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怪談部屋〈怪奇篇〉 |
山田風太郎 |
2002/5/20 |
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怪談というものは、理におちてはこわくない。あとで合理的解決というものをくっつけては面白くない。徹頭徹尾、荒唐無稽なものでなくてはならない。怪談を成功させるには、天才的文章力と、一種病的性格の持主でなければなるまい(著者)。奔放な想像力を縦横無尽に駆使した、まさしく風太郎奇想小説のこれが真髄。20篇収録。巻末に少年篇5篇と緊急追加2篇も同時収録! |
価格:800円(税込 840円) |
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達磨峠の事件〈補遺篇〉 |
山田風太郎 |
2002/3/20 |
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本書には、著者のデビュー作である「達磨峠の事件」の他、様々な中・短編ミステリーを収録した。懸賞小説に応募して当選した作品や、ショート・コントの傑作。さらには、「青春探偵団」や「笑う肉仮面」の原型ともいうべき「青雲寮の秘密」と「肉仮面」。戦前・戦後の世相を背景にしながら、次々と発表した作品の数々。風太郎ミステリーワールド堂々の最終巻! |
価格:800円(税込 840円) |
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笑う肉仮面〈少年篇〉 |
山田風太郎 |
2002/1/20 |
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ある夜、大富豪織部家の長男・弓太郎少年は、財産を狙う3人の悪党によって顔に奇怪な手術をされてしまった。そして遠くの島に流された。そこで出会った少女とともに、老手品師に育てられ成長する。7年後、15歳になった少年は、生まれ故郷にやってきたが……(表題作)。幅広いジャンルの作品を持つ著者が、少年・少女のために描いた異色の名作15編を収録! |
価格:800円(税込 840円) |
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男性週期律〈セックス&ナンセンス篇〉 |
山田風太郎 |
2001/11/20 |
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5人の医学生によって結成する「刺絡会」が、とんでもないことを始めた。男の性欲にも、ある一定の周期があるはずだ。この仮説を証明するため、3年間、交合と手淫を禁じ、自然に夢精する回数を調べるという。このバカバカしくも涙ぐましい実験の結末は……?(表題作)人間というものの悲しき限界を、荒唐無稽な発想で描く。SF的味わいのある17篇収録 |
価格:800円(税込 840円) |
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天国荘奇譚〈ユーモア篇〉 |
山田風太郎 |
2001/9/20 |
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奇想天外な悪戯を企む悪童4人が、寄宿舎・青雲寮の屋根裏に「天国荘」と名付けた遊び部屋を作った。彼らはそこを参謀本部と呼び、教師いじめのさまざまなアイデアを練る。最初の標的は数学の教師で、その名も糞便攻撃なる途方もない作戦だった(表題作)。度肝を抜く着想と空想力、大胆不敵な悪戯を奔放に描く、ユーモアと皮肉のきいた青春小説。他6篇収録 |
価格:800円(税込 840円) |
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戦艦陸奥〈戦争篇〉 |
山田風太郎 |
2001/9/20 |
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日本海軍のシンボルとして不沈を誇りながら、瀬戸内海で謎の沈没を遂げた戦艦「陸奥」。その「陸奥」を巡り、巡洋艦「白馬」の艦長、設計者、そして砲撃を命じた旗艦の艦長の子供たちが辿った数奇な運命とは……。人間の繰り返す普遍的な愚行を、実際の事件を取り入れて描く(表題作)。―太平洋戦争末期から敗戦後の世相を背景に、極限下の人間模様を活写! 他10篇収録。 |
価格:800円(税込 840円) |
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棺の中の悦楽〈悽愴篇〉 |
山田風太郎 |
2001/7/20 |
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殺人と公金横領の秘密協定で、突然千五百万円が転がりこんできた男。彼は愛していた女が結婚してしまったことから、人生観が逆転した。大金を餌に、期限付きで次々と女を換えていく。男は快楽の果てに死を決意していたが……(表題作)。狂気の淵にまで追いつめられた男と女の心の変遷、倒錯した心理。著者独特のアイロニーが光るホラーミステリー傑作集! |
価格:700円(税込 735円) |
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夜よりほかに聴くものもなし〈サスペンス篇〉 |
山田風太郎 |
2001/5/20 |
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「それでも……おれは手錠をかけねばならん」――ベテラン刑事の八坂は、犯罪者のやりきれない事情に理解を示しながらも、犯人に手錠をかける。人間の裏表、抵抗と復讐、犯罪者の心理を描く10話(表題作)。千変万化する話の手練手管は、技巧が技巧で終わらぬ厚みがあり、読者を虜にする。まさに風太郎ミステリーの真骨頂! 10話からなる表題作を含め、全13篇収録。 |
価格:700円(税込 735円) |
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十三角関係〈名探偵篇〉 |
山田風太郎 |
2001/3/20 |
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本書は、山田風太郎が生んだ唯一の名探偵、酔いどれ医者・荊木(いばらぎ)歓喜の活躍する長・短編集である。いずれも昭和24年から31年にかけて発表された。動機、トリック、心理描写等々に古びたところはなく、時代を超えて生きつづける本格ミステリーといっても過言ではない。奇想天外な発想と、無差別級の面白さをもつ風太郎ワールドは、きっとあなたを魅了するにちがいない。表題作を含め、全9篇収録! |
価格:700円(税込 735円) |
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眼中の悪魔〈本格篇〉 |
山田風太郎 |
2001/3/20 |
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一九四七年、東京医科大学に在学中であった著者が、探偵小説誌の懸賞募集に投じた「達磨峠の事件」が入選。ミステリー作家としてデビューを果たす。以後、四九年に本書に収録した「眼中の悪魔」「虚像淫楽」の二篇で、日本探偵作家クラブ賞を受賞。一般には、五八年から開始された「忍法帖」シリーズが爆発的ブームを呼び、時代小説作家として著名であるが、人間心理の綾を鋭くついたミステリーも多数発表している。長短十篇収録。 |
価格:700円(税込 735円) |
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