凍死(こごえし)んでしまった?!(「粗忽長屋」)。通理奇異(とりっきい)な傑作揃い! |
価格:500円(税込 525円) |
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さかしま砂絵 |
都筑道夫 |
1999/1/20 |
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雨がそぼ降る日暮れ時、本所を歩いていた若旦那が「おいてけえ」の声とともに消えうせた。これぞまさしく本所七不思議「置いてけ堀」!? とくれば、江戸の怪事件を見事に解決してきた砂絵かきのセンセーの出番だ。その真相は? 〔「置いてけ堀」〕 切れ味鋭い推理、あっと驚く結末、精緻な江戸の風物描写で読者を魅了しつづける傑作シリーズ! |
価格:500円(税込 525円) |
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デスマスク展示会 |
都筑道夫 |
1991/3/20 |
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トラベル・ライター雪崩連太郎、初登場。その「たわけた神」「幽霊塔」は、取材先での妖しく、怪異な体験で読者を魅了する。また「お年玉殺人事件」はコーコこと、おなじみの滝沢紅子が大活躍。さらに「手のひらの夜」「環魂記」などの六編は、いずれも苦く、恐ろしく、ノスタルジックな余韻を残す会心作ばかり。この一冊は都筑ワールドを知る貴重な展示会だ。 |
価格:400円(税込 420円) |
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あやかし砂絵 |
都筑道夫 |
1996/7/20 |
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夜鷹が次々に殺された。顔をメッタ刺しにされて(「夜鷹ころし」)。絵師が、自ら描いた屏風の虎に啖いころされた!?(「人食い屏風」)――江戸の町に起こる怪事件に乗り出すのは、おなじみ神田橋本町・なめくじ長屋の砂絵のセンセーと大道芸人たち。 |
価格:400円(税込 420円) |
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きまぐれ砂絵 |
都筑道夫 |
1996/4/20 |
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江戸は神田橋本町・なめくじ長屋に住む砂絵かきのセンセーのもうひとつの特技。それは長屋の大道芸人たちを手足に、鋭い推理で難事件を見事に解決、礼金をせしめること。そのセンセーが、花見の席で人殺しの下手人に!? 大変(てえへん)だ! 時代小説と推理小説の醍醐味を同時に堪能できる人気シリーズ、待望の第六弾は全篇落語仕立て。 |
価格:400円(税込 420円) |
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グロテスクな夜景 |
都筑道夫 |
1990/12/20 |
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「宅配幽霊」「わたくし雨」「会社消失」「円盤銀座」「鏡よ鏡」……と、ふしぎな国の幻燈館に入ったように鮮やかなショート・ショートが52点。あなたの眼を奪い、いつの間にか恐怖の世界へ誘い込む。題して『五十二枚の幻燈たね板』。ほかの5編の恐怖短編小説を加えて面白さを倍増した。都筑道夫ファンには手放せない秀作怪談集。 |
価格:400円(税込 420円) |
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かげろう砂絵 |
都筑道夫 |
1992/7/20 |
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四谷にある老舗の呉服屋の座敷に、亡くなった先代の主人とおかみが現われたり、米沢町の江戸染屋の娘が、龍神さまの申し子だという噂が広まったり……。この摩訶不思議な謎に挑むのが、おなじみ砂絵センセーと陽気ななめくじ連中。江戸の庶民風俗を背景にドラマは展開する。『半七捕物帳』の正統をつぐこの連作シリーズは、著者の代表作で、ライフワークでもある。 |
価格:400円(税込 420円) |
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まぼろし砂絵 |
都筑道夫 |
1992/2/20 |
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神田明神の祭礼があと10日後に迫った日、山車の人形が盗まれた。牛若丸が退治した熊坂長範を象った人形で安価な代物ではない。誰がなぜ盗み出したのか?「こりゃ大ごとだ」。なめくじ長屋の住人たちが犯人さがしにのりだした。つづいて密室の土蔵で人殺し事件が起こったりして……。江戸風俗を背景に幻想と怪奇が交錯するなか、砂絵センセーの名推理が次々と展開! |
価格:600円(税込 630円) |
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おもしろ砂絵 |
都筑道夫 |
1991/10/20 |
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江戸は神田の橋本町。ご存じ“なめくじ長屋”に住む、ものごいや大道芸人たちが、砂絵のセンセーの指揮で、礼金めあてにとき明かす、奇妙な事件。――神田白壁町の履物問屋の長男が行方不明になった。5日目に大川で発見された水死体は、若い女の衣裳をまとい、島田のかつらをかぶっていた!? 江戸風俗と推理的手法を組み合わせた異色の捕物帳シリーズ。 |
価格:600円(税込 630円) |
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髑髏島殺人事件 |
都筑道夫 |
1987/9/20 |
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鬼才・都筑道夫が自信満々でおくる本格的な長編パズル小説。名うてのシェフが、古今東西の、ミステリィの謎を材料にブラック・ジョークで味付けして、グルメに差し出す豪華なフルコースといってもいい。話は呪われた推理小説をめぐる連続殺人事件に紅子と青年探偵団が、軽妙・脱線・逆転・恐怖と波乱に富んだ大活躍を――。著者15年(当時)ぶりの記念すべき書下ろし作品である。 |
価格:600円(税込 630円) |
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いなずま砂絵 |
都筑道夫 |
1988/7/20 |
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探偵役は岡っ引でも与力でもない。神田の貧乏長屋に住む砂絵のセンセーだ。これが大変な人気者。同じ住人の大道芸人、ものもらいなどが、「それ事件!」となると情報を集め、センセーはホームズばりの名推理を発揮する。 |
価格:600円(税込 630円) |
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ときめき砂絵 |
都筑道夫 |
1988/4/20 |
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神田の貧乏長屋につどう大道芸人ものごい連中が、砂絵のセンセーの指揮でとりくむ事件のかずかず。江戸風俗と現代推理をくみあわせて、『半七捕物帳』の正統をつぐ著者のライフワーク、ここに登場! |
価格:600円(税込 630円) |
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絵の消えた額 |
都筑道夫 |
1991/8/20 |
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かくれんぼで鬼から身体を隠していたら、いつの間にか消えてしまった子。恋人の声がして、目を凝らすと、別れた女房の顔がある。友人の危篤で駈け付けると、何もなく、首を傾げて帰宅したら、心臓発作の報が届く。ページをめくるごとに文章の妖しさに囚われていく。著者自ら名付けて、ふしぎ小説。掲載の12編は240冊の作品群から著者が厳選した、その神髄である。(『ミッドナイト・ギャラリー』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
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南部殺し唄 |
都筑道夫 |
1990/10/20 |
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御無沙汰いたしました。滝沢紅子でございます。わたしと友人の春江さん、岩手県の遠野を旅していま盛岡にいるんです。父の用事も兼ねて、物見遊山にやって来たのに、座敷わらしが出るっていう旧家の土蔵で、お婆さんが消えてしまったり、殺人事件が起こったりで、もう大変! でも犯人は私たちが探り当てなくっちゃ……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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秘密箱からくり箱 |
都筑道夫 |
1990/4/20 |
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首のない男と女が激しくからみあったり、マンションのエレベーターが化けものだったり、死んだはずの女につきまとわれたり……。また見知らぬ婦人から預かった、奇妙な人形がまきおこす、多感な少年が体験した異常な世界。いずれも夢か幻か、はたまた妄想の産物か。凝った趣向と絶妙な話術で、あなたを虜にする恐怖小説集。 |
価格:700円(税込 735円) |
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前後不覚殺人事件 |
都筑道夫 |
1989/9/20 |
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自動車修理工場あとで、高校生が殺された! 死体は背中を刺されているのに、現場には凶器がない。おまけに、奇妙奇天烈、矛盾にみちた四重密室の中なのだ!? いまどき、ディクスン・カーなんてはやらない。熱血猛進探偵タミイは、主役の紅子以上に“密室”に興奮している。絶好調、滝沢紅子シリーズ第三弾。 |
価格:500円(税込 525円) |
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