|
|
|
|
妻を怖れる剣士 |
南條範夫 |
1992/6/20 |
|
|
江戸での御前試合のため、沼田藩から五人の若い剣士が旅立った。試合は好首尾に終わったが、剣士たちは華の吉原でおいらん遊びの楽しさを知ってしまう。「我が城下にも小吉原を!」の要求で、藩内に奥方連も巻き込んだ騒動が起こって……。強いばかりが剣豪ではない。表題作など、血のかよった九人の剣士たちのほほえましい人間性に迫る異色の傑作剣士小説集! |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(五)斬狼の篇 |
峰 隆一郎 |
1994/5/20 |
|
|
武蔵は摂津の西宮で強烈な風邪で倒れた。曽根という老婆が介抱を……。老婆は言う。「武蔵か。武芸者に多い名だ。みな強かった。でも体を壊せば弱い」。弁之助の武蔵は、最強の武蔵になると誓った。姫路を通る。藩主・池田輝政はまだ怒り、武蔵斬殺の忍者群を差し向けた。斬るしかない。流れ流れて、加藤清正が知行の熊本へ。だが、ここでも武蔵の命を狙う白刃が待つ。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(六)餓虎の篇 |
峰 隆一郎 |
1994/7/20 |
|
|
宮本武蔵は、300人も斬った。斬り慣れた体が疼く。出雲・松江に足を向けた。暫く穏やかに生きたいが、武芸者の休息は死しかない。その頃、越前の剣豪・鐘巻自斎の高弟に、美男子で筋骨隆々の佐々木小次郎が出現した。三尺二寸の刀を背負い、京へ向かう。滅法強い。一方、武蔵は、またも師の仇討ちに勇む山伏らに狙われていた。二人の剣鬼の共通項は、素質か練磨か。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
隠密くずれ 悪党狩り |
南條範夫 |
1990/11/20 |
|
|
夢の五介と幻の三蔵。切っても切れない相棒同士が、江戸を抜けてからはや四年。上田城下に入った二人は、腐敗しきった藩重役どもの悪行を嗅ぎ付けた!! 信州から東海、四国へ放浪し、悪党相手に大立ち回り! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(四)剣鬼の篇 |
峰 隆一郎 |
1994/3/20 |
|
|
宮本武蔵は三人いた。各々一流の武芸者だった。その一人は年老いて名前を譲ってくれた人。もう一人が気にかかる。その武蔵が京の吉岡兵法所の総帥に挑戦状を突きつけた。引き分けた。だが、門人たちに叩き殺される。元・弁之助の武蔵は激怒した。京の一乗寺下り松にて遺恨試合となる。一人対二百人。武蔵は考えた。右手に刀、左手に鎧通しを持ち、先に叢で敵を待った。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(三)修羅の篇 |
峰 隆一郎 |
1994/1/20 |
|
|
武蔵は江戸を離れた。憧れの小野次郎右衛門と対峙した瞬間が脳裡を去らない。450人も斬った人で、徳川家・剣術指南のひとりだ。小野は眼を閉じて武蔵の攻撃を避けた。貫禄が違う。甲州路に入った。またも女難剣難の嵐だ。下諏訪で黒曜石の利権を荒らす博徒一家を潰すための助っ人を引き受けた。斬る。斬りまくって小野を超えたい。だが修羅の旅はどこまで続くのか。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
駆込寺蔭始末 |
隆 慶一郎 |
1992/4/20 |
|
|
名高い駆込寺東慶寺の住持は、高辻中納言家の姫で、まだうら若い尼君であった。傷つきやすい無垢な心の彼女を警護し、醜い争い事の始末をつけるのは、“麿”と名乗る若侍。実は彼は、御所忍び(朝廷の隠密)を務める公卿の子息。婚約者(いいなずけ)だった尼君のため、公卿の地位も捨て、腕に覚えの御所剣法で凶悪な悪人どもにとどめを刺す。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
隠密くずれ 剣鬼放浪 |
南條範夫 |
1989/10/20 |
|
|
「裏切り者は殺せ!」と昔の仲間に追われ、諸国をさすらう隠密くずれの三蔵と五介。諸藩の内紛をめしのタネに一か八かの荒稼ぎに命を賭ける。中国筋から四国を目指して相変わらずの大暴れ! シリーズ第二弾! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(二)青狼の篇 |
峰 隆一郎 |
1993/11/20 |
|
|
姫路城で凄絶な果たし合いが行なわれた。武蔵が次々と斬る。「強い。仕官せよ」と城主の池田輝政が誘った。が、武蔵は江戸へ出て、徳川家の指南役、柳生又右衛門と小野次郎右衛門との対決を考え、東海道を急いだ。輝政が怒って武蔵に上意討ちをかける。追っ手を斬った。斬りまくった。旅は、いつも死と背中合わせ。武蔵は江戸で二人の先人に遂に会った。その結果は? |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
素浪人宮本武蔵(一)白刃の篇 |
峰 隆一郎 |
1993/9/20 |
|
|
十三歳の平田弁之助(幼名)が木刀で武芸者を撲殺した。美作国・宮本村生まれ。実父を知らず、山の和尚の許で山走りと棒打ちを習得したのだ。のち関ヶ原の西軍に参加、仕官の道を狙ったが、惨敗して山賊となる。殺(や)らなれけば殺られる。弁之助も殺人鬼と化した。が、虚しい。夢中で女を抱いた。十七歳で武者修行を志し、名も宮本武蔵に――。注目全十巻の第一弾! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
隠密くずれ 剣光一閃 |
南條範夫 |
1989/4/20 |
|
|
元公儀隠密・幻の三蔵と夢の五介。賄賂に目が眩んだ上役に反抗し、腹立ちまぎれに江戸を飛び出した二人。今は諸国の悪人どもの、弱みを掴んで強請屋(ゆすりや)稼業。幕府の追っ手に、女難、剣難、くぐり抜けての道中記! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
彫辰捕物帖 |
梶山季之 |
1986/5/20 |
|
|
「辰さん! 痛いけど、いいんだよう」彫りものと女あしらいにかけては天下一の刺青師辰之助。得意の針と自前の棒で、今日も女を狂わせる。名人気質にくわえ無類のカンと推理力を持つ彫辰が、色と事件の大活躍! |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
月影兵庫 放浪帖 |
南條範夫 |
1987/4/20 |
|
|
東北から北陸、そして関東へ、兵庫と安の旅は続く。各地で起こる難事件を推理と剣の冴えで切りぬけ、兵庫は江戸へ! そこに待っていたのは例のごとくの“女人禍”であった。剣難と女難! 月影兵庫シリーズ最終巻。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
真田十勇士 巻の四 |
笹沢左保 |
1989/4/20 |
|
|
真田幸村の築いた出城「真田丸」での奮戦も空しく、家康のいつわりの和睦によって冬の陣は終わった。濠は埋めつくされ、負けいくさ覚悟の夏の陣に、幸村の抱く最後の秘策とは? 猿飛佐助は宿敵と死闘を――。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
真田十勇士 巻の五 |
笹沢左保 |
1989/5/20 |
|
|
真田幸村など大坂方の凄まじい戦いぶりに、一時は東軍の本陣も総くずれとみえた。しかし老獪な家康は、淀君をまどわして城内の結束をみだす。落城に臨んだ猿飛佐助は、ある秘密を抱いて脱出を試みた。完結編! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
月影兵庫 一殺多生剣 |
南條範夫 |
1986/12/20 |
|
|
愛妻桔梗の死……孤独に耐えて数年。旅をつづける兵庫は、古河の城下で、元スリの“合点の安”と出会い、旅の伴とする。一殺多生の剣光が、東北の地で繚乱! 兵庫の強靱な肉体が、女と剣の修羅場をくぐり抜けた! |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
洞窟の生存者 |
菊村 到 |
1985/8/15 |
|
|
太平洋戦争――この二度と繰り返してはならない歴史は、戦いの真の姿を眼をそらさずに見ることによって、再びその愚を冒さない抑止力につながっていくだろう。極限状況に置かれた東南アジアの戦場で、兵士たちはどのように生き、人を愛し、憎み、そして死んでいったか。――戦争の実相に迫る傑作小説集!(『死者の土地』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
真田十勇士 巻の三 |
笹沢左保 |
1989/3/20 |
|
|
ついに十番目の勇士望月六郎もそろい、十勇士の大活躍が始まった。密命を帯びて薩摩へ向かう猿飛佐助の行く手をさえぎる甲賀流忍者群。一方、家康は方広寺の鐘銘を種に、豊臣方に圧力をかける。物語白熱。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
俳人一茶捕物帳 名月の巻 |
笹沢左保 |
1996/1/20 |
|
|
年は二十歳。美人で、家の中に引きこもりがちだった経師屋の女房が、突如、悪女に変身してお上に手数を掛ける。――こんな奇妙な事件となると、さすが腕利きの同心・片山九十郎もお手上げで、深川本行寺の居候に教えを請うた。その居候とは、若き日の俳人一茶で、彼には事件の裏に潜む人間の心を鋭く見通すことができた……。『俳人一茶捕物帳 痩蛙の巻』姉妹編。 |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
真田十勇士 巻の二 |
笹沢左保 |
1989/2/20 |
|
|
猿飛佐助と穴山小助、由利鎌之助たちは、駿府へ向かう家康を東海道で襲撃しようと計画を練る。いざ、と身構えたとき、思わぬ邪魔が入った。三好清海入道、伊三入道の二人が、行列に殴り込みをかけたのだ。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|