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婆娑羅大名 |
徳永真一郎 |
1990/10/20 |
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下剋上(げこくじょう)の世の中に、人目をも憚(はばか)らず、思いのままの奢侈(しゃし)にふけり、数寄(すき)風流に命を賭けた京極道誉(きょうごくどうよ)。後醍醐(ごだいご)帝と足利尊氏の宿命的な対決を背景に、荒々しく血なまぐさい南北朝時代を描いた歴史小説の傑作。 |
価格:400円(税込 420円) |
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夢暦 長崎奉行 |
市川森一 |
2000/1/20 |
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文化九年。遠山金四郎の父・景晋(かげみち)は長崎奉行を命じられた。鎖国の世にあって阿蘭陀(オランダ)、清(しん)と交易する長崎は、抜け荷(密貿易)横行の地でもある。その根絶こそが景晋の責務であったが……。首謀者のひとり、水野忠成(みずのただあきら)は事件の発覚をおそれ、遠山父子に奸計(かんけい)を仕掛ける! さらに物語は、擬装船二隻の入港という大事件へと展開……。圧倒的スケールの大型時代小説! |
価格:700円(税込 735円) |
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平賀源内おんな秘図 |
大下英治 |
2000/10/20 |
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江戸時代中期の本草(ほんぞう)学者・発明家にして、戯作(げさく)者・平賀源内。その旺盛な探求心は、女体の“からくり”にも向けられていた。“興味”を抱いた女性と、あれこれ知恵を絞り、奇抜な手だてを講じては逢瀬を重ねる。海女(あま)の姉妹、物産展で見初めた薬種商の女将(おかみ)、オランダ商館長の青い瞳の娘……。奇才の波乱に満ちた生涯を、女性遍歴から活写する異色作!! |
価格:500円(税込 525円) |
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喧嘩侍 勝小吉 |
小松重男 |
2004/6/20 |
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男谷平蔵(おたにへいぞう)の三男・亀松は、7歳で旗本勝家の養子となり、小吉と名乗る。学問嫌いの彼は、喧嘩に強くなることこそ出世の早道と信じて、道場破りや喧嘩三昧の日々を送っていた。行く末を案じた父親は、小吉を座敷牢に幽閉。そして許嫁(いいなずけ)と二人きりにしたところ、長男・麟太郎(海舟)が生まれたことで……。勝海舟の父・小吉の自由奔放な生涯を描く、痛快時代力作! |
価格:500円(税込 525円) |
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地獄の女殺し |
笹沢左保 |
1995/9/20 |
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柳橋の船宿の一室「風流洞」はいつもの4人に占領されている。蘭法医の杉田玄白、浮世絵師の喜多川歌麿、徳川の御家人にして剣の達人・平山行蔵、そして宿の女将(おかみ)・お艶(つや)。天明の世に次々起こる難事件、怪事件に彼らは立ち向かう。……三と八の日に出る幽霊。冷酷無比な盗賊の善行。女たらしで床上手(とこじょうず)な美男強盗。……江戸を舞台に4人の男女が大活躍。痛快時代推理小説。 |
価格:500円(税込 525円) |
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迷 子 石 |
庄司圭太 |
2004/11/20 |
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伊沢町の出合い茶屋で大工の棟梁が殺された。岡っ引き源次の調べで、死因は尻の穴に凶器を突っ込まれたことらしい。仏の連れはお高祖(こそ)頭巾を被った背の高い女だったが、姿を消していた。女を追う源次と手下の助三(すけぞう)。そんな時、第二の殺人が! さらに調べの中で浮かんだ役者男が同じ殺されかたを……。源次は元同心の神子孫七(かみこまごしち)に助言を求めるが……(表題作)。 |
価格:500円(税込 525円) |
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左文字の馬 川ばた同心御用扣(三) |
西村 望 |
2005/4/20 |
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北風の吹き荒(すさ)ぶ師走(しわす)、夜廻りに出た辻番の男が泥坊を捕まえたら、その盗品の中から逃げた女房の袷(あわせ)が出てきた。思わぬなりゆきに驚く南町奉行所同心・秋山五六郎。こそ泥を江戸追い放ちで「けり」をつけ、五六郎は手下の半次とお富を連れ、辻番人の逃げた女房の行方を探す。女には膝頭に指字を書く、まじない癖が……(表題作)。好評の川ばた同心・人情始末。 |
価格:500円(税込 525円) |
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天地に愧じず |
六道 慧 |
2005/9/20 |
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幕府御算用者・生田数之進(いくたかずのしん)は、御家騒動に揺れる播磨国高野藩(はりまのくにたかのはん)への潜入を命じられる。改易を目論(もくろ)む幕府の思惑を避けつつ、真実を掴もうとするが、そんな折り、藩士が何者かに襲われた。また、藩に怪しい隻眼(せきがん)の大男が出入りし……。やがて、その男の正体が判明し、戦慄が走った! 果たして、藩と数之進の運命やいかに!? 著者渾身の時代小説、大好評第2弾! |
価格:600円(税込 630円) |
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旅 鴉 |
笹沢左保 |
1993/11/20 |
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「上州無宿の、石神の伊八郎って野郎を叩っ斬ってくれ」一宿一飯の恩義のある親分の頼みで、羽黒(はぐろ)の源太、別所の弁蔵の二人は中仙道の旅に出た。親分のひとり娘お光(みつ)が、伊八郎に手籠(てご)めにされ、連れ去られたのだという。……事件の意外な展開と、意表を衝(つ)く結末。虚無的で孤独な旅鴉たちを、綿密な時代考証と推理小説的手法で、みごとに描く傑作股旅(またたび)小説集。(『血しぶきに煙る信州路』改題) |
価格:400円(税込 420円) |
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まぼろし鏡 |
庄司圭太 |
2004/3/20 |
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岡っ引き源次の縄張りで心中事件が!? だが、源次は二人の死体から殺しの匂いを嗅(か)ぎ取る。女は半囲いとして3人の男の妾(めかけ)だった。源次は、元同心・神子孫七(かみこまごしち)の助言で見つけた血染めの手拭(てぬぐい)と女の線から、下手人探しに奔(はし)る。そんな折り、またもや女の水死体が……。女は生前、鏡に向かい、呪文のようなものを呟いていた(表題作)。――巧みな物語構成で描く好評シリーズ。 |
価格:500円(税込 525円) |
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悪滅の剣 |
牧 秀彦 |
2005/6/20 |
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江戸市中の庶民をいたぶる悪党を、人知れず闇に葬る裏稼業。辻番所の老爺・留蔵(とめぞう)と辻謡曲の浪人・田部伊織(たべいおり)に、新たな仲間・辻風弥十郎が加わった。皐月、大川の川開きを心待ちにする留蔵を、旧知の陸尺(ろくしゃく)が訪れる。若い花火師を守ってほしいという。昨年も川開きを前に花火師が行方(ゆきかた)知れずになっていた(夢花火)。峻烈な剣戟、情緒あふれる江戸の風物詩。好評シリーズ中編集。 |
価格:500円(税込 525円) |
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白狐の呪い |
庄司圭太 |
2003/5/20 |
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2年前、源次はやくざと博打(ばくち)のいざこざから江戸を離れた。岡っ引きだった父親の病死で、急遽(きゅうきょ)江戸に戻った彼の前に妹の絞殺体が!? 手掛かりは妹の遺(のこ)した白狐の面。源次は元同心・神子孫七(かみこまごしち)とともに下手人を追う中で、妹に前後して起きた2件の娘殺しを知る。そこにはまたしても妖しい白狐の面が……。俊英が大胆な物語展開(ストーリー)で市井(しせい)の謎を解く。 |
価格:500円(税込 525円) |
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辻風の剣 |
牧 秀彦 |
2005/1/20 |
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江戸・根津権現の辻番所を預かる老爺・留蔵と、辻謡曲を生業(なりわい)とする浪人・田部伊織には知られざる裏の貌(かお)がある。庶民を傷めつける悪党をひそかに始末しているのだ。伊織が救(たす)けた刀傷を負った若侍も、辻番所に居ついていた。友を心中に追い込んだ同心に、決死の覚悟で仕掛ける伊織。そこに一陣の風が!(表題作)。武芸を嗜(たしな)む著者が描く、迫真の剣戟(けんげき)と人の絆。時代中編集! |
価格:500円(税込 525円) |
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平賀源内(上) |
村上元三 |
1989/10/20 |
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時代を遥(はる)かに先んじ、人々の意表をつく業績を挙(あ)げた源内。多才に恵まれ、出世を志す野心家の彼を、「学問への純粋な情熱」と「ぬけめのない商才」との相反する二つの面を持った人物として描く力作。異能の士を、時代小説の巨匠が活写。 |
価格:500円(税込 525円) |
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平賀源内(下) |
村上元三 |
1989/10/20 |
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豊かな才能を活(い)かせず、荒(すさ)みがちな源内。思いがけず幕閣の重鎮・田沼意次(たぬまおきつぐ)の知遇(ちぐう)を得て、華やかな檜(ひのき)舞台へ出たが……。技術革新の先駆的人物として脚光を浴びる異能の士を、時代小説の巨匠が活写。 |
価格:500円(税込 525円) |
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平賀源内(上・下合冊版) |
村上元三 |
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技術革新の先駆的人物として脚光を浴びる異能の士・平賀源内を時代小説の巨匠が活写。いま脚光を浴びる「百年早く生まれた男」。多才に恵まれ、出世を志す野心家・源内を相反する二つの面を持った人物として描く力作。讃岐藩の軽輩から檜(ひのき)舞台へ――。 |
価格:800円(税込 840円) |
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五右衛門妖戦記 |
朝松 健 |
2004/4/20 |
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京は三条河原(さんじょうかわら)に広がる刑場(けいじょう)は、時ならぬ人混みでごった返していた。ご存じ、怪盗・石川五右衛門の処刑の日だ。大釜(おおがま)に煮えたぎる油の前に引き立てられ、絶体絶命と思われたその時――もう一人の五右衛門が現れた! 韓(から)の国からやってきた二代目・五右衛門が、初代直伝(じきでん)の妖術を駆使し、仇敵・秀吉の首を狙う。読み出したら止まらない、痛快ノンストップ活劇!(『妖術 太閤殺し』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
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青眉の女 |
太田経子 |
1999/8/20 |
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松本善次郎は人一倍、名利(みょうり)を望み、父の努力で仕官する。だが、下級武士では食っていけない。世は浮世絵の全盛時代。彼は自分の絵心を信じ、絵筆に賭けた。名も渓斎(けいさい)英泉と改める。しかし、売れるのは大家(たいか)ばかり。ついに娼家(しょうか)を営み、眉を剃った女房の不倫秘画を描く。故・藤沢周平氏が「江戸の空気と暮らしの匂いがある」と絶賛した名著。 |
価格:500円(税込 525円) |
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宮本武蔵 |
古川 薫 |
2003/6/20 |
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歌人・斎藤茂吉は洋行(ようこう)の途次(とじ)、巌流島に渡った。生涯六十余度の決闘で不敗を誇った宮本武蔵は、本当に強かったのか? 帰国後、茂吉は誌上で菊池寛と“宮本武蔵論争”を展開する。それがやがて、「武蔵名人説」を唱える菊池と「非名人説」に立つ直木三十五(なおきさんじゅうご)との激しい論争へと発展していく。――本書は、今まで誰も読んだことのない、武蔵をめぐる物語である。 |
価格:500円(税込 525円) |
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阿蘭陀麻薬商人 |
宮城賢秀 |
2004/10/20 |
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一橋領分の三箇村(さんかそん)で、豪農の屋敷が押し込み襲撃をうけた。主従を惨殺し金品を強奪した盗賊たちは、京師(けいし)へ逃走。隠密目付・東郷征次郎は、耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)を連れ盗賊を追う。途中、捕縛(ほばく)した賊の言質(げんち)から、彼らが密売買人と接触して阿蘭陀薬を買う企みを知る。追いつめる征次郎たちに、密売組織の元締は刺客(せっかく)を雇い襲わせるが……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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