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飛竜の如く |
広瀬仁紀 |
1996/6/20 |
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明治34年、19歳の小林慶太(のちの五島慶太)は、大望を抱いて上京した。苦学の末、農商務省の官吏となり、事業家への足がかりをつかむ。持ち前の強引さで、デパート、ホテル、観光業と、次々に事業を伸ばしていった。そして、西武コンツェルンの総帥・堤康次郎との鎬を削る企業戦争が展開した……。“強盗慶太”と仇名され、東急を一代で築き上げた男の生き様。 |
価格:400円(税込 420円) |
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犯罪銀行 |
広瀬仁紀 |
1994/5/20 |
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最大手都市銀行・大隅銀行の支店長である海江田は、本店の指示で水口なる者と接触を持った。その男は意外にも株価操作を目論む仕手筋だった。彼への過剰融資が始まった。一方、ライバルの三田銀行では、会長自ら大隅銀行を不正融資のスキャンダルに陥れるために、水口に接近。だが、一枚上手の彼は!? 都市銀行のサバイバル戦を描きバブル経済破綻の裏を暴く! |
価格:400円(税込 420円) |
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総裁の椅子 |
広瀬仁紀 |
1993/8/20 |
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次期総裁選に保守党の派閥の領袖三人が立候補した。彼らが討論するテレビ特別番組の最中、候補者の一人、明智信克が突然倒れ、病院で死亡した。死因は毒殺だったが、マスコミの報道を恐れた東京地検特捜部は病院発表を心不全とさせ、警視庁に極秘捜査を命じた。そして容疑者に大物代議士が浮上!? 権謀術数を尽くし最高権力を狙う男たちを待ち受ける罠! |
価格:600円(税込 630円) |
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独りだけの役員会 |
広瀬仁紀 |
1987/11/20 |
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東協証券のワンマン社長、渡辺哲夫は、実力専務の牧田不二夫に後を譲ったが、代表権を持つ会長としてとどまり、財界での活動に野心を抱く。有力政治家に接近、政府諮問機関委員のポストにも就いた。が、彼の会社を資金パイプにしようと、総会屋の代議士が群がり、組織は崩壊寸前! 証券界のドス黒い内幕を暴く震撼の長編企業小説! |
価格:700円(税込 735円) |
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永田町仕手集団 |
広瀬仁紀 |
1995/6/20 |
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同和証券の道原浩は、行きずりの女・小牧真由美と情事を楽しんだ。その一年後、彼は“爆弾男”の異名をとる政治家・芝草謙三に呼び出され、彼の秘書である真由美が、道原を強姦罪で告訴すると脅かされた。困惑する道原に、告訴取り下げの条件として芝草がつきつけたのは、“裏情報の提供”であった……!? 永田町で繰り広げられる「悪の論理」を抉る傑作長編推理! |
価格:700円(税込 735円) |
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銀行消滅 |
広瀬仁紀 |
1992/11/20 |
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「銀行冬の時代」を迎えた。東京に本店を持つ大友銀行、その頭取、大友尚久は、突然に大蔵官僚の意思決定として、金融再編成の話を聞かされた。具体的には、東京に地盤作りを目指す関西のライバル銀行への吸収合併を意味していた。その場では、何の条件も出さずに「了承」を装った大友であったが……!? 醜くも権謀術数の限りを尽くす、新銀行誕生の裏側を敢然と描破! |
価格:700円(税込 735円) |
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総理大臣の椅子 |
広瀬仁紀 |
1986/6/20 |
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衆議院選挙で、保守党は野党に圧勝した。第二次田岡内閣も磐石の備えを固めたように思えたが、現実は主流・反主流の議員数が互角になったため、党内抗争が激化した。そんな折り、情報屋の大物・小比木正道の射殺死体が発見された。 金の集め方、敵の弱点の突き方、敵を味方にする秘策など、権謀術数の限りを見せる総裁選内幕小説! |
価格:700円(税込 735円) |
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ベンチャー・ビジネスの神話 |
広瀬仁紀 |
1984/10/20 |
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今、ブームのベンチャー・ビジネス。急成長の裏にはおのずと限界があった。ハード、つまり、生産部門を持たないからである。 ベンチャー・ビジネスの雄“ユニバーサル・ハイテク・ゼロ”はハードに狙いをつけ、“東洋釣具”というメーカーの乗っ取りを謀るが……!? 企業人の葛藤をスリリングに描く、著者得意の長編ビジネス小説! |
価格:700円(税込 735円) |
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仕掛け屋 |
広瀬仁紀 |
1989/8/20 |
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菊亭忠俊には、大きな野望があった。一流大学を優秀な成績で卒業しながら、大阪・北浜にある小さな地場新聞社に入社。そこで、証券会社の裏表を体得すると、独立し、「株式投資研究所」を設立した。そしてついに政界工作を企て、危険な賭けに出た……!? 株と政治の世界のカラクリを描く、長編経済ピカレスク衝撃作! |
価格:700円(税込 735円) |
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乗取り屋(上) |
広瀬仁紀 |
1988/10/20 |
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紅蓮の炎に包まれ、阿鼻叫喚の地獄と化した「ホテル・ニュー赤坂」を背に、社長の榊原文麿は無表情に空を見つめた。――酒乱の父のために、赤貧の少年時代を送った榊原は、東京のメリヤス問屋へ奉公に出た。そして、徹底した倹約によって貪欲に金を儲けた。“乗取り屋”と異名をとる男の栄光と挫折――長編企業ピカレスク! |
価格:700円(税込 735円) |
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乗取り屋(下) |
広瀬仁紀 |
1988/10/20 |
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榊原文麿はわずか十八歳で「榊原商店」を設立した。「殺られる前に殺れ!」太平洋戦争のどさくさで荒稼ぎした資金をもとに、老舗・伊丹屋百貨店を手始めに、次々と有力企業の経営権を狙う。そしてついに、「ホテル・ニュー赤坂」の経営権を掌中にした! 野望に生きる男の栄光と挫折を描く長編企業ピカレスクの傑作! |
価格:700円(税込 735円) |
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悪の決算 |
広瀬仁紀 |
1985/4/20 |
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渡来元彦(わたらいもとひこ)、44歳、東亜デパート経理部課長。彼が、田園調布にプール付きの豪邸を建てた。推定総額、1億6千万円。年収数百万円の彼に、なぜそんな大金があるのか。驚くべきカラクリが……!? 汚職、横領、暗闘……それは、現代企業にとって「必要悪」なのか? 企業小説の第一人者が、企業犯罪者たちの実体を抉る、異色の情報小説! |
価格:600円(税込 630円) |
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約束された明日 |
広瀬仁紀 |
1991/7/20 |
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関東大震災の翌年、帝国瓦斯に入社した宗方は、同期入社で経済界の大立者を祖父に持つ沢村に必要以上のライバル意識を抱いていた。やがて二人は、現場(エンジニア)と営業という違った分野で、次代の帝国瓦斯を担う実力者に育っていった。そして遂に社長決定の時期を迎えた……!? 非情なビジネスの世界を生き抜く男たちの凄絶な闘いを描いた、長編企業ピカレスク! |
価格:700円(税込 735円) |
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銀行疑獄 |
広瀬仁紀 |
1990/6/20 |
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銀行が我が世の春を謳歌した時代は終わった。冬の時代を迎える各行は、地方自治体の指定金融機関の地位獲得を最後のターゲットとした。その指定は法律により一行と定められているため、銀行のメリットは計り知れない。自治体幹部への猛烈な裏工作、ライバル銀行との虚々実々の駆け引き――銀行間の暗闘を描く衝撃の企業小説! |
価格:600円(税込 630円) |
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