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信 虎 |
武田八洲満 |
1987/8/20 |
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内戦に明け暮れ、飢饉や疫病に悩む甲斐は、乱国であった。十四歳で守護の地位に就いた武田信虎は、甲斐統一を目指し、苦闘の道を歩む。信玄の父であり、“悪逆無道”の汚名を被(き)せられた武将の悲劇を描く傑作。 |
価格:700円(税込 735円) |
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修禅寺物語 |
岡本綺堂 |
1992/3/20 |
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かつて源頼家の墓に詣で、寺に残る頼家の仮面にヒントを得て、戯曲「修禅寺物語」を書いた岡本綺堂。十数年後、ふたたび訪れた頼家の墓前で、戯曲にゆかりの深い人々の幻影に出会う。 |
価格:500円(税込 525円) |
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東福門院和子(まさこ) |
徳永真一郎 |
1993/4/20 |
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二代将軍秀忠(ひでただ)の末娘和子が後水尾(ごみずのお)天皇女御(にょうご)として入内(じゅだい)した。折りしも、「禁中並公家諸法度」による厳しい規制に遭い、朝廷・公家社会は江戸幕府に強い反感を抱いていた。だが、天皇と仲睦まじく、天真爛漫な愛らしさを持つ和子に、周囲の人々も次第に打ち解けてくる……。 |
価格:800円(税込 840円) |
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闇の本能寺 |
中津文彦 |
1993/11/20 |
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“信長殺しは光秀ではない。歴史に隠された闇の人物がいた!” 殺戮と破壊を繰り返し、「天魔」と呼ばれた信長は、憎悪と恐怖の対象だった。そして、比叡山焼き討ちを機に、信長殺害を目指してついに闇の人物が動いた。 信長の死を望む大物は多いが、謀略と密計の渦巻く信長殺しの真相に、読者(あなた)は戦慄するにちがいない……。歴史推理に著者独自の新境地を拓いた、渾身の力作。 |
価格:700円(税込 735円) |
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燈 台 鬼 |
南條範夫 |
1991/8/20 |
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遣唐副使として唐に渡ったまま行方不明となった父・石根(いわね)を求め、道麻呂(みちまろ)はかの地へ赴いた。二十数年の歳月を経て、ようやく出会った父は、あまりにもおぞましい姿に変わり果て……。 直木賞受賞の表題作のほか、オール新人杯第一回受賞作「子守りの殿」、異色作「水妖記」など初期の作品六編を収録。直木賞受賞までの歴史小説をすべて網羅した、巨匠の原点! |
価格:600円(税込 630円) |
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よろづ情ノ字 薬種控 |
花村萬月 |
2012/7/20 |
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将軍綱吉の世。凄腕の薬屋で、性にまつわる秘薬・秘具を商う情ノ字は、人を信じない。心を許すのは愛犬・鞆絵のみ。しかし、夜鷹のおしゅんには、違った。惹かれた。女に厭きれば捨て、まとわりつけば殺す。そんな人生を送ってきた情ノ字だが、おしゅん、鞆絵との生活は彼を変えてゆく。一方、性や生きることの気鬱から逃れたい人々は情ノ字の処置を望み……。苛酷な運命に挿入される目映い「まことの情」。充実の時代小説。 |
価格:1000円(税込 1050円) |
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