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時の鐘を君と鳴らそう |
柴田よしき |
2006/10/20 |
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念願の銀河中央出版局に就職したララ。しかし、正規編集者抜擢を目前にしてミスを犯し、左遷されてしまう。失意のララに届いた演説会の案内。次期銀河連邦大統領候補者は、かつて一緒に冒険をしたウィニー。再会を喜ぶ二人だったが、当夜、連邦を狙ったテロが起きて……。少年と少女は大人になり、現実を知る。でも、夢は終わらない――。新たなる冒険の物語。 |
価格:400円(税込 420円) |
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占星術師 日下部由水子(くさかべゆみこ) |
菅野温子 |
2001/10/20 |
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坂の上にある洋館に、日下部由水子の占いルームはある。迷いをおぼえた人々が、背中を押してくれる言葉を求めに来る。相手の言葉を受け止めることが出来るのは、由水子自身に、迷い、悩んだ日々があったからだった。占いルームには、今日も様々な悩みを抱えた女性たちがやってくる。 現役占星術師である作者初の、占い小説登場。 |
価格:400円(税込 420円) |
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素 敵 |
大道珠貴 |
2007/4/20 |
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定年退職後、家に居る夫と息を詰まらせる妻。妻子ある男性と恋愛関係にある長女。神経症気味の無職の次男と、彼に“救い”を見出すその嫁。孫はまだいない。ありふれた家庭の風景の底から、ふと顔をのぞかせる人の怖さ……。それでも現実は、素知らぬふりで続いていく。表題作をはじめ、人と人との不思議な関係を精緻に活写して堪能させる芥川賞作家の傑作短編集。 |
価格:400円(税込 420円) |
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ラスト シネマ |
辻内智貴 |
2006/10/20 |
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映画がまだ輝いていた頃。雄さんは故郷を捨て東京へ飛び出した。しかし――歳月は流れる。銀幕への夢に破れ、病んだ彼は、生地に戻り死を待つのみだった。一言だけセリフを貰った一本の映画。人生の最後に、もう一度、雄さんに夢(シネマ)を見せようと、小学校三年の私は幻の映画を探しはじめる(「ラストシネマ」)。傑作と名高い掌編「中村正太郎さんのこと」を併録。 |
価格:400円(税込 420円) |
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クリスマス・キャロル |
ディケンズ 池 央耿/訳 |
2006/11/20 |
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並はずれた守銭奴で知られるスクルージは、クリスマス・イヴにかつての盟友で亡きマーリーの亡霊と対面する。マーリーの予言通りに3人の精霊に導かれて、自らの辛い過去と対面し、クリスマスを祝う、貧しく清らかな人々の姿を見せられる。そして最後に自分の未来を知ることに――。話題の映画原作を古典新訳で! |
価格:400円(税込 420円) |
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グッピー・クッキー |
堂垣園江 |
2007/6/20 |
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殺人事件の被告・イアンに無罪が言い渡された。影の力が動いたのだ。その代償として、山岳地帯に埋まる古代の仮面を探索せよとの謎めいた指令が。滑走路には、同じく釈放されたばかりのラウルと女友達のアンジー、そして謎の日本人・ケンジ。4人はセスナ“グッピー”に乗り込んだ。メキシコを舞台に、歴史、政治、幻想を圧倒的迫力で描く傑作長編! |
価格:500円(税込 525円) |
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呪海(じゅかい) |
平谷美樹 |
2006/1/20 |
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三陸の海辺に建つ神嶋(こうじま)神社では、百年に一度の大祭が行われようとしていた。供養した人形の“穢(けが)レ”を祓(はら)うのだ。今年、海に蟠(わだかま)る“穢レ”はかつてないほど危険な状態に達していた。一方、母に捨てられた人形《薫子》は、神嶋に向かっていた。まるで何かに呼び寄せられるように……。太古に造られた“復讐の機構”に挑む若き神職・聖天弓弦。奇想溢れる壮大な伝奇ホラー! |
価格:600円(税込 630円) |
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禍家(まがや) |
三津田信三 |
2007/7/20 |
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「ぼうず、おかえり……」12歳の少年・棟像貢太郎(むなかたこうたろう)は、近所の老人が呟く言葉に不吉な予感を覚えていた。両親を事故で亡くし、祖母と越してきた東京郊外の家。初めての場所のはずなのに、知っている気がしてならないのだ。そして、怪異が次々と彼を襲い始める。友達になった少女・礼奈(れな)とともに探り出した、家に隠された戦慄の秘密とは? |
価格:500円(税込 525円) |
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花夜叉(はなやしゃ)殺し |
赤江 瀑 |
2007/1/20 |
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(魔物や。魔物の庭や)京都・南禅寺町の外れにある郷田(ごうだ)邸は広大な敷地に庭木が植えられ『花屋敷』とよばれていた。ここで数十年前に無理心中があった。むせかえるほどの香気を放つ花木で埋めつくされた庭が、男と女を狂わせる(表題作)。夢幻が彷徨(さまよ)い、時空を超えてゆらぎ立つ怪・魔の世界。古都の寺社を舞台にした10作品を収録。 |
価格:800円(税込 840円) |
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奇妙におかしい話 |
阿刀田 高/選 |
2003/7/20 |
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バス停に一番前でバスを待っていると、見知らぬおばあちゃんがやって来て、私の前に平然と割り込んだ! 並ぶ順番がめちゃくちゃの「静岡式乗車法」とは?(最優秀作)大好評をいただいた『奇妙にこわい話』の続編は『奇妙におかしい話』。笑える話、不思議な体験……、一般応募のなかから、作家・阿刀田 高が厳選した31編を収録する。 |
価格:400円(税込 420円) |
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死人(しびと)を恋(こ)う |
大石 圭 |
2005/9/20 |
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(クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人――。彼らの最期(さいご)を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。彼女のあどけない死に顔が、僕の冥(くら)い欲望に火をつけた……。人間の深い業(ごう)を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書! |
価格:500円(税込 525円) |
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トリップ |
角田光代 |
2007/2/20 |
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普通の人々が平凡に暮らす東京近郊の街。駆け落ちしそびれた高校生、クスリにはまる日常を送る主婦、パッとしない肉屋に嫁(とつ)いだ主婦――。何となくそこに暮らし続ける何者でもないそれらの人々がみな、日常とはズレた奥底、秘密を抱えている。小さな不幸と小さな幸福を抱きしめながら生きる人々を、透明感のある文体で描く珠玉の連作小説。直木賞作家の真骨頂。 |
価格:400円(税込 420円) |
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パートタイム・パートナー |
平安寿子 |
2005/1/20 |
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「話し相手が欲しいとき、ひとりぼっちでいたくない、あなたに。パートタイム・パートナーは、お望みのときに、ビッグスマイルをお届けします」就職しても長続きしない進藤晶生(しんどうあきお)。女の子の相手をするのだけは得意技。先輩に勧められ、デート屋を開業してはみたものの……。年齢にかかわりなく揺れ動く女性心理を、巧みなストーリーの中に鮮やかに描き出す一冊。 |
価格:500円(税込 525円) |
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おいしい水 |
盛田隆二 |
2005/1/20 |
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同じマンションの主婦仲間と子育てに勤(いそ)しむ30歳の弥生(やよい)。夫の微妙な変化に気付きながらも、社会との接点を求めて、タウン誌のライターを始める。そこに、新たに入居した隣人のあけすけな言動が、平穏だった日常をねじれさせていく……。リアリズムの名手が切実に描く、人生の岐路に立つ女性の“渇き”と“癒し”。あなたにとって結婚は“おいしい水”ですか? |
価格:600円(税込 630円) |
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やっぱり奇妙にこわい話 |
阿刀田 高/選 |
2002/7/20 |
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ベランダに出た小学校三年の私。その前に現れたのは白い煙の顔! 洋服ダンスの重い引き出しをあけると、首が! 遊びに行った琵琶湖上で見た、土煙を上げる武将たちは一体?……。不可解な話、ちょっぴり笑ってしまう話。そんな「奇妙にこわい」話を、一般応募の中から作家・阿刀田 高が厳選。31点を収録の、大好評「寄せられた『体験』」シリーズ。 |
価格:400円(税込 420円) |
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名犬フーバーの新幹線、危機一髪! |
笠原 靖 |
2006/8/20 |
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長源寺大志(ちょうげんじたいし)とフーバーは、新大阪発、博多行の新幹線に映画撮影のエキストラとして搭乗していた。警視庁から急報が入った。3億5千万円強奪事件の犯人が現金と拳銃を所持し同乗しているというのだ。博多に到着する前に、乗客を巻き込まずに、犯人を捕らえねばならない。元捜査一課長・長源寺とフーバーに訪れる最大の危機。サスペンスと愛情と――。大好評、第3弾! |
価格:400円(税込 420円) |
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レモン・インセスト |
小池真理子 |
2006/8/20 |
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生後間もなく誘拐され、行方不明になっていた弟が、見つかった。24年ぶりに再会した弟は、亡き父の端整な面影を受け継いでいた。気ままに生きる美しい姉と、アルバイトで生活費を稼ぎながら大学に通う弟。互いに恋に落ちてはいけないと理解しながら、二人は、なす術もなく惹(ひ)かれ合っていく……。禁断の恋をテーマに、純粋な愛の行方を描く、美しい物語。もっとも純粋で、もっとも不安な愛。 |
価格:500円(税込 525円) |
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星の海を君と泳ごう |
柴田よしき |
2006/8/20 |
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月(ルナ)生まれのララは、銀河総合大学テラ・ブロックA地域校に学ぶ13歳の女の子。彼女は、ある目的のために、編集者になる夢を抱いていた。高額な授業料の足しにと親友から紹介されたアルバイト。そこで知り合った生意気な少年ウィニーによって、ララは銀河連邦を揺るがす大事件に巻き込まれていく……。明日を信じて生きる少女の、愛と夢と冒険のファンタジー。 |
価格:400円(税込 420円) |
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鞄屋の娘 |
前川麻子 |
2006/1/20 |
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彼女は鞄を作る父の背中が好きだった。だだだ、だだだ、というミシンの音が「父の音」だった。やがて、家庭に安住できない父は家を出、亡くなった。大人になり、息子をもうけた彼女には既に母もなく、どこかで暮らす同じ「掌(てのひら)」をした異母兄だけがいた……。やがて、彼女は父と同じ鞄作りを始める――。家族、愛、人生の意味を問う第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。 |
価格:400円(税込 420円) |
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ますます奇妙にこわい話 |
阿刀田 高/選 |
2001/7/20 |
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車に乗っていて思い出した、小学生のころに聞いた「幽霊トンネル」での恐ろしい出来事……(「或る暗い夜」)。夏休みのある暑い日、彼は友人と遊んでいた……(「安心」)。真夜中に電話をかけてきた婚約者の正体は……(「真夜中の電話」)。一般公募の中から、作家・阿刀田 高が選りすぐった32点を収録。「寄せられた『体験』」シリーズ。 |
価格:400円(税込 420円) |
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