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女医彩子のミステリー病棟 |
志賀 貢 |
1994/12/20 |
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ゆうれい? まさか? 彩子の髪が逆立った。うわさだが、ここ六本木の診療所に幽霊が出るという。東京の大歓楽街のど真ん中では、どんな事件だって起こる。……しかし、こんなミステリアスな難問も、女医彩子の親身でけなげで理知的な診断の敵ではない。――人の生と死を直視する場所。そこで悩み、推理し、そして発見する若き女医の姿を描いた、心を動かす物語。 |
価格:500円(税込 525円) |
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つがる弘前城殺人事件 |
中津文彦 |
2007/5/20 |
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中国からの覚醒剤(かくせいざい)密輸に絡む特命を帯びて、風間昭平は弘前中央署に赴任した。津軽(つがる)地方の食品加工場が拠点らしい。特捜班を編成し、内偵を進める中、リンゴ農園での男女の心中事件に遭遇、偽装殺人との見方が強まり、風間は苦悩する。殺人犯を追うか、人命を損なう覚醒剤の大規模な摘発を優先するか。津軽三味線(じゃみせん)が奏でる人間の心の闇。人情派・風間の決断は!? |
価格:500円(税込 525円) |
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十津川警部 ロマンの死、銀山温泉 |
西村京太郎 |
2005/5/20 |
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犯人1人あたり200万円を強奪する、妙な事件が連続した。十津川は、若い男女7人のグループ「ロマンの残党」の存在をつかむ。社会から落ちこぼれた彼らは、山形の銀山温泉に生活拠点を作ろうとしていた。ところが、その内の1人、金融強盗犯が殺され、さらに……。闇の組織も彼らを追っていたのだ! 背後で指示する黒幕の正体は? 十津川警部が真相に迫る! |
価格:500円(税込 525円) |
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横浜・修善寺0の交差 |
深谷忠記 |
2005/12/20 |
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一枚の肖像画が死を招(よ)んだのか――!? 慶明大学教授・服部の依頼で市倉画伯が描いた肖像画には、拭い去れない死相が浮かんでいた。服部がその絵を手にした翌日、秘書が死体となって発見される。そして、助手の佐久田がホームから転落し、服部の娘も修善寺温泉の密室の中で変死した――。岡本綺堂(おかもときどう)の名作「修禅寺物語」と奇妙な符合を見せる、息もつかせぬ連続殺人! |
価格:700円(税込 735円) |
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琥 珀 枕 |
森福 都 |
2006/11/20 |
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昔々、中国は東海郡藍陵(らんりょう)県。県令の子息、12歳の趙昭之(ちょうしょうし)は、徐庚(じょこう)先生の下で勉学に勤しんでいた。この先生、実はすっぽんの化身。その故か教育の術も独特、丘に登り市井の人事を観察させ世間を学ばせるというものだった。今日も2人が下界を覗き見ると……。不死の仙薬、人肉食、人面瘡。種々の怪異に、人々の欲が絡み事件は起きる。怪奇幻想ミステリー連作7編! |
価格:500円(税込 525円) |
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誉生の証明 |
森村誠一 |
2006/12/20 |
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スキーバスのダム転落事故から生還した四人の男女は、八ヶ岳の山荘で共同生活を始めた。名誉ある余生を生きようと、山荘は「誉生荘」と名付けられた。ところが、近隣に新興宗教団体の施設が建設され、突然立ち退きを要求される。その背後に軍隊と企業と政治家の黒い提携を感じ取った彼らは、人生の再建を賭け、敢然と立ち上がった。正義と人間の尊厳を描く力作! |
価格:600円(税込 630円) |
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風水火那子の冒険 |
山田正紀 |
2006/7/20 |
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7軒がひしめくラーメン横町で、料理評論家の田岡が殺害された。その日、全店を取材する予定だった彼は、奇妙なダイイング・メッセージを残していた……。死の間際、ある店ではトッピングのみを口にし、ある店では一口も食べなかったりと、不可解な行動をとっていたというが……。(「麺とスープと殺人と」)新聞配達員にして名探偵。美少女探偵の華麗なる推理4編。 |
価格:500円(税込 525円) |
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セリヌンティウスの舟 |
石持浅海 |
2008/5/20 |
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大時化(おおしけ)の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた6人の仲間。そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷(あお)って自殺した。遺された5人は、彼女の自殺に不自然な点を見つけ、美月の死に隠された謎について、推理を始める。お互いを信じること、信じ抜くことを、たったひとつのルールとして――。メロスの友の懊悩(おうのう)を描く、美しき「本格」の論理。 |
価格:400円(税込 420円) |
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横浜殺人事件 |
内田康夫 |
1992/6/20 |
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横浜でTVレポーターの女性と、会社員の男性が殺された。事件を探る横浜テレビの藤本紅子と被害者の遺児、浜路智子。二つの事件の接点を求めて、名探偵(ルポライター)・浅見光彦は外人墓地を訪れたが、そこには……!? 横浜を舞台にした童謡「赤い靴」と「青い眼の人形」に隠された秘密! 山下公園、金沢八景……旧(ふる)くて新しい街・横浜でくりひろげられる美しいミステリー。 |
価格:400円(税込 420円) |
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夕焼け小焼けで殺されて |
太田蘭三 |
2007/12/20 |
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忍び込み(ノビ)専門の泥棒・八島(やつしま)大二郎は、宝石商の事務所に盗みに入る。ところが、苦心して開けた金庫の中から転がり出たのは、男の死体だった! 殺人容疑をかけられた大二郎は、警察署から脱走、自ら真犯人捜しに奔走(ほんそう)する。続いて起こる、第二、第三の殺人――。北多摩署の名物刑事・蟹沢、相馬と密かに連携を取りながら探り出した、驚くべき真相とは? |
価格:500円(税込 525円) |
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二階堂警視 夜明けの殺意 |
斎藤 栄 |
1995/9/20 |
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1995年1月17日、払暁(ふつぎょう)。降って湧いたような天変地異の衝撃が神戸を直撃した。空前の大惨事に、兵庫県警の二階堂警視は、大熊刑事とともに、人命救助と盗犯防止に全力を傾ける。その最中、倒壊した家屋の中から、金融業者・金田中(きんたなか)マサルの刺殺体が発見された……。自らも“阪神大震災”の被害者である著者が、人名の尊さと、自然の脅威を活写。長編推理。 |
価格:500円(税込 525円) |
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水木警部補の敗北 |
笹沢左保 |
2000/3/20 |
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佐賀県多久(たく)市の山中で横浜在住の画家・井坂俊介が絞殺体で発見された。死亡時刻の2日前までともに写生旅行を楽しんでいたはずの妻・レイは死んだ井坂に対し、なぜか冷ややかな憎悪を見せる。2日前、夫婦に何が? だが、容疑者としてマークされたレイには、死亡時刻に完璧なアリバイが! 佐賀県警の“落としの達人”水木警部補の苦悶(くもん)。警察小説の傑作。 |
価格:500円(税込 525円) |
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歩け、歩け |
佐野 洋 |
2007/1/20 |
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娘が着メロに入れてくれた昔の唱歌「歩くうた」が、老父との思い出を甦らせた。ふとしたことで知った、子供時代の父の身に起きた事件とは?(表題作)子供はいらないと言い続けてきた夫が、突然「子供を作ろう」と言い出した。妻の脳裏を、15年前に起きたある殺人事件が過(よぎ)る――(「十五年目の子」)。読後、深く心に残る人生の機微(きび)。 |
価格:400円(税込 420円) |
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暗黒のスタートライン |
赤川次郎 |
1996/9/20 |
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杉原爽香、二十三歳の秋。大学を卒業して古美術店に勤めている爽香に、元BFの明男から突然の電話。在学中から付合っていた中丸教授夫人・真理子が、ホテルで密会中に殺されたという。無実だと言う明男を信じてかくまう爽香だったが、隠れ家から明男が姿を消した直後、第二の殺人が! 登場人物が一作ごとに年齢(とし)を重ね、成長していく人気シリーズ第9弾! |
価格:500円(税込 525円) |
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津軽殺人事件 |
内田康夫 |
1991/6/20 |
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都内のホテルで弘前(ひろさき)の古書店主が殺された。殺人現場から消えた太宰治の肖像画はどこに? 遺(のこ)されたメモ“コスモス、無残……”の意味は? 名探偵・浅見光彦は津軽へとぶ。被害者が主宰した「『津軽』を旅する会」に事件の鍵があるとにらみ、参加者を訪ね、そのコースを辿る。蟹田(かにた)─金木(かなぎ)─五所川原(ごしょがわら)……そこには奇妙な証言の数々が! 津軽半島を旅情豊かに描く本格推理。 |
価格:500円(税込 525円) |
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レイニー・レイニー・ブルー |
柄刀 一 |
2007/6/20 |
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怜悧な頭脳とシャープな風貌。そして、毒を含んだ皮肉な発言。車椅子の名探偵「熊ん蜂」こと熊谷斗志八(くまがいとしや)が、女性介護福祉士をワトソン役に、周囲で起きる不可思議な事件を推理する。障害者の抱えるさまざまな問題を背景に、やさしい視線と堅牢な論理が交錯する「柄刀本格」の白眉ともいうべき傑作連作集。著者が挑んだ最大の謎は、生きていることの、この奇跡だ! |
価格:700円(税込 735円) |
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甲州・ワイン列車殺人号 |
辻 真先 |
2007/11/20 |
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両親の留守をいいことに、トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)の息子・竜は、ガールフレンドのうずらとデートを楽しんでいた。そこへ、うずらの親友・手毬(てまり)が、人を殺して失踪したという連絡が! 被害者は、手のひらにミニチュアの手毬を握っていた……。さらに、『スーパーあずさ』の乗客の眼前で第二の殺人が起き、慎も事件に巻き込まれる……。好評トラベルミステリー。 |
価格:400円(税込 420円) |
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小樽発15時23分の死者 |
津村秀介 |
2006/12/20 |
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札幌のホテルで、美貌の女流画家が殺害された。被害者の周辺を捜査するうちに、容疑者として一人の人物が浮かび上がった。しかし彼には完璧なアリバイが。ルポライター・浦上伸介は、巧妙に偽装された容疑者の足取りを見事に暴くが、問題は凶器の所在だった。犯行に使われたその凶器には、絶対の不在証明があったのだ……。旅情&アリバイ崩しの傑作小説! |
価格:500円(税込 525円) |
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痙攣的(けいれんてき) |
鳥飼否宇 |
2007/5/20 |
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ロックバンド「鉄拳(てっけん)」が神話的存在になったのは、あまりにも衝撃的なデビュー公演のためだった。密室状態のライブハウス。演奏中、メンバー全員が突如姿を消し、ステージ上にはプロデューサーの死体が。メンバーの消失方法と、その後の行方は謎のまま……(「廃墟と青空」)。ロック、現代アート、マッド・サイエンスを舞台に展開される、痙攣的なまでに美しい本格推理! |
価格:500円(税込 525円) |
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さぬき金毘羅殺人事件 |
中津文彦 |
2006/12/20 |
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特命を受け、高松中央署に赴任した風間昭平は、珍しく平穏な日々を過ごしていた。金丸座(かなまるざ)のこんぴら歌舞伎を観劇した翌日、新興住宅地の海沿いの公園で、女性が刺殺された。その後、小豆島の沖合で見つかった死体は、風間の傍で落ち着きなく歌舞伎を観ていた男だった。二つの事件に繋がりはあるのか? 瀬戸内海と讃岐平野を舞台にした殺人事件。風間の推理は!? |
価格:500円(税込 525円) |
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