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本所次郎『仮面銀行』  
長編経済小説
仮面銀行 本所次郎 1997/7/20
創業者・小桧山誠造(こひやませいぞう)のワンマンぶりから光和相互銀行は乱脈経営に陥っていた。さらに小桧山の亡き後、実権を握っていた“四人組”と小桧山ファミリーとの間で利権を賭けた“お家騒動”が生じる。その事実を日銀と大蔵省が察知し、光和相銀はやがて自主再建か救済合併かの道を迫られるが……。金融バブルの源(みなもと)を描き、激動する今日の金融システムをいちはやく捉えた快作。
価格:600円(税込 630円) 購入

清水一行『株価操作』  
長編経済小説
株価操作 清水一行 2000/5/20
津上修二との結婚を控えた滝沢麻衣子が突然姿を消した。勤務先の極東(きょくとう)製薬には長期休暇届が出されている。行方を探し始めた津上は、怪しげな業界紙で働く旧知の具坂英史(ぐさかえいじ)から「3年前、杉並区で起きた轢(ひ)き逃げ事件を調べろ」と示唆(しさ)された……。また極東製薬は過去に2度、株価操作の疑惑がもたれていた。津上が明らかにする驚くべき事実とは!? 傑作長編経済推理。
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『相続人の妻』  
長編企業小説
相続人の妻 清水一行 2000/3/20
兜町の名門証券・玉文(たまぶん)グループは、相場師・玉木文吉(たまきぶんきち)が一代で築き上げた。文吉亡きあと、長男の由晴(よしはる)がグループの中心企業・玉文証券を、弟の耕司は系列の玉文産業を継ぐ。……バブル崩壊の不況下、玉文証券が経営危機に陥ると、由晴は責任逃れに終始。耕司が協力する代わりに経営責任を問うと、兄弟は敵対関係に。ここに名家の出、由晴の妻が絡み骨肉の内紛劇が起こった。
価格:500円(税込 525円) 購入

門田泰明『重役たちの勲章』  
企業小説傑作集
重役たちの勲章 門田泰明 1998/9/20
南部流通グループの総帥・高見政次は、隠密裡に、八王子市郊外を訪れていた。造成された土地の片隅に立てられた小さな看板には、「河内事務所建設予定地」、と記されている。関西資本・河内功助の関東への殴り込みの拠点であった。価格破壊で首都圏進出を狙う河内に、高見はグループの総力を結集して迎撃態勢に入った。意外な結末を迎える、東西流通鬼の壮絶戦!
価格:400円(税込 420円) 購入

清水一行『派閥渦紋』  
長編企業小説
派閥渦紋 清水一行 1999/12/20
日本有数の財閥系生保・結城生命相互。その結城家に唯一の男子として生まれた結城正男は、不義の子ゆえに傍系の昭和製鉄に勤務していた。いつか重役として迎えられるという夢、その可能性が皆無だと思い知った正男は、目標を切り替え昭和製鉄内での出世を目指す。そして熾烈な派閥抗争の渦中に、積極的に身を投じていくのだが……。大勝負に出た一課長の賭けは!?
価格:500円(税込 525円) 購入

門田泰明『擬装重役』  
長編企業小説
擬装重役 門田泰明 1998/7/20
ジェームズ・奈村は、「ナムラ醸造」を創業し、年商8千200億円の企業に成長させた立志伝中の日系二世だ。その奈村が、彼の右腕ともいうべき、取締役経営戦略室長の吉岡五郎を呼び付けた。新たに進出したビール部門の累積赤字900億円への対策でだった。初めて敗北を味わった男が下した厳命は? 殉職者をも出す凄じい企業間の修羅場の果てまでを描き切る!
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『銀行恐喝』  
長編経済小説 文庫オリジナル
銀行恐喝 清水一行 1999/9/20
北九州N県の地銀・西海(さいかい)銀行は、融資の停止などの業務の見直しを進めていた。そして頭取の久慈悟(くじさとる)は、取引先の怨みを買った。その一泊ゴルフは、闇の世界が仕掛けた罠だった。同伴ホステスのマリコと、裸で絡(から)んだ写真。久慈は嵌(は)められた。たった数葉の写真が、巨額の不正融資事件へとつながった。銀行と闇世界の拘(かかわ)り、銀行の旧弊な体質を、白日の下(もと)に晒した傑作。
価格:500円(税込 525円) 購入

門田泰明『官僚たちの勲章』  
長編企業小説
官僚たちの勲章 門田泰明 1998/2/20
世界最大級のプロジェクトに挑(いど)む高級官僚とビッグビジネス集団。企業の勇気と官僚の叡知(えいち)が、実現不可能と言われた巨大プロジェクトに火花を散らして迫っていく。激突する男たちの正義と情熱。ヒタヒタと忍び寄る死の影。老獪(ろうかい)な政治家の“悪”と、ドス黒い粘液質な闇の力に、官僚と企業が一丸となって立ち向かう迫真の男のドラマ!(『華麗なる曝葬』改題)
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『真昼の闇』  
長編企業小説
真昼の闇 清水一行 1999/7/20
業界トップの野々宮(ののみや)証券。ここになぜ、真昼の暗黒時代は訪れたのか? 日陰のポストにいた岡田勇次に対する突然の辞令は、出世への跳躍台だった。抜擢したのは土岐邦明(ときくにあき)。シャープでスマートな証券マンとは正反対の土岐は、しかしなかなかのやり手だった。岡田は土岐の派閥に組み込まれ、出世の階段を昇ったが……。日本的な企業体質を人間ドラマに描いた傑作。
価格:500円(税込 525円) 購入

門田泰明『成り上がりの勲章』  
企業小説傑作集
成り上がりの勲章 門田泰明 1997/12/20
年商1千億円を上げる企業の取締役経営企画室長、小柳義彦(こやなぎよしひこ)。まだ三十代の彼はワンマン社長に仕え、多店舗化推進の総指揮を執っていた。その彼が、店舗候補地の真正面に宿敵(ライバル)企業が店舗建設の準備に入ったことを知らなかった。彼は社長から最大級に愚弄(ぐろう)され、幹部会で処分辞令を受けた。屈辱に打ち震えながらも、敵の撃退を誓う! 企業戦士の凄まじい執念(しゅうねん)を描く。
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『花 の 嵐(上・下合冊版)』  
長編経済小説 《小説 小佐野賢治》
花 の 嵐(上・下合冊版) 清水一行 / /
戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治。箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収や、ボロ会社の立直しに発揮する手腕の数々。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)や田中角栄との出会いなど波乱(はらん)の生涯を描く大作。
価格:1000円(税込 1050円) 購入

清水一行『花 の 嵐(下)』  
長編経済小説 《小説 小佐野賢治》
花 の 嵐(下) 清水一行 1999/5/20
小佐野賢治の鋭い先見性と的確な経営方針、潤沢(じゅんたく)な資金力。彼の財力に依存し、人は経営状態の悪いボロ会社を押しつけたが、賢治はそれらの会社を後年必ず、優良企業に変身させた。そんな賢治の前に、彼の運命を大きく左右する男が現われた。新進政治家の田中角栄(たなかかくえい)である。この男を、自分の手で一国の総理にしたいという夢。……一代の傑物(けつぶつ)の波乱(はらん)の生涯を描く大作。
価格:600円(税込 630円) 購入

清水一行『花 の 嵐(上)』  
長編経済小説 《小説 小佐野賢治》
花 の 嵐(上) 清水一行 1999/5/20
戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治に大きな飛躍の機会(チャンス)が訪れた。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)との出会いである。五島に勧(すす)められた箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収、これが賢治にツキをもたらした。熱海、山中湖に所有のホテルが駐留米軍の休息所に指定され、膨大な家賃が支払われたのだ。賢治は次に運輸事業へ乗り出した。
価格:600円(税込 630円) 購入

江波戸哲夫『亀裂─老朽化マンション戦記』  
長編情報小説
亀裂─老朽化マンション戦記 江波戸哲夫 2004/2/20
築20年、50世帯のマンションに建替え計画が持ち上がった。管理組合副理事長のやり手営業マン・山上(やまがみ)は、あるもくろみから推進派の急先鋒。猫と暮らす独身OL・恭子(きょうこ)や、家族の想い出と生きたい独り暮らしの老女・貞子(さだこ)らは反対派。住民同士の攻防戦は、それぞれの家庭の事情を明らかにしていく。現実的な社会問題と、根幹となる人間を活写する意欲作!(『マンション戦争』改題)
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『社内情事』  
傑作企業小説
社内情事 清水一行 1999/3/20
“浮気でもしたら?”課長職にあって心身ともに疲労する夫を気づかった妻の一言は、まさに悪魔(あくま)の囁(ささや)きだった。部下とベッドをともにする男。ありふれた社内情事に、崩(くず)れはじめるサラリーマンの心理。――男と女の物語を濃密(のうみつ)なエロチシズムで描きながら、企業やサラリーマンの経済活動と、人間社会の本質を鋭く見抜いた傑作企業小説。
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『事件屋悠介』  
長編経済小説
事件屋悠介 清水一行 1998/12/20
三十坪の部屋に黒皮のソファ、さまざまな娯楽設備を完備した豪華な事務室。これが大洞悠介(おおぼらゆうすけ)の誇るオーロラ商事だ。だが、その業務内容はもっと奇抜だった。汚職情報をネタに汚職の元凶(げんきょう)に喰い込み、その上前(うわまえ)をハネる。悠介は、建設汚職に連座し、勤務先のY県庁を首になった。そして一念発起であみ出した究極の金儲けの秘法が、この仕事だったのだ。快進撃が続くが……?
価格:600円(税込 630円) 購入

清水一行『出世運の女』  
傑作企業小説
出世運の女 清水一行 1998/9/20
シガ化学工業常務取締役の高沢秀雄(たかざわひでお)は、55歳のとき、小肥りで平凡な容貌の料理屋仲居(なかい)と、ふとしたはずみで関係を持ったことから運命が変わった。筆頭専務、副社長、社長という出世の階段を一気に駆け上がったのだ。社長の権力を利し私腹を肥やす高沢に、女が告げた言葉とは……?(表題作)――。企業人の中の人間的な部分、その心理を的確に捉えて描く異色作品集。(『取締役の首』改題)
価格:500円(税込 525円) 購入

山田智彦『青年の領域』  
長編ビジネス小説 《ビジネスエリートへの道》
青年の領域 山田智彦 1989/3/20
三宅謙一(みやけけんいち)、岡田徹男(おかだてつお)、高川明夫(たかがわあきお)が富国(ふこく)銀行横浜支店に就職して4年2カ月経(た)つ。揃って26歳。同じ業務渉外係で競(きそ)いながら、今は自分の足で歩いている。だが実態は転職を策したり、大口融資に勇んだり、恋に悩んだりの日々。やがて三人は配属が変わり新しい出発に燃えた。――銀行員の著者がビジネスマンの行き方を活写する!
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『三人の賢者』  
長編企業小説
三人の賢者 清水一行 1998/7/20
エアライン・日空ビルの28階取締役室。そこでは名誉会長、会長、社長、3人の老人が、後継社長人事をめぐって暗闘を繰りひろげていた。トップの確執を、社員は息を詰めて見守った。前途に不安を抱き緊張がみなぎっていた……。「その女、スパイかもしれないぞ」上司の邪推に、経営企画室の岡弘文はたじろいだ……。巨大企業の中に息づく人間群像を鮮烈に描く力作。
価格:500円(税込 525円) 購入

清水一行『裏  金』  
長編経済小説
裏  金 清水一行 1998/5/20
年間五、六十億円の裏金。政治家への成功報酬、受注競争の工作資金はここから捻出される。アイダ建設の柏木はある日、業務企画部長を命ぜられた。それは、本来ないことになっている金、裏金の管理が仕事だった。そして贈賄が発覚、柏木の日常は一変した。逃亡生活、彼を追う殺し屋(ヒットマン)。――現代社会の暗部、ゼネコン汚職の構図を、「裏金」をテーマに鮮やかに描いた傑作。
価格:500円(税込 525円) 購入

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