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愛の殺人気流 |
山村美紗 |
1994/5/20 |
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証券マン岩木和彦の前で、顧客が次々と殺される。第一の殺人のとき、彼にはアリバイがない。つぎの殺人では、残された体液の血液型から嫌疑がかかる。岩木を罠にはめようとする、黒い魔手!?……恋人江木鮎子をはじめ、華麗に女性遍歴を続ける岩木。その彼を待ち受ける第三の殺人と意表をつくドンデン返し! 証券業界を背景に、連続殺人と愛の種々相が交差する! |
価格:600円(税込 630円) |
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ラーメン殺人事件 |
嵯峨島 昭 |
1991/8/20 |
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味が評判のラーメン屋で、女店主が背中を刺されて絶命していた。事件発生! おなじみの酒島警視、平束刑事、人妻探偵・紫藤鮎子が額を寄せ合う。まず犯行現場に近い美容院の鏡で事の経緯を目撃した、ある夫人が重要証人に。すると彼女の指に被害者自慢のダイヤがピカリ。芥川賞受賞の覆面作家が、豊かな食通歴に推理の味を加えて面白く盛りつけをした連作集。 |
価格:600円(税込 630円) |
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超人探偵 南方熊楠 |
辻 真先 |
1996/6/20 |
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あの超人博物学者・南方熊楠が、現代に甦った? そして探偵になった!……「ワイドビュー南紀」の編集者・服部健太郎と妻の知香は、地元タウン誌の編集を手伝うため、和歌山へ向かった。そこで出会ったのは、いじめを苦に遺書を残して家出した中学生の事件。さらに、その遺書にあるとおりに起こる殺人! 健太郎は事件の解明に乗り出した。熊楠の推理の助けを借りて。 |
価格:600円(税込 630円) |
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ねじれた部屋 |
土屋隆夫 |
1995/6/20 |
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画家・泉弘人が、妻・道江の後を追って自殺!? 劇薬を服み、〈完全な密室〉で死んでいた泉の側には、奇妙な構図の絶筆が遺されていた! 妻の遺言をモチーフとしたその絵に、どんな意味が……。姪の湯本智子が謎に迫る!(「『罪ふかき死』の構図」) 短編推理の楽しさを「結末の意外性! フィルムの陰画(ネガ)が、一転して陽画(ポジ)に変わる瞬間にも似た驚き」と語る著者の珠玉集。 |
価格:700円(税込 735円) |
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遠い殺人者 |
藤田宜永 |
1996/11/20 |
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雨の六本木。そのバーで偶然旧友と出会い、加賀郁夫の記憶はあの時代へと遡った。およそ青春と呼べるものではなかった時代、仲間たち。……マリーと自称する美女をめぐって、仲間の一人が殺され、彼らは抜き差しならない事態に巻き込まれたのだ。学生運動の嵐、ミニスカート、ロックバンド。1969年に少年たちを襲った謎の事件!? 冒険とサスペンスあふれる傑作。(『明日なんて知らない』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
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黒い神座(みくら) |
森村誠一 |
1993/4/20 |
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ナンバーワン・ホステスが猫と心中!? さらに、事件の真相を知った男が行方を晦まし、農家の老人が命と壺を奪われた! 心中、失踪、殺人――新聞記者・勝野純一郎は三つの事件を結ぶ見えない糸を手繰り始めた。やがて、事件の背後に、資産家・栗須知良が投じた巨額の献金が見え隠れするのだが……。権力を独占し、神になるための完全犯罪。長編推理の会心作! |
価格:800円(税込 840円) |
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京都 釘ぬき地蔵殺人事件 |
和久峻三 |
1993/9/20 |
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京都・西陣。「釘ぬき地蔵」の賽銭箱の上で、血まみれの五寸釘が見つかった! その釘を奉納したのは、綴れ錦の老舗の五代目・月乙正次郎(つきおとしょうじろう)。なぜか、彼の行方もわからない……? ――事件だ。赤かぶ検事・柊茂はそう直感した。はたして、正次郎の絞殺死体が発見された! 五寸釘の謎と月乙一族の確執。赤かぶの推理が冴える長編に、オリジナル短編を併録! |
価格:600円(税込 630円) |
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富士六湖殺人水脈 |
浅黄 斑 |
1996/8/20 |
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山梨県上九一色村に出現した“富士六番めの湖”の底で、女性の全裸死体が発見された。被害者に巨額の生命保険をかけていた夫のアリバイは完璧に見えたが、警部補・篝俊輔は、聞き込みを続けるうちに、8年前、自らの恋人が暴行され殺された未解決事件との接点を見いだした……。絶妙のストーリー展開、新鮮な発想、松本清張の系譜を引き継ぐ傑作推理小説!(『富士六湖まぼろしの柩』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
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美人キャスターは殺し屋 |
胡桃沢耕史 |
1997/2/20 |
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「残忍な殺され方をした女子高生殺害事件の犯人が、精神鑑定の結果無罪になりそうだ」知的美人と評判のテレビキャスター松平みどりは、その原稿を読みながら怒りで唇が震えるのを覚える。彼女は、自ら主宰する「殺人を研究する会」のメンバーにその怒りをぶちまけた。そして、会は思わぬ方向へ……!? 現代版「闇の仕置き人」の活躍を描く直木賞作家の痛快物語。 |
価格:600円(税込 630円) |
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その灯を消すな |
島田一男 |
1987/2/20 |
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奥日光の近くに、純血の乱れを怖れて、よそ者に限りなき憎悪をいだいている平家村があった。弁護士、南郷次郎は、その平家村に縁のある旧友、那須正彦から遺産相続についての相談を受けた。しかし、その手紙を受け取ったとき、那須はすでに死んでいた。南郷は、神秘と怪奇に包まれた平家村に起こった連続殺人の謎に挑む。 |
価格:600円(税込 630円) |
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上を見るな |
島田一男 |
1986/10/20 |
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南郷次郎は刑事弁護士。親友の懇願で九州島原半島の虻田の津へ向かう。当地の名門・虻田家の複雑な相続問題解決のためだ。途端に事件が! 有力相続人が落石で頭を砕かれ、程なく次の有力者も金槌で頭を割られる。犯人は「上」を狙う癖らしい。死者は四人に……。親友の生命も危ない。危機の中で南郷の勘が冴えた。 |
価格:700円(税込 735円) |
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媚薬の旅 |
土屋隆夫 |
1996/1/20 |
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少年少女がつぎつぎに自殺する。しかし、その動機が判明しなかった。彼らはなぜ死を選ぶのか?……それを解き明かしたのは芥川龍之介だった。(「芥川龍之介の推理」)――「人間が生み出す謎を、心理学者や精神科医とは違う、推理作家の目で、人間の心の深奥にひそむ隠された謎を探り、それを推理小説の手法で解明する。……」と語る著者の、短編、珠玉の作品集。 |
価格:700円(税込 735円) |
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絵の消えた額 |
都筑道夫 |
1991/8/20 |
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かくれんぼで鬼から身体を隠していたら、いつの間にか消えてしまった子。恋人の声がして、目を凝らすと、別れた女房の顔がある。友人の危篤で駈け付けると、何もなく、首を傾げて帰宅したら、心臓発作の報が届く。ページをめくるごとに文章の妖しさに囚われていく。著者自ら名付けて、ふしぎ小説。掲載の12編は240冊の作品群から著者が厳選した、その神髄である。(『ミッドナイト・ギャラリー』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
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永田町仕手集団 |
広瀬仁紀 |
1995/6/20 |
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同和証券の道原浩は、行きずりの女・小牧真由美と情事を楽しんだ。その一年後、彼は“爆弾男”の異名をとる政治家・芝草謙三に呼び出され、彼の秘書である真由美が、道原を強姦罪で告訴すると脅かされた。困惑する道原に、告訴取り下げの条件として芝草がつきつけたのは、“裏情報の提供”であった……!? 永田町で繰り広げられる「悪の論理」を抉る傑作長編推理! |
価格:700円(税込 735円) |
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殺人者に内定を |
山浦弘靖 |
1994/11/20 |
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この物語は、ある無名大学のサークルの仲間たちが主人公である。無名大学であるために就職活動に苦労し、必死に内定を目指す彼ら。そんななかで、殺人事件は起こった! 被害者はサークルのOBで企業のリクルーター。就職に絡んだ怨恨か? それとも?――大学生の揺れる心を見事に捉え、就職vs.学生という今日的な問題にサスペンスタッチで迫った傑作推理! |
価格:600円(税込 630円) |
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黒百合の棺 |
山村美紗 |
1987/6/20 |
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女性同士の愛(レズビアン)を誓った百合が死んだ。呆然とする石田麻美……。百合の手紙から、彼女が旅行中、正体不明の五人の男に犯され、それが死の原因になったことを知った麻美は、復讐を決意! 美貌を武器に、男を破滅と死に導く。その計画は成功するかにみえたが……。揺れ動く女心を、流麗な筆致(タッチ)で描いた、異色ミステリー力作! |
価格:700円(税込 735円) |
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琵琶湖別荘殺人事件 |
山村美紗 |
1991/3/20 |
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琵琶湖畔の白い別荘。キャサリン主催のホームパーティで惨劇は起きた。大山弁護士の息子春彦が毒殺されたのだ! 招待客は、弁護士、病院長、社長、デザイナーなど九名。この中に殺人犯がいる!? 事件直後、何者かによって届けられた数字の暗号をもとに、犯人を追うキャサリンと恋人の浜口。呪われた別荘を舞台に、新趣向を凝らした傑作本格推理。 |
価格:500円(税込 525円) |
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京都疏水迷路殺人事件 |
和久峻三 |
1992/12/20 |
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香原夫妻が新幹線で間違えたバッグに、鶏卵大のダイヤが!? ダイヤは国際犯罪組織が盗み、組織のエイジェント氏家道彦が手下を使って運んでいたものだ。京都で逃走する香原夫妻に、死の追跡を始めた氏家。警察や赤かぶ検事が全ルートに捜査網を張るが、氏家はなぜか京都入りを果たし、夫婦に接近した! 翻弄される赤かぶ検事の逆転推理。 |
価格:600円(税込 630円) |
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人妻小雪奮戦記 |
浅黄 斑 |
1996/4/20 |
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薬師寺小雪は才媛の誉れ高い29歳のピアノ教師。自宅のある神戸のニュータウンで殺人事件が! 反抗当時、鳴っていたチャルメラの音色がいつもと違うことに気づいた小雪は……(「哀しきチャルメラ」)。そしてあの大震災。次々と起こる事件に、小雪は持ち前の向こう気の強さと正義感、行動力で立ち向かう。 神戸在住の著者が自らの体験も投影させた異色ミステリー! |
価格:600円(税込 630円) |
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月光の岩稜(がんりょう) |
梓 林太郎 |
1996/7/20 |
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八ヶ岳の一峰、天狗岳で血染めのパジャマが発見された。血痕はかなり以前のものだ。事件か事故か?――長野県警諏訪署の刑事・道原伝吉らの捜査むなしく、真相は藪の中だ。道原は、数カ月前に起きた硫黄岳爆烈火口での遭難事件に着目した。パジャマと遭難。はたして二つの事件に関連が?(「惨死硫黄岳」) 人間の深層心理を鋭く抉る、名手・梓林太郎の傑作短編集! |
価格:600円(税込 630円) |
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