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眼 龍 |
庄司圭太 |
2006/3/20 |
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源次の手下・助三が、すった獲物を傍(かたわら)の女に手渡す男を目撃。だが、捕まえた男の懐(ふところ)には二つの財布があった。男は女に何を渡したのか、頑として口を割らない。数日後、男は牢内で指を三本折られて変死した。口封じか? 源次と助三が探索に奔(はし)るある夜、源次の部屋に二枚の紙が投げ込まれた。紙には、大店の図面と「眼龍 押し込み」という謎の文字が……(表題作)。 |
価格:600円(税込 630円) |
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慶安太平記 |
南條範夫 |
2005/7/20 |
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東海道は由比の宿。才気煥発な紺屋(こうや)のせがれである与四郎の夢は「公方様になる」ことだった。彼は、長じて由比民部之助橘正雪(ゆいみんぶのすけたちばなのまさゆき)と名を改める。由比正雪である。泰平無事の世とはいいながらも、巷には多くの浪人があふれ、時の執政に対しての不満が鬱積していた。幕府の転覆を企てた憂国の軍学者の、その波瀾万丈の生涯を描いた傑作時代小説。「慶安事件」始末記! |
価格:600円(税込 630円) |
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贋 妻 敵(にせめがたき) |
西村 望 |
1999/1/20 |
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捕物にかけては、めっぽう腕利きの文蔵親分だが、年増女の色気には鋭い探索の手も鈍る。一件落着の上の役得は、たいていは、“とらぬ狸の皮算用”。これではならぬ、と気を引きしめ、少々頼りない二人の子分(松と留吉)を相棒に、ぬらりくらりと巧妙に立ち回る犯人を、土壇場へと追い詰める。悪の蔓延(はびこ)る江戸の町に、文蔵の十手(じって)が閃(ひか)る。裏稼ぎ捕物控シリーズ! |
価格:500円(税込 525円) |
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深雪の剣 |
牧 秀彦 |
2006/1/20 |
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江戸・根津権現の門前町。辻番所に集う三人の漢(おとこ)、留蔵、田部伊織、辻風弥十郎は、闇の内に悪を仕置きし、修羅場を潜り抜けてきた。郷里の元同士の追手をくらました弥十郎は、老練の剣客、久能新八の道場へ通い出していた。白熱する師弟の組太刀。ところが、久能を仇と狙う侍が現れて……(寒稽古)。水練を体得した弥十郎を巡る新たな展開。好評時代中編集。 |
価格:500円(税込 525円) |
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巴(ともえ)御前(一) |
松本利昭 |
1989/11/20 |
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源平の昔、今より、八百年以上も前に、本邦随一の美貌の女武者が存在した。この本は、正室の座よりも愛一筋に生きようと共に戦場を駆けめぐった女性の、愛と武勇に生きた絢爛(けんらん)華麗な物語である。〈全三巻〉 |
価格:500円(税込 525円) |
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風の呪殺陣 |
隆 慶一郎 |
2000/5/20 |
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元亀(げんき)二年、織田信長は叡山(えいざん)焼討ちという古今未曾有の暴挙を敢行した。仏法を生涯の敵と見なす信長の大殺戮。この日、百日行を満行した修行僧・昇運は、阿闍梨(あじゃり)への道をたたれた。爾来(じらい)、彼は立山(たてやま)に籠り、仏敵信長を呪い殺さんと呪殺行に入る。一方、山門公人衆・谷ノ坊知一郎もまた、この戦乱で家族を失い、信長殺害に青春を賭けるが……。奇抜な新解釈、戦国伝奇巨編。 |
価格:400円(税込 420円) |
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鷽(うそ) |
庄司圭太 |
2005/11/20 |
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小名木川(おなぎがわ)に浮かんだ女の水死体。自死か、それとも誤っての転落死か? 検屍(けんし)をした源次と手下の助三(すけぞう)は、全身数カ所に何かで殴られた痕を見つけ、殺しと断定した。女の身元から錺職人(かざりしょくにん)の亭主をしょっぴく。だが、男はその時刻、別の女と出合い茶屋にいた。源次は元同心・神子孫七の助言を得て探索に奔(はし)る。すると、女の意外な過去がわかってきた(表題作)。 |
価格:600円(税込 630円) |
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南海血風録 |
高橋義夫 |
1999/1/20 |
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慶長九年、長崎代官・末次平蔵の御朱印船が美麗島(フォルモサ=台湾)へ渡った。鹿皮を求める商人の淡水(たんすい)は、そこで六道(ろくどう)と名乗る日蘭混血の青年と出会い、長崎に連れ戻る。世は御朱印船貿易の利益を巡って幕府、オランダ、商人が対立。明国挙法(みんこくけんぽう)使う六道や淡水も、その渦中に……。やがて、幕府の刺客が二人を狙う。海に生きる男たちが利権と陰謀の渦を絶つ。海洋冒険小説。 |
価格:500円(税込 525円) |
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毛利元就 |
徳永真一郎 |
1991/1/20 |
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強大な大内、尼子、両氏の間に挟まれた弱小な毛利家当主となった27歳の元就。武力と冷酷な策謀で敵を屠(ほふ)り、『3本の矢』のごとく3人の子らも協力して、中国地方の大半を制覇。長州藩の基礎を築いた半生を描く大作。 |
価格:500円(税込 525円) |
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石川五右衛門(下) |
赤木駿介 |
2005/7/20 |
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天正七年。祝言を上げた五右衛門は、旅宿「松風」の主の命を受け、安土に薬種店を開いた。武田家の滅亡後、信長の動向が気になる。その信長が謀反により憤死した。お屋形さまが献上した千鳥ノ香炉(ちどりのこうろ)は、本能寺で焼失したのか? 天下は騒然とする中、秀吉が台頭(たいとう)し、家康を牽制する。二年後、だれ言うとなく、五右衛門は盗賊の頭目だという噂が……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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石川五右衛門(上) |
赤木駿介 |
2005/7/20 |
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武田勢の襲来で今川方は総崩れ、駿府の町は猛火につつまれた。五右衛門の父は、御宝物庫(ごほうもっこ)から名物・千鳥ノ香炉(ちどりのこうろ)を運び出すが、途中、野伏(のぶせ)りに襲われる。父と妹の死。五右衛門は、千鳥ノ香炉をお屋形さまに届けるべく旅立った。その後、旅宿「松風」の主のもとで修業し、成長を遂げる五右衛門。やがて、父と妹の仇討ちを果たすべき時が近づいてきた。 |
価格:500円(税込 525円) |
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石川五右衛門(上・下合冊版) |
赤木駿介 |
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野伏(のぶせ)りに襲われ父と妹を失った五右衛門は成長し、やがて父と妹の仇討ちを果たすべき時が近づく――。天正七年。祝言を上げた五右衛門には、天下騒然とする中、だれ言うとなく、盗賊の頭目だという噂が……。釜煎りのとき、五右衛門の一念が貫いたものは!? まったく新しい視点から描く五右衛門の生涯。 |
価格:800円(税込 840円) |
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日本剣豪譚 江戸編 |
戸部新十郎 |
1989/8/20 |
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居合(いあい)・林崎甚助、念流・樋口又七郎定次、相抜け・針ヶ谷夕雲(はりがやせきうん)、放心・柳生連也斎、無外流・辻月丹から激越・平山行蔵(ひらやまこうぞう)まで、人を斬ることのない泰平の世に、人を斬る術(すべ)を求めて苦悩する剣士たち。壮絶な求道(ぐどう)の足跡! |
価格:500円(税込 525円) |
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海賊商人 |
南條範夫 |
1990/3/20 |
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戦乱の日本を逃れ、海賊となった弥平太(後の呂宋助左衛門(るそんすけざえもん))は広大な南の海へ。荒れ狂う怒濤(どとう)と戦い、異国の海賊を退けて、命を的(まと)の荒稼ぎ! 太閤秀吉の権力にも屈せず、己れの意地を貫き通し、巨万の富を得た海の男の物語! |
価格:400円(税込 420円) |
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後 家 鞘 |
西村 望 |
1997/8/20 |
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繁栄を誇る江戸の町々。だが、その裏側には、暗く澱(よど)んだ無気味な気配が漂っていた。色恋に溺れ、分別を失ってしまった女たちと、その弱みにつけこんで甘い汁を吸う冷酷な男どもの、ふしだらな情事の数々――。何気ない噂話の中から、危険な企みを感じ取った岡っ引き莨屋文蔵は、2人の子分(松と留吉)の尻をたたき、事件の核心に迫る。裏稼ぎ捕物控! |
価格:500円(税込 525円) |
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安政の大地震 |
宮城賢秀 |
2005/6/20 |
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兇賊・潮来(いたこ)の紋慥(もんぞう)一味と常州浪人が結託して、火盗改与力(かとうあらためよりき)と同心を斬殺した。その後、紋慥たちは魚商に押し込み、一家鏖殺(いっかみなごろし)の上、金品を強奪して逃走。隠密目付・東郷征次郎は、耳目の千安と女忍の照を連れ、盗賊の行方を追った。塒(ねぐら)を急襲し、紋慥を捕縛した征次郎に、常州浪人が果たし状を突きつけてきた。征次郎と照の必殺剣が舞う! |
価格:500円(税込 525円) |
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秘本 東方見聞録 |
赤羽 堯 |
1995/10/20 |
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マルコ・ポーロ自筆の「もうひとつの東方見聞録」を、著者は手に入れた。なんと、マルコは日本(ジパング)に足を踏み入れていたのだ! モンゴル帝国皇帝・フビライのスパイとして……。だが、真の目的は日蓮に会うことだった! “カマクラ”でマルコが見たものは? 日蓮との会見は? そして“蒙古襲来”で果たした役割とは?――『薔薇の名前』に匹敵する壮大な歴史小説! |
価格:600円(税込 630円) |
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女巡礼 地獄忍び |
赤松光夫 |
1996/1/20 |
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父母を探(たず)ねる幼い巡礼・お鶴は、危地(きち)を救ってくれた老忍者・鬼蔵に、女ならではの忍びの技を仕込まれる。やがて彼女は優秀な“くノ一(くのいち)”に成長。鬼蔵の命(めい)を受け、紀州藩邸に潜入。若殿・頼片(吉宗)に接近し、生命を狙うが、彼の温かい人柄に触れ、いつしか敵意も失せ、忍者の厳しい掟と女心との葛藤に悩む。密教に精通する著者が、闇の世界を描いた時代小説。 |
価格:500円(税込 525円) |
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鬼 火 |
庄司圭太 |
2005/3/20 |
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京極堂の商う白粉(おしろい)で目蓋(まぶた)が腫れたと、常磐津(ときわず)の師匠・お仙が店にねじ込んだ。店主の要請で原因を調べる源次と手下の助三(すけぞう)。その最中、金貸し隠居殺しの嫌疑でお仙がしょっ引かれた。頑(かたく)なに否認し続けるお仙。不審に思った源次が元同心・神子孫七の知恵を借り、聞き込みに奔走するうちに真の下手人の姿が……。だが、お仙にも意外な事実が隠されていた(表題作)。 |
価格:600円(税込 630円) |
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新 忠臣蔵 |
津本 陽 |
1994/12/20 |
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元禄十四年、殿中松の廊下で浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)を相手に起こした刃傷(にんじょう)事件。この騒動がもとで、お家は断絶。主家破滅の事態に狼狽激昂する家臣たち。そのなかで、上席国家老・大石内蔵助は、“臣”として“武士”としての、ある決断をした! 世にいわれる忠臣蔵は事実なのか? 膨大な史料にもとづいて、大石内蔵助の真意と討ち入り成功の謎に迫る本格歴史巨編! |
価格:600円(税込 630円) |
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