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政界献金部長 |
豊田行二 |
1989/7/20 |
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冴えない身形の老人が、ホテルの特別室(スイート・ルーム)へ向かう。そこには総理と秘書が打ち合わせ中だった。SPが老人の行方を制した。「花山清五郎です」。すると、総理が笑顔で花山を部屋へ迎え入れて、「衆参同時選挙もあり得る。どうぞよろしく」。老人の異名(ニックネーム)は“ミスター政治献金”。日本の保守党を堕落させた金の入手法を白日の下に曝す内幕小説!(『ニッポン献金部長』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
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乗取り屋(上) |
広瀬仁紀 |
1988/10/20 |
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紅蓮の炎に包まれ、阿鼻叫喚の地獄と化した「ホテル・ニュー赤坂」を背に、社長の榊原文麿は無表情に空を見つめた。――酒乱の父のために、赤貧の少年時代を送った榊原は、東京のメリヤス問屋へ奉公に出た。そして、徹底した倹約によって貪欲に金を儲けた。“乗取り屋”と異名をとる男の栄光と挫折――長編企業ピカレスク! |
価格:700円(税込 735円) |
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乗取り屋(下) |
広瀬仁紀 |
1988/10/20 |
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榊原文麿はわずか十八歳で「榊原商店」を設立した。「殺られる前に殺れ!」太平洋戦争のどさくさで荒稼ぎした資金をもとに、老舗・伊丹屋百貨店を手始めに、次々と有力企業の経営権を狙う。そしてついに、「ホテル・ニュー赤坂」の経営権を掌中にした! 野望に生きる男の栄光と挫折を描く長編企業ピカレスクの傑作! |
価格:700円(税込 735円) |
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報復倒産 |
渡辺一雄 |
1989/9/20 |
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大岩昭平は闇屋から薬品メーカーに成長したワンマン社長。社風刷新のため、役員と労組が結託し、社長追放策を練りだした。大岩も負けてはいない。高値で株を売った後、内紛を流布して株価を暴落させる。社長の座は譲った。だが、制がん剤成功のニセ情報で、再び大混乱を……。悪徳経営者が社員を手玉にし、倒産へ導く残酷小説。 |
価格:500円(税込 525円) |
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頭 取 室 |
清水一行 |
1984/11/20 |
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東京・赤坂のホテルで、山城幹夫は新しい“獲物”である女子行員を待っていた。彼にとって女は、出世欲をそそる刺激剤にすぎない。山城は業界でも五指に入る勧業相互銀行の専務である。だが、殿村頭取は、山城を後継者から外そうと画策する……。銀行界を舞台に、男の野心を迫真の筆致で描く企業小説の白眉! |
価格:800円(税込 840円) |
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小説 金満代議士 |
豊田行二 |
1992/4/20 |
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真木学は官僚出身の代議士だ。欧州経済の視察団長に選ばれる。短期間の各国訪問は早朝から行動しなければ…。だが、彼は晴れ姿のPRのため、予定を無視し、昼過ぎにタラップに立った。懐には派閥のボスからの小遣いと関係会社の餞別が唸る。「国のため」と叫ぶたびに私腹は肥えるばかり……(第一話・金満代議士)。 元代議士の秘書だった著者が全読者に公開した極秘小説集! |
価格:700円(税込 735円) |
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残酷な昇格 |
渡辺一雄 |
1988/8/20 |
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縁談を断ってまで出世に賭けたキャリア・ウーマンを描く『残酷な昇格』。名家令嬢の誘拐事件にからむ熾烈なホテル戦争を衝く『罠の代償』。京都・西陣の老舗へ婿養子作戦を図った勤め人(サラリーマン)の策謀を暴く『許せない男』。どの作品も、企業の非情さと人間の葛藤をからませた臨場感が胸を打つ。長い通勤生活を経た著者ならではの白眉の傑作集。 |
価格:600円(税込 630円) |
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悪の決算 |
広瀬仁紀 |
1985/4/20 |
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渡来元彦(わたらいもとひこ)、44歳、東亜デパート経理部課長。彼が、田園調布にプール付きの豪邸を建てた。推定総額、1億6千万円。年収数百万円の彼に、なぜそんな大金があるのか。驚くべきカラクリが……!? 汚職、横領、暗闘……それは、現代企業にとって「必要悪」なのか? 企業小説の第一人者が、企業犯罪者たちの実体を抉る、異色の情報小説! |
価格:600円(税込 630円) |
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地獄への階段 |
津本 陽 |
1988/4/20 |
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一流企業のエリートサラリーマンだった神野泉と菱田隆三は、あやしげな不動産会社の新人研修会で初めて知り合った。そこで思わぬ大金を手に入れた二人は、かつて自らをワナに陥れた取り込み詐欺の完全犯罪を計画、被害者から加害者へと変身した…。 実際に起きた日本最大の知能犯罪に鋭く迫る長編力作。 |
価格:600円(税込 630円) |
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逆転の歯車 |
清水一行 |
1990/5/20 |
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航空機疑惑のため国会の証人喚問に立たされた井関弘志は放心状態にあった。糾弾を受けるなか、総合商社・山紅の専務取締役まで翔け昇った自分の半生をふと振り返っていた。入社十年目の春に到来した一大チャンス……。航空機疑惑の渦中で翻弄されるエリート商社マンの栄光と挫折を鋭く抉った、長編企業小説の衝撃作! |
価格:700円(税込 735円) |
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小説 ビール戦争 |
大下英治 |
1994/5/20 |
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「乾杯!」景気よくビールの栓が抜かれる。どの社のどの製品と特に望む人は少ない。それなのに、シェアの差が歴然と表れるのだ。さらに個性的な地ビールも登場する。本書は大手四社でいちばん苦戦していたアサヒビールをコクとキレを謳い文句に立て直し、ユニークな経営手腕で後継者を守り立てた樋口廣太郎に肉薄、業界の真相を抉る。ビール通必読の爽快小説!(『奇跡への挑戦』改題) |
価格:800円(税込 840円) |
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課長の操 |
渡辺一雄 |
1989/7/20 |
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百貨店の花房宣伝課長が、部下の野川に囁きかけた。「相談にのってくれ。今晩、喫茶店で待っている」と。用件は、「ネクタイ売場の嵯峨景子君を紹介してくれ」。 善良で気の弱い課長でも浮気の虫が騒ぐらしい。だが野川と景子は婚約中である。困って。さて、結末は?(「課長の操」)。表題作のほかに会社員(サラリーマン)の喜怒哀楽を満載! |
価格:600円(税込 630円) |
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約束された明日 |
広瀬仁紀 |
1991/7/20 |
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関東大震災の翌年、帝国瓦斯に入社した宗方は、同期入社で経済界の大立者を祖父に持つ沢村に必要以上のライバル意識を抱いていた。やがて二人は、現場(エンジニア)と営業という違った分野で、次代の帝国瓦斯を担う実力者に育っていった。そして遂に社長決定の時期を迎えた……!? 非情なビジネスの世界を生き抜く男たちの凄絶な闘いを描いた、長編企業ピカレスク! |
価格:700円(税込 735円) |
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虚々実々 |
本所次郎 |
1995/8/20 |
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御巣鷹山にジャンボ機墜落! これを機に、国営「日本国際航空」に政財界を巻き込む権謀術数の嵐が――。社長・高山の責任を問う取締役・五代と、高山を守る会長・峰村。騒動を利用しようとする国航民族派幹部。こうして、熾烈な企業内戦争の幕が切って落とされたのっだった。 経済界の裏側を熟知する著者が、大企業の仮面を剥ぎ、暗部を描破した衝撃のモデル小説! |
価格:700円(税込 735円) |
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乗 取 り |
清水一行 |
1990/7/20 |
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「どうしておれに……」スワン油脂工業社長室主査の緒方孝也は、上司の密命を受け、土曜の夜、トラックを走らせていた。これが巧妙な謀略、ユダヤ資本によるM&M(企業買収)の発端であった。孝也の不倫の相手・佐和子の行動にも謎が? 〈表題作〉――現代資本主義の非情と、男の熱い人生をダイナミックに描いた傑作集。 |
価格:700円(税込 735円) |
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海軍こぼれ話 |
阿川弘之 |
1990/10/20 |
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●なぜ負けた●大蔵省は海軍省●人のいやがる軍隊に●坊さんパイロット●ネルソンと東郷●海軍糞尿譚●女たちの大東亜戦争 徴兵されて陸軍に入隊する事を危惧して、海軍を志願した著者が、名著『山本五十六』『軍艦長門の生涯』には書けなかった海軍を、豊富な体験を基に人間味たっぷりに描く、“わがネイビー賛歌”。 |
価格:600円(税込 630円) |
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狂った脂粉 |
梶山季之 |
1987/1/20 |
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私立高校の教師・壬生源太郎は、不良学生に暴力制裁を加えて職を去った。泥酔する壬生は、スカウトされて、〈栄光プロ〉所長・牧村博史の下で働くことになる。栄光プロは、アメリカ系化粧品会社が、極秘裏に日本上陸を狙う、その先兵だった。商売仇を蹴落とせ! 壬生はあの手この手の策動を開始する。“調べた小説”の決定版! |
価格:600円(税込 630円) |
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スクール・ウォーズ |
馬場信浩 |
1985/12/20 |
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「落ちこぼれ」と呼ばれ、「ツッパリ」と疎んじられていた生徒たちが、高校ラグビーで日本一になった! 監督のひたむきな情熱と手腕が、荒涼した学園の若者たちに目的を与え、計りしれないエネルギーを引き出した。――これは、教科書だけでは解決できない教育の原点を、スポーツを通して問い直した、注目のドキュメントである。(『落ちこぼれ軍団の奇跡』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
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巨億の構造 |
渡辺一雄 |
1989/1/20 |
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葛城仙渓(かつらぎせんけい)は、門弟350万人をかかえる華道・葛城流の家元である。京都府下の小都市に本拠をもつが、歴史は古く、日本最大級の組織を築き上げた。だが、内部の腐敗は目を覆うばかり……。手形の乱発、脱税容疑、夫婦の亀裂、兄弟の争いと、花にそむく醜さである。 著者は何やら実在しそうな仙渓の身辺をサスペンス風に追跡した。 |
価格:700円(税込 735円) |
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財界重鎮 |
清水一行 |
1988/7/20 |
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私鉄、デパート、ホテル業など巨大な大和(やまと)グループの総帥・遠山慶一郎には、二年後、経友会代表幹事、つまり財界重鎮の椅子が待っていた。しかし彼の次男がつぎつぎに起こす問題が……。(表題作) 謎に満ちた殺人事件や、複雑にからみあった経済社会を描きながら、現代に生きる人間たちの姿を鮮烈に写しとった傑作小説集。 |
価格:700円(税込 735円) |
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