|
|
|
|
飛ぶ教室 |
ケストナー 丘沢静也/訳 |
2006/9/20 |
|
|
孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家セバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。同じ寄宿舎で生活する5人の少年が、先生の正義さん、謎のピアニスト禁煙さんとの交流の中で、友情を育み、信頼を学び、成長していく物語。大人と子供の深い友情とユーモアに心温まる。『エミールと探偵たち』など児童文学で有名なドイツの国民作家ケストナーの代表作。(『DAS FLIEGENDE KLASSENZIMMER』改題) |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
|
ちいさな王子 |
サン=テグジュペリ 野崎 歓/訳 |
2006/9/20 |
|
|
砂漠に不時着した飛行士「ぼく」の前に突然現れた不思議な少年は、ちいさな星からやってきた王子だった。わかりあい、やがてかけがえのない友人になったとき、王子は自分の星に帰ることを告げる……。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。飛行士としての経験豊富なサン=テグジュペリにこそ紡ぐことのできた色褪せることのないファンタジー。(『LE PETIT PRINCE』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
宝島 |
スティーヴンスン 村上博基/訳 |
2008/2/20 |
|
|
港の宿屋「ベンボウ提督亭」を手助けしていたジム少年は、泊まり客の老水夫から宝の地図を手に入れる。大地主のトリローニ、医者のリヴジーたちとともに、宝の眠る島への航海へジムは出発する。だが、船のコックとして乗り込んだジョン・シルヴァーは、悪名高き海賊だった……。胸躍る展開と個性的な敵役、臨場感あふれる描写。新訳では少年の成長に光をあて、大人の読み物として甦る。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
カラマーゾフの兄弟1 |
ドストエフスキー 亀山郁夫/訳 |
2006/9/20 |
|
|
父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが……。 |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
|
|
|
カラマーゾフの兄弟2 |
ドストエフスキー 亀山郁夫/訳 |
2006/11/20 |
|
|
ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。 |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
|
|
|
カラマーゾフの兄弟3 |
ドストエフスキー 亀山郁夫/訳 |
2007/2/20 |
|
|
ゾシマの死に呆然とするアリョーシャ。しかし長老の遺体には、信じられない異変が起こる。いっぽう、第2巻で〈消えて〉いたミーチャは、そのころ自分の恥辱をそそぐための金策に走り回っていた。そして、ついに恐れていた事態が。父フョードルが殺された! 犯人は誰なのか? |
価格:800円(税込 840円) |
|
|
|
|
|
カラマーゾフの兄弟4 |
ドストエフスキー 亀山郁夫/訳 |
2007/7/20 |
|
|
11月初め。フョードル殺害犯として逮捕されたミーチャのまわりで、さまざまな人々が動きだす。アリョーシャと少年たちは病気の友だちを見舞い、イワンはスメルジャコフと会って事件の「真相」を究明しようとする。そして裁判で下された驚愕の判決。ロシアの民衆の真意とは何か! |
価格:1000円(税込 1050円) |
|
|
|
|
|
カラマーゾフの兄弟5 |
ドストエフスキー 亀山郁夫/訳 |
2007/7/20 |
|
|
「エピローグ」では、主人公たちのその後が描かれる。彼らそれぞれに、どんな未来が待ち受けているのか……。訳者・亀山郁夫が渾身の力で描いた「ドストエフスキーの生涯」と「解題」は、この至高の名作を味わうための傑出したすばらしいガイド=指針となるにちがいない。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
車輪の下で |
ヘッセ 松永美穂/訳 |
2007/12/20 |
|
|
周囲の期待を一身に背負い猛勉強の末、神学校に合格したハンス。しかし、厳しい学校生活になじめず、次第に学業からも落ちこぼれていく。そして、友人のハイルナーが退校させられると、とうとうハンスは神経を病んでしまうのだった。療養のため故郷に戻り、そこで機械工として新たな人生を始めるが……。地方出身の優等生が、思春期の孤独と苦しみの果てに破滅へと至る姿を描いたヘッセの自伝的物語。(『UNTERM RAD』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 |
O・ヘンリー 芹澤 恵/訳 |
2007/10/20 |
|
|
めまぐるしいオフィス風景をユーモラスに描く「多忙な株式仲買人のロマンス」、若く貧しい芸術家たちの姿を描いた「最後の一葉」、表題作の「1ドルの価値」。O・ヘンリーはアメリカの原風景とも呼べるかつての南部から、開拓期の荒々しさが残る西部、大都会ニューヨークなど、さまざまに舞台を移しながら多彩な作品を生み出した。世界各国で読み継がれる代表作のほか、知られざる作品も新訳で登場。心に染み入る珠玉の23編。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
スイングアウト・ブラザース |
石田衣良 |
2012/1/17 |
|
|
ゲームメーカーのプログラマー・矢野巧、信用金庫の顧客係・小林紀夫、清涼飲料水の営業マン・堀部俊一の3人は、大学時代の同級生。ほぼ同時に彼女に振られてガックリきている彼らが、あこがれていた先輩・河島美紗子がはじめた男性向けエステの第一期特待生に。見た目だけでなく内面も磨き上げ、目指すはずばり、モテ男。空振り三人組は美紗子が揃えた講師たちが用意する課題の数々をクリアし、見事モテ男になれるのか!? |
価格:1000円(税込 1050円) |
|
|
|
|
|
声出していこう |
朝倉かすみ |
2010/8/25 |
|
|
僕らの街は非常事態の真っ只中。通り魔事件が発生したのだ。犯人は駅の構内でナイフを振り回し、十数名を負傷させ逃亡、まだ捕まっていない。にもかかわらず、この街の住民たちが考えていることといえば――。未解決事件があった街の人々の「つぶやき」がすれ違ったとき、心のドラマが走り出す。『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞した、朝倉かすみが贈る、シニカルでユーモラスな連作小説集。 |
価格:1000円(税込 1050円) |
|
|
|
|
|
田村はまだか |
朝倉かすみ |
2010/11/20 |
|
|
深夜のバー。小学校のクラス会3次会。男女5人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たちのこと。それにつけても田村はまだか。来いよ、田村。そしてラストには怒涛の感動が待ち受ける。2009年、第30回吉川英治文学新人賞受賞作。傑作短編「おまえ、井上鏡子だろう」を特別収録。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
純平、考え直せ |
奥田英朗 |
2011/1/25 |
|
|
坂本純平。男気溢れる憧れの兄貴のためなら何でもするが、困ってる人を見ると放っておけない。そんな彼が組長から受けた指令は、邪魔な組の幹部を殺して男になること。決行まで3日。命令どおり決行するのか? お前の青春って、人生って、何なんだ? 今、何を感じている? 悲哀と爆笑のちんぴらストーリー。紙の本と同時発売、かつ400円もお得! 直木賞作家の新刊がいきなり電子版で! |
価格:1000円(税込 1050円) |
|
|
|
|
|
ライダー定食 |
東 直己 |
2008/2/20 |
|
|
誰にも愛されず、孤独に苛まれてきた彰子は、会社を辞め北海道へツーリングの旅に出た。目指すは道東・冊琢内(サッタクナイ)湖畔にある一軒のカフェ。大自然と人々のぬくもりは、彰子の心を救ってくれるのか?(表題作) 納豆かき混ぜ箸という過酷な運命を巡り、翻弄される箸たちの葛藤を描く「納豆箸牧山鉄斎」ほか、諧謔(かいぎゃく)とブラックユーモアに満ちた傑作奇想小説6編を収録。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
ひたすら奇妙にこわい話 |
阿刀田 高/選 |
2007/7/20 |
|
|
アメリカ・オハイオ州の半分眠ったようなのどかな町。日本での仕事に疲れきった私は、恋人とこの町に暮らしはじめた。たっ、たっ、たっ、たっ……。深夜に何者かが走る音が聞こえる。思いきって外に出ると、そこには、黄色いスクールバッグを背負った金髪、青い瞳、ソバカスだらけの少年が……。(最優秀作)大好評シリーズ、通算第7弾。ますます冴える奇妙なこわさ! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
女医彩子の欲望クリニック |
志賀 貢 |
1995/11/20 |
|
|
彩子は自分の患者の病名を「3H(スリーエイチ)―シンドローム」と名付けた。3Hとは何の略なのか。彩子は、ヘッド(頭)、ハート(心臓)、ヘモ(痔(じ))の略だと医局長に説明するが、本当の意味は……!? (「駆け込み病棟」より) 医療現場では時として、男と女の人間模様が浮きぼりになる。そこで働き成長していく若き女医の姿を描いた傑作4編。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
子犬のように、君を飼う |
大石 圭 |
2009/1/20 |
|
|
悦楽の街マカオ。小説家は束(つか)の間の自由な時間を楽しんでいた。カジノで大勝している時、日本語で声をかけてきた美しい中国人の少女。娼婦を買ったことなど一度もなかった彼は、魅入(みい)られたようにホテルへと連れ帰ってしまう。それは、甘美な地獄への入口だったのか――。30歳も年下の少女との蜜月の先に待っていた運命とは? 異端の純愛を描いた、究極の恋愛小説。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
鳥辺野にて |
加門七海 |
2008/10/20 |
|
|
悪行を尽くしてきた男が、老いさらばえ傷つき、葬送地の草叢(くさむら)にうち棄てられていた。死を目前にした者と、死体から着物を剥(は)いで売るためにやってきた男が出会ったとき――。(表題作)。とある表具師(ひょうぐし)が語る、古びた一双の屏風絵をめぐる恐ろしくも切ない怪異譚(「墨円」)。磨き抜かれた文章が紡ぎ出す美しき夢幻の数々。書下ろし作品を含む12編を収録。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
放 蕩 記 |
佐藤正午 |
2008/10/20 |
|
|
私はなぜ小説を書くのか。お金のためである。――処女作が新人賞を取って売れまくり、使っても使ってもお金が入ってくる“ぼく”、海藤正夫(かいどうまさお)。昼も夜もなく、酒と女に溺れる放蕩の日々。それは果てしなく続くと思われたが、ある日金が底をつき、あっけなく終わる。どん底の中、小説家が見つけた真実とは? 各章ごとに文体が変貌する、佐藤正午のみに書きうる傑作。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|