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青嵐吹く |
六道 慧 |
2005/3/20 |
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元加賀(かが)藩士の生田数之進(いくたかずのしん)は、風体(ふうてい)は冴えないが、勘定方(かんじょうがた)として頭抜けた才覚を持つ青年。しかし、姉たちがつくった多額の借金のために、幕府御算用者となる羽目に。つきまとう怪しい影、次々に起こる不可解な出来事。風が運ぶのは、だれの声なのか。そして、諸藩改革の裏に隠された真実とは? お取り潰しか繁栄か、結末は妙案次第!? 著者渾身の長編時代小説、登場! |
価格:500円(税込 525円) |
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謙信暗殺 |
中津文彦 |
2005/2/20 |
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越中(えっちゅう)と能登(のと)を手中に収め、加賀(かが)で信長軍を撃破した上杉謙信は、天正六年三月、信長と雌雄(しゆう)を決するべく、出陣の準備を進めていた。しかし、配下の「草ノ者」は、春日山(かすがやま)城下の不穏な動きを嗅ぎつけていた。謙信の命を狙うのは武田(たけだ)方か? 織田方か? 暗殺指令を出した意外な人物とは!? 陰謀渦巻く戦国の闇に隠された、壮絶な調略戦を描く、歴史推理小説渾身作。 |
価格:600円(税込 630円) |
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川 柳 侍 |
小松重男 |
2003/8/20 |
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泰平(たいへい)の世に、江戸庶民の間で隆盛を見せる川柳(万句合(まんくあわせ))。ユーモラスな中にも皮肉や風刺(ふうし)が効いた川柳に、大名家の御隠居までが熱を上げている。その殿様に生命の危機が!? 奸臣から殿様を救えと公事師(くじし)、職人、無宿人と、身分を越えた川柳仲間が頭を捻(ひね)る。が、さらに予期せぬ第二の出来事が……。ユーモアと哀感、そして人情味溢れる江戸っ子の人生模様! |
価格:500円(税込 525円) |
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地獄十兵衛 |
志津三郎 |
2003/7/20 |
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「天草四郎が生きている……」老中・松平信綱は柳生十兵衛に告げた。「恐るべき陰謀を企(くわだ)て吸血鬼となって蘇(よみがえ)った!」すでに柳生の高弟にも犠牲者が出ていた。十兵衛は、合気の術と柳生杖(づえ)と称する特殊な武器で、妖怪を退治すべく九州へ旅立った。そこは魑魅魍魎が蠢(うごめ)き、謀略が渦巻く地獄であった。天才剣士が吸血鬼集団に挑む長編伝奇の傑作! |
価格:500円(税込 525円) |
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裏 稼 ぎ |
西村 望 |
1996/11/20 |
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女房の火遊びに亭主の浮気、一張羅(いっちょうら)の晴れ着を盗まれてくやしがる娘――。岡っ引き莨屋文蔵は、子分たち(テレコの松に横丁の留吉)が拾ってきた、一見たわいのない町のもめごとの裏に、妖(あや)しい悪事の気配を嗅(か)ぎつけた。江戸の片隅に生きる男と女の、はかない夢と挫折、ゆがんだ愛欲のもつれが生み出した奇怪な事件の謎(なぞ)に立ち向かう、裏稼ぎ捕物控(とりものひかえ)。 |
価格:500円(税込 525円) |
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闇の元締 |
宮城賢秀 |
2004/1/20 |
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安政二年、隠匿金(いんとくきん)を巡って浪人同士が斬り合いになった。そこへ幕臣・平岡円四郎の依頼を受け、東郷征次郎が乗り込む。彼は耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)を使い、金を持ち逃げした男たちを追う。奴らは金で俵物と銀を買うため裏商人(うらあきんど)に接触を計った。どちらも幕府の許可無くして扱えぬ禁制品。追いつめる征次郎の前に、裏商人の元締が……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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玄白歌麿捕物帳 |
笹沢左保 |
1993/2/20 |
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時は天明(てんめい)、町人文化の爛熟(らんじゅく)期。この太平の世に背を向けて生きる者たちがいた。柳橋の船宿(ふなやど)の一室「風流洞」に集う、蘭法医の杉田玄白、浮世絵師・喜多川歌麿、武芸の修行にいそしむ美剣士・平山行蔵、そして美貌の女将・お艶(えん)である。……凶悪な強盗団、追剥ぎ事件、不審な事故死、次々と襲いかかる怪事件に、ぴったり意気の合った彼ら4人が立ち向かう。痛快時代推理小説。 |
価格:400円(税込 420円) |
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忍法新選組 |
戸部新十郎 |
2004/7/20 |
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幕末動乱に乗じて、諸国に逼塞(ひっそく)していた忍者群が一斉に蜂起(ほうき)した。勤皇佐幕、攘夷開港と湧き立つ中、彼らは東につき西に奔(はし)る。近藤勇(いさみ)たちに徳川家の命運を託す伊賀や高志(こし)の忍び、尊皇討幕の旗を掲げる百千(ももち)党や不知火(しらぬい)党。さらには向背不明の風魔党などが出没し、陰で競う。 新選組の活躍の陰で、忍び同士が妖艶凄絶な死闘を展開する、長編伝奇ロマン! |
価格:600円(税込 630円) |
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伊豆惨殺剣 |
宮城賢秀 |
2003/7/20 |
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東郷征次郎(とうごうせいじろう)は、一橋慶喜の密命を受け、浦賀・下田へ隠密見廻りに旅立った。供は耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)。途中、征次郎一行は盗賊集団捕縛(ほばく)に協力するが、数名を取り逃がす。浦賀に着いた征次郎たちは、そこで密貿易の利権がらみで暗闘する悪徳商人に立ち向かう。やがて密貿易品が鉄砲とわかり、買い主に意外な藩の人物が浮かぶ。好評の一橋慶喜隠密帳第2弾。 |
価格:500円(税込 525円) |
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でんぐり侍 |
小松重男 |
2002/12/20 |
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三年越しの大飢饉がつづく奥州から江戸に出てきた男は、珍商売を転々とするなかで幸運にも大店(おおだな)の婿養子となる(「けつめど」)。将軍の密命で越後新発田藩(えちごしばたはん)に潜入した御庭番がする帰着後の復命の中味とは(「おんみつ侍」)。女嫌いで有名な武士が、三歳の童女に惚れ、許婚(いいなずけ)の約定を交わして十三年待ったが(「おどろ」)。ユーモアと風刺の効いた傑作集。全九編! |
価格:500円(税込 525円) |
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義経の征旗(下) |
中津文彦 |
2004/8/20 |
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奥州藤原(おうしゅうふじわら)軍が鎌倉を殲滅(せんめつ)。平家の逆襲。義仲(よしなか)の敗走。激動する情勢を前に、熊野(くまの)で兵を挙げた義経は、平家を破り、入洛。征夷大将軍に任じられ、平家を追討、滅亡させる。その報を受け、秀衡(ひでひら)軍は西へ向かう。法皇の権謀術数で、恩義ある秀衡との対決を迫られた義経は……。秀衡の真意は? 義経に託される新たな役回りとは? もう一つの歴史物語、堂々完結!(『秀衡の征旗』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
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義経の征旗(上) |
中津文彦 |
2004/8/20 |
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源平の戦いに、奥州藤原(おうしゅうふじわら)氏が立ち上がった! 平泉の藤原秀衡(ひでひら)の許に身を寄せていた源義経は、頼朝挙兵の報を受け、鎌倉へ馳せ参じる。頼朝の隙を突き、京へ入った木曾義仲は後白河法皇を幽閉、その傍若無人(ぼうじゃくぶじん)ぶりに業(ごう)を煮やした秀衡は、ついに奥州軍を南下させる。しかし、頼朝は秀衡を迎え撃つべく……。歴史の転換期を新視点で捉えなおす、もう一つの歴史物語。(『秀衡の征旗』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
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義経の征旗(上・下合冊版) |
中津文彦 |
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源平の戦いに、奥州藤原(おうしゅうふじわら)氏が立ち上がった! 平家の逆襲。義仲(よしなか)の敗走。激動する情勢を前に、熊野(くまの)で兵を挙げた義経は、平家を破り、入洛する。歴史の転換期を新視点で捉えなおす、もう一つの歴史物語を「上・下合冊版」で一挙に。 |
価格:1200円(税込 1260円) |
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謀叛人の首 賞金首(五) |
宮城賢秀 |
2003/2/20 |
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近江国(おうみのくに)の蚊帳(かや)問屋に十人の賊が押し込み、主従を鏖殺(おうさつ)、二千両を盗んで逃走した。依頼を受けた賞金稼ぎの草鹿才蔵(くさかさいぞう)は、相棒の灌太(かんた)を伴い標的を追う。分散して逃亡を図る盗賊の盗み金を狙う山伏集団。才蔵は、必殺の居合切りで標的と邪魔者を斃(たお)していく。やがて彼は、盗賊の一部が、江戸市中で叛乱を企んでいることを察知するが……。『賞金首』第5弾。 |
価格:500円(税込 525円) |
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置いてけ堀 川ばた同心御用扣(二) |
西村 望 |
2004/9/20 |
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江戸の南町奉行同心・秋山五六郎(あきやまごろくろう)は、手下の半次(はんじ)とお富(とみ)を引き連れて夜廻りの途中、男の惨殺(ざんさつ)死体を発見した。素性が掴(つか)めずにいたところ、今度は全裸女の水死体が揚がった。二つの事件に関連は!? やがて半次とお富の聞き込みで容疑者が浮かぶが、事件の裏には意外な真相が隠されていた(表題作)。江戸の香り漂う、大好評第2弾! 人情味溢れる捕物帳。 |
価格:500円(税込 525円) |
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浜田騒動 |
村上元三 |
1988/10/20 |
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島帰りの牢人(ろうにん)が、浜田旧城下で贋(にせ)の公卿(くぎょう)に化け、維新の世に不平不満をもつ旧藩士や庶民を引きこんで、ひと騒動を企(たくら)んだ(「浜田騒動」)。――時代小説界の巨匠が、武士世界の悲喜こもごもを綴(つづ)る珠玉の短編集! |
価格:500円(税込 525円) |
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いざよい変化 |
六道 慧 |
2004/8/20 |
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蒼生(あおい)が以前に主(あるじ)夫婦を娶(めあわ)せた材木問屋のいせ屋は、最近の二度の火事で巨額の富を得ていた。一方、御府内では、巫女や拝み女の行方不明事件が次々発生。蒼生の裏稼業〈妖堂(あやしどう)〉に捜索の依頼が来ていた。更に、いせ屋の主・彦次郎の背後に、蒼生を狙う〈忍非人衆(しびとしゅう)〉の影が! 蒼生や三妖娘(さんようこ)を追いつめる謎の烏男(からすおとこ)とは!? |
価格:600円(税込 630円) |
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龍馬の姉・乙女 |
阿井景子 |
2004/1/20 |
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安政四年。坂本のお仁王さまといわれた乙女が、藩医・岡上(おかのうえ)家の新甫(しんすけ)に嫁いだ。絵を描き、長刀(なぎなた)を使う大女の乙女と小男の新甫は、まさに蚤(のみ)の夫婦。長男・赦太郎(しゃたろう)も生まれ、姑とも上手くいっていた。ところが、長姉の突然の死、弟・龍馬の脱藩、さらには夫の不倫が発覚し、俄に乙女の身辺に変化が生じてきた。――龍馬の姉・乙女の実像。他一編収録。 |
価格:500円(税込 525円) |
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開化怪盗団 |
多岐川 恭 |
2001/11/20 |
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色白の顔に細い八の字ひげ、撫でつけた漆黒(しっこく)の髪……気障(きざ)で柔弱(にゅうじゃく)な宝石商・高牟礼三太郎(たかむれさんたろう)。しかし、彼には怪盗団を取り仕切る“裏の顔”があった。口八丁手八丁の仲間を率い、金持ち連中から宝石を巻き上げる手練手管は右に出る者なし。さらに、その心の内には、途方もない“理想の夢”が燃えていた――! 明治の若い息吹が横溢する痛快ピカレスクロマンの傑作!(『開化回り舞台』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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隠密目付疾る |
宮城賢秀 |
2002/11/20 |
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嘉永七年。一橋慶喜の命(めい)を受け、隠密目付となった東郷征次郎。彼は耳目(じもく)の千安(せんやす)をつれ、一橋領内の一軒家で、不法な占拠を行う盗賊始末に乗り出した。押し込み、輪姦と暴虐の限りを尽くす悪漢を倒す必殺の示現流。やがて追いつめられた彼らは、浪人や刺客集団を金で傭い、征次郎暗殺を試みるが……。『裏お庭番』『賞金首』の著者が描く、新シリーズ。 |
価格:500円(税込 525円) |
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