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能登はやさしや鬼までも |
辻 真先 |
1998/8/20 |
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作家の田辺浩三に、推理劇執筆の依頼が舞い込んだ。舞台は能登で、犯人はこの女でと、あらかじめ指示がある。奇妙な設定がもうひとつ。「死体は、高い崖の上に生えた松の木に、御陣乗太鼓の鬼面をつけて首を吊っていること」自然の密室である。ただし、「謎をどう解くか」の部分は白紙。困惑した浩三は、能登へ旅立った。いわくありげな美人女優をお伴に連れて……? |
価格:600円(税込 630円) |
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野薔薇の殺人者 |
藤田宜永 |
1997/7/20 |
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「私」中里雄一は、コンビニエンス・ストアの店員である。深夜に事件が舞い込み、行き掛りで「探偵」を引き受けることがよくある。監禁された娘の救出、ニセ札偽造団にまつわる殺人……他人事には首をつっこまない、が身上の私が、いつも事件に深入りしてしまう。――冒険小説、恋愛小説でも才能を発揮し、大作、傑作を発表する著者が描く、ハード・ボイルドという原点。 |
価格:600円(税込 630円) |
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野比家の借金 |
坂口孝則 |
2012/10/20 |
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「子どもを持つなら、家は買わないほうがいい!?」「生命保険に入るくらいなら、預金したほうがいい!?」「相手の収入が低くても、結婚したほうがお得!?」――住宅購入、保険加入、結婚、子どもの教育、転職、独立・起業など、人生でぶつかるお金の大問題をどう解決すべきか? 失敗しない「決断」を導くための考え方を、国民的人気マンガを用いてやさしく解説する |
価格:571円(税込 600円) |
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伸びる社員・伸びない社員 |
山田智彦 |
1985/1/20 |
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高度成長から安定成長へ、攻めから守りの時代へビジネス社会の変貌は著しい。さらには高度情報化の変革がオフィス環境を変えている。“会社人間かマイホーム人間か”の選択は過去の神話、いまや第三の人間形成なくしてビジネスマンの未来はない。新時代を乗り切るため、新入社員ばかりでなく幹部社員にとっても必読の書。 |
価格:400円(税込 420円) |
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信 虎 |
武田八洲満 |
1987/8/20 |
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内戦に明け暮れ、飢饉や疫病に悩む甲斐は、乱国であった。十四歳で守護の地位に就いた武田信虎は、甲斐統一を目指し、苦闘の道を歩む。信玄の父であり、“悪逆無道”の汚名を被(き)せられた武将の悲劇を描く傑作。 |
価格:700円(税込 735円) |
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信長の女 |
松本利昭 |
1991/9/20 |
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「信長には何人も女がいたんだ」と言うと、ほとんどの人が、疑わしそうな顔をする。しかし信長には男女合わせて23人の子がいたのである。女性は、7人か8人かいたが、とりわけ愛し合った女性がいた。その女性吉乃が、産後の肥立ちが悪く29歳で死ぬと、信長が一晩中、泣き明かし、小牧山城の望楼から、墓の方角を望んでは涙ぐんでいた。 |
価格:700円(税込 735円) |
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信長を操った男 |
邦光史郎 |
1991/6/20 |
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群雄割拠し、非道罷りとおる戦国時代。血腥い争乱の世に、天下統一の凱歌を奏したのは、今川でも武田でもなく、冷酷な将・織田信長であった。桶狭間を血に染め、比叡山を炎の地獄絵図に変えた男……だが、信長の背後には、彼を操り、世を乱す怪しの幻術師・修羅丸がいた! かつてなき烈しい戦時を生きた梟雄たちと、夢幻の人世を描きだす、著者会心の大河小説。(『戦国夢幻帖』改題) |
価格:800円(税込 840円) |
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蚤とり侍 |
小松重男 |
2002/5/20 |
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「猫の蚤とりになって無様(ぶざま)に暮らせ!」――主君の逆鱗(げきりん)に触れた長岡藩士・小林寛之進(ひろのしん)は、淫売夫に身を落とす。唾棄(だき)すべき下賤な商売だと考えていたが、次第に世に有用で、むしろ崇高な仕事だと確信する。ところが、政権が変わり蚤とり稼業が禁止となった。禁令の撤廃に出向いた寛之進は、捕らえられ刑場に送られるが……(表題作)。江戸に生きた愛すべき男たち。全六篇! |
価格:500円(税込 525円) |
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野良女 |
宮木あや子 |
2009/7/25 |
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未婚、定職についている、親子ほど年が離れていない。そんな恋人が欲しいというのが、高望み?! 派遣、不倫、貧乏職人、DV男。このままで私、幸せになれる? 汚い居酒屋でも、安い酒でも、腹割ってしゃべれる友達がいれば、明日もなんとか頑張れる。アラサー女子5人の、魂からの叫びがこだまする。幸せになるまで死ねません! |
価格:1000円(税込 1050円) |
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のらねこ侍 |
小松重男 |
2000/6/20 |
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御先手同心・長谷川冬馬と妻の樹緒は、無類のねこ好きだ。夫婦には子がなく、子宝を祈願して回る寺院に住みつくのらねこを虎太郎と名づけて可愛がる。やがて二人に男の子が生まれ、虎次郎と命名した。ある夜、冬馬は床屋の帰り道、木天蓼(またたび)を用いてねこを狙う男を捕まえたことから思わぬ事件が……(表題作)。綿密な考証に基づき、趣向を凝らした極上作9編を収録。(『羅漢台』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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呪いの紙草履 |
和久峻三 |
1992/2/20 |
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古来より奥飛騨に伝わる呪殺の紙草履。ある日、その紙草履が家々の軒下に置かれ、村は騒然となった。毎日のように置かれる紙草履に、ついに女性がショック死し、その娘も吊橋から転落死した。赤かぶ検事は、被害者の家の主人が、飛騨・帰雲城の埋蔵金発掘に狂奔していることをつきとめ、事件は意外な方向へ。 表題作ほか3編を収録した、大好評シリーズ第2作! |
価格:600円(税込 630円) |
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呪いの鈴殺人事件 |
藤田宜永 |
2001/8/20 |
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横島総合病院の若先生に収まった誠は、診察するのが怖い、気弱な性格。当直の夜、急患が運び込まれるが、ほどなく、鈴の音を残して死んでしまう。その夜出会った、妖術師を名乗る大方総八郎は、その患者は呪術で殺されたと断言する。その後、鈴をめぐって怪事件が続発。鈴を操る呪力の正体は!? オカルト、コメディー、ミステリーが一体となって展開する快作。(『怨霊症候群』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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