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ぶたぶたのいる場所 |
矢崎存美 |
2006/7/20 |
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海辺の瀟洒(しょうしゃ)なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事(びんわんバトラー)。お客が困っていると、何処(いずこ)からか現れ、疾風(はやて)のように去ってゆく――。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて……。とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ! |
価格:400円(税込 420円) |
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とびっきり奇妙にこわい話 |
阿刀田 高/選 |
2000/7/20 |
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瀟洒(しょうしゃ)な家の出窓に置かれた縫いぐるみが一つ減るたびに、恐ろしい出来事が……(「不審火」)。不自然な退職をした女性の驚愕の秘密とは……(「豹変」)。少女のころ遭遇した、脚が土に埋まった得体の知れぬ女の子の話――(「そばにいる」)。一般応募の中から作家・阿刀田 高が厳選した39点を収録。「寄せられた『体験』」シリーズ、ついに登場です。 |
価格:500円(税込 525円) |
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明日の記憶 |
荻原 浩 |
2007/11/20 |
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広告代理店営業部長の佐伯は、齢(よわい)五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう! 山本周五郎賞受賞、映画化もされた感動長編。待望の電子書籍化! |
価格:600円(税込 630円) |
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ビバリー・ヒルズで朝帰り |
喜多嶋 隆 |
2006/6/20 |
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ロス・アンゼルス。午前3時過ぎ。ロデオ通り(ドライブ)。一軒のブティックのショー・ウインドウの中、一心にディスプレイをする日本人らしき女性がいる。その真剣な横顔が、流葉爽太郎(ながればそうたろう)の心に焼き付いた……。広告主(クライアント)は全米最大の製薬会社。ロスに飛んだ爽太郎を待っていたのは、仕事に夢と誇りを持つ3人の女性との出逢いだった。人気シリーズ! |
価格:500円(税込 525円) |
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薬の効かない患者たち |
志賀 貢 |
1998/4/20 |
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車の振動にも感じてしまう茜。これは名器に間違いなしとベッドインまでこぎつけた曾礼(それ)太郎だったが、茜はまったく脚が開かない。紅色(べにしき)院長に、スポーツクラブに通うことを勧められ、茜はなんとか自在に脚が開くようになるが……。その裏にはとんでもない秘密があった!(「0.8秒の女」より)。医者の世界を知り尽くした著者ならではの、ちょっとHで、ユーモア溢れる傑作集! |
価格:400円(税込 420円) |
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異界戦艦「大和」 |
田中光二 |
2005/7/20 |
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若き大富豪・郷は戦艦大和の引き揚げを計画していた。ところが、その作業を阻止するかのように原因不明の大事故が起こる。生き残った撮影クルーが聞いた不気味な“声”……そして突如、沈んでいたはずの大和が東シナ海に出現した! 海上保安庁、海上自衛隊の艦艇を次々と撃破し、ついには沖縄米軍との一大決戦の時が迫る――。著者会心の痛快戦艦小説! |
価格:500円(税込 525円) |
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色即(しきそく)ぜねれいしょん |
みうらじゅん |
2007/7/20 |
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09年夏公開、映画原作! 「僕」は仏教系男子校に通う高校一年生・「イヌ」こと乾純(いぬいじゅん)。彼女なし、もちろん童貞だ。ボブ・ディランに憧れ作曲に燃えてはいても、平凡で退屈な毎日――。「フリーセックスの島行かへん?」。そのひと言から、僕の夏休みはきらめき始める。友達二人とともに訪れた隠岐島(おきのしま)で、僕らを待っていたのは……。少年が成長する姿をコミカルに温かく描く、自伝的青春小説! |
価格:500円(税込 525円) |
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主 治 医 |
志賀 貢 |
2005/12/20 |
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首都医大の助教授・霧島透は、主任教授・川石倉雄の後継者と目されていた。しかし、突然、川石が薬物自殺で他界した。川石は肺炎を患っており、その治療の主治医は霧島であった。さらに、霧島の誤診が川石の自殺を招いたと、マスコミが騒ぎ立てスキャンダルに! 孤立を深める霧島を、名誉教授の大蔵が自らの主治医に指名するが――。医学界の“重大問題”を問う意欲作! |
価格:500円(税込 525円) |
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15秒の奇跡 |
喜多嶋 隆 |
2005/5/20 |
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潰(つぶ)れかけていたアパレル・メーカー。その未来は、流葉爽太郎(ながればそうたろう)の肩にかかっていた。社運を懸けた15秒のスポットCF。爽太郎が起用したのは、一人の女性ヨット・カメラマンだった。苦い離婚を経て仕事に復帰。凛として、新しい人生に立ち向かう大人の女だ。彼女の生き方そのものがメッセージ――。グァムの青い海に向けて、キャンペーンは走り始める! |
価格:400円(税込 420円) |
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清算(チョンサン) 横浜狼犬(ハウンドドッグ)IV |
森 詠 |
2006/3/20 |
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南北和解の動きを嘲笑(あざわら)うように、亡命北政府要人の暗殺が相次いだ。北の守旧派が送り込んだ最強の刺客「サウラビ」とは? 麻薬密売組織を追うハマの狼犬こと海道刑事は、公安から思わぬ圧力を受け、組織とサウラビの接点を知る。暗殺者の秘められた過去に迫る海道だが……。拉致疑惑、スパイ工作。不幸な歴史の陰の清算(チョンサン)されざる闇に、真っ向から切り込んだ渾身作! |
価格:1000円(税込 1050円) |
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臨 場 |
横山秀夫 |
2007/9/20 |
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臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆(くつがえ)してきた。人呼んで『終身検視官』――。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全8編。テレビ朝日系ドラマ原作! |
価格:500円(税込 525円) |
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蚊取湖殺人事件 |
泡坂妻夫 |
2005/3/20 |
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スキー場にやって来た慶子と美那。二人はゲレンデならぬ氷上で絞殺死体に遭遇してしまった。被害者の首には包帯が!? 警察は二人を疑っているらしい。そこで彼女たちは身の潔白を証明するため、スキー場で知り合った男と協力して犯人捜しを始めるが……(表題作)。「謎解き」「奇術」そして「伝統職人もの」、バラエティに富んだ泡坂マジック、巧みの世界! |
価格:500円(税込 525円) |
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オワスレモノ |
加門七海 |
2006/3/20 |
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人身事故のため、停車中の通勤電車内。男は網棚付近に漂う黒い靄(もや)のようなものを目撃する。他の誰も気づかないが、禍々(まがまが)しい気配を放つ何か……。やがてそれが男に向けて迫ってきたとき、彼を襲った身の毛もよだつ出来事とは?(表題作)実話怪談の名手でもある著者が描く、日常の隙間(すきま)から立ち現れる怪異の数々! 全8編を収録。 |
価格:500円(税込 525円) |
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父からの手紙 |
小杉健治 |
2006/3/20 |
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家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。10年が経ち、結婚を控えた麻美子を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。完璧なミステリー仕立ての中に、人と人との強い絆を描く感動作! |
価格:600円(税込 630円) |
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大学病院が死んだ日 |
志賀 貢 |
2004/4/20 |
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富士医大のキャンパスで学生が死んだ。自殺か、他殺か? 医学部11年生の不審な死が“事件”の発端だった。垣間見えてくる不正入試、裏口入学……。その背後には、大学を牛耳る国都大の学閥とその中心である理事長・倉石一夫の存在が。富士医大出身の助教授・津村浩は疑惑解明と大学浄化のため立ち上がる。著者積年のテーマ、大学病院の病巣を鋭く抉る問題作。 |
価格:600円(税込 630円) |
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砂の時刻 横浜狼犬 エピソード2 |
森 詠 |
2005/11/20 |
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台湾の建国記念日にあたる双十節(そうじゅうせつ)で賑わう横浜中華街。練り歩く龍の舞を見物する人垣が突如崩れ、胸を血に染めた男が倒れた。居合わせた横浜中央署の刑事・海道章(かいどうあきら)に男は「打不死(ダーブースー)」と呟いた。広東語で、「打たれても死なず」。裏社会の捜査を始めた海道は、その言葉の真の意味を知るが……(「打不死」)。「ハマの狼犬」こと、海道章のタフでクールな六つの事件簿! |
価格:500円(税込 525円) |
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ぶたぶたの食卓 |
矢崎存美 |
2005/7/20 |
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見た目は愛らしいぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶた。彼が作る料理は、どこか懐かしく切ない思い出の味だ。大好きだった祖母が作ってくれたチャーハン、遠い夏休みの記憶を喚(よ)び起こすかき氷……それらが、傷つき疲れた人々の心をときほぐし、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてゆく――。心の奥をほんのりと温めてくれる、傑作ファンタジー! |
価格:400円(税込 420円) |
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彼 方 へ |
薄井ゆうじ |
2005/12/20 |
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「あなたが陸地で、私が島。互いをつなぐ道は限られたときにしか出現しない」。修学旅行でバスガイドと学生として知り合った蕗子(ふきこ)と私。大学卒業まぎわ、二人は鹿児島の陸繋砂洲(トンボロ)に取り残された(「トンボロ」)。失踪した父を追い、辿り着いた無限に部屋数のあるホテルでの奇妙な出来事(「無限ホテル」)。現実が揺らぐ瞬間のきらめきを鮮やかに描く珠玉の小説集。 |
価格:500円(税込 525円) |
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染 色 体 |
亀海昌次 |
1990/10/20 |
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友人の死……、そして、最愛の者の死――生きていることと死ぬこと、そこに一体どれだけの違いがあるのだろうか。冷徹な目で事象を見つめ、その本質を見極めるグラフィックデザイナーの第一人者が、生者不可避の「死」をテーマに捉(とら)え、読者にいやが応でも個々の結論を迫る、人間触発の凄(すさ)まじい力書。 |
価格:400円(税込 420円) |
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八つの顔を持つ男 |
清水義範 |
2004/9/20 |
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都内の出版社に勤務する松本正幸、50歳。妻と一男一女のごく平凡な家庭を営む。――彼は田舎に住む年老いた両親の行く末を案じ、また浪人中の息子の進路で悩む父親でもある。そしてまた、地域住民との親睦を図りつつ、部下の女性と秘かに不倫を愉しむ顔も持つ。様々な「顔」を持つ男の実体は……? 「企業」「恋愛」「家族」小説としても味わえる奇妙な連作長編。 |
価格:500円(税込 525円) |
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