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江戸の定年後 |
中江克己 |
1999/8/20 |
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江戸の老人たちは、多くの経験をもとに、豊かな知恵を発揮しながら隠居暮らしを楽しんでいた。なかには、隠居してから見事な変身を遂げ、大きな仕事をした人も少なくない。人生八十年時代といわれる現在、人生の総仕上げをどうするか、後半生の生き方が問われている。江戸の元気なご隠居たちのたくましい生きざまから学ぶ、生きる元気が出る本。 |
価格:400円(税込 420円) |
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江戸の遊歩術 |
中江克己 |
2001/2/15 |
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江戸時代の人々はじつによく歩いた。気晴らしのぶらぶら歩きはもちろん、季節ごとの風景を求めてどこへもてくてく歩いて出かけた。庶民の憧れは、泊り掛けの温泉旅行とお伊勢参り。ガイドブック片手に名所旧跡を訪ね、旅行業者を利用する旅が盛んだった。江戸の人々はどのように「遊歩」を楽しんだのか、多くの逸話を通しその知恵を探る。 |
価格:400円(税込 420円) |
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江戸妖花帖 |
多岐川 恭 |
1993/12/20 |
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泥棒稼業の留吉が、ひょんなことから仲間に入れた奇妙な男、餌差しの辰。盗みは素人のはずの辰だったが、生まれついての盗っ人かと思われるほどの壺にはまった仕事っぷり。これを見た留吉は、岡っ引の家に押し込むという大仕事を企てるが……!? 七編の収録作それぞれの趣向と味わい。推理小説の楽しみを時代風物を背景に盛り込んで描いた興味津々の傑作時代小説集!(『目明しやくざ』改題) |
価格:400円(税込 420円) |
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絵の消えた額 |
都筑道夫 |
1991/8/20 |
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かくれんぼで鬼から身体を隠していたら、いつの間にか消えてしまった子。恋人の声がして、目を凝らすと、別れた女房の顔がある。友人の危篤で駈け付けると、何もなく、首を傾げて帰宅したら、心臓発作の報が届く。ページをめくるごとに文章の妖しさに囚われていく。著者自ら名付けて、ふしぎ小説。掲載の12編は240冊の作品群から著者が厳選した、その神髄である。(『ミッドナイト・ギャラリー』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
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M殺人事件 |
清水義範 |
1987/12/20 |
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超ネアカ人間の不破太平(ふわたいへい)は、アルバイトで人気作家・丹波格太郎に付いて一週間の密着ルポを開始。故郷講演後、高校時代からの同人誌仲間との旧交をあたためる丹波に同行して温泉へ。翌朝、露天風呂に飛び込んだ太平の目の前に、丹波の死体が……! 相棒の朱雀秀介も珍しく元気で、新人類パワー全開(フルスロットル)。大好評のシリーズ第四弾! |
価格:600円(税込 630円) |
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Mの悲劇 |
夏樹静子 |
1989/3/20 |
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北海道・釧路よりさらに東の厚岸町。東京からこちらへ移って七回目の海霧(ガス)の季節をむかえた真淵早奈美は、この海霧を見るたびに、夫・洋造との平穏な生活の崩壊を懼れとともに期待していた。そんなある日、突然一人の青年が夫のもとに弟子入りし、彼女の予感は現実のものとなった。名作『Wの悲劇』に続く殺意と愛憎(サスペンス・ミステリー)の傑作! |
価格:800円(税込 840円) |
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エリート医を裁け! 孔雀警視 |
志茂田景樹 |
1987/9/20 |
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匂うような色気、明晰な頭脳、豊富な私財、三拍子そろった警視・扇野笙子の唯一の弱点は、惚れっぽいこと。実年医学部教授とまたまたベッド・イン。――美人看護婦毒殺事件発生! つづけて起こる黒ミサ教団信者の連続殺人! 事件の陰には、熾烈な超伝導物質開発競争が!? 恋と事件は孔雀におまかせ! |
価格:600円(税込 630円) |
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エリートの転身 |
高杉 良 |
2012/6/18 |
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40歳で迎えた人生の大転換! 部下の引き起こした不祥事の責任をとり退職したエリート証券マンが選んだのは意外にも“チョコレート職人”への道だった。表題作「エリートの転身」は、東京・白金台にあるチョコレート専門店「ショコラティエ・エリカ」の創業者、神田光三の波乱に富んだ半生を描いた実名小説。表題作他、組織の中で、もがき、苦しみ、そして闘うサラリーマンたちの生き様を追った珠玉短編3作品を収録。 |
価格:1000円(税込 1050円) |
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エリック・クラプトン |
大友 博 |
2011/11/20 |
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英国生まれの白人でありながらブルースを追い求め、数多くの名作を残してきたクラプトン。その一方、薬物・アルコール依存、親友の妻への許されざる愛、幼い息子の死など、「サバイバー」と呼ばれるほど波瀾万丈の人生を送ってきた。長年にわたってクラプトンにインタビューを重ね、ブルースの聖地もくまなく歩いてきた著者が、彼の音楽世界とその魅力に迫る。(※本書は印刷書籍に掲載されている写真の一部が省略されています。) |
価格:571円(税込 600円) |
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L特急踊り子号殺人事件 |
西村京太郎 |
2001/3/20 |
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東京駅総合指令所に、「踊り子5号に爆弾を仕掛けた」と、電話がかかった。緊急停車をした踊り子号の車内点検が徹底的に行われたが、爆発物は発見されなかった。その代わり、背中にナイフが突き刺さった、サラ金会社の社長の死体が発見された。有力容疑者が捜査線上に浮上するが、アリバイが……。十津川警部は、踊り子号の、特異な運行に着目する(表題作)。 |
価格:400円(税込 420円) |
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円高の正体 |
安達誠司 |
2012/1/20 |
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日本経済低迷の理由は円高にあり! 河上肇賞受賞の気鋭エコノミストが、為替レートと経済のカラクリを一から解説。円高って何だっけ、という基礎の基礎から始めるので、よく分かる、読みこなせる。間違った「専門家」の言うことを鵜呑みにせず、円高を克服するために、今私たちにできることは何か、を考えよう。円高が日本のデフレ、名目GDP、税収、貿易収支をいかに減らしているのか、豊富なグラフも使って分かりやすく説明。 |
価格:571円(税込 600円) |
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円卓の七人 |
檜山良昭 |
1985/1/20 |
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スイスのホテルで円卓を囲む謎の七人。国籍も人種もまちまちな彼らが謀るのは、日本のある企業の強制的乗っ取りだった。「株が買い占められている」依頼を受けた国際政経興信所の黒石は見えない敵の正体と狙いを追う。外人投資の実態とスイス銀行の内幕を、独自の情報で暴く、国際経済小説の力作。 |
価格:500円(税込 525円) |
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遠別少年 |
坂川栄治 |
2007/11/20 |
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遠別――北海道の最北端を日本海側に下った小さな町。風は強く、日本とは思えないほど冬の寒さは厳しい。それでも季節はめぐり夏には水もきらめく。その地で、豊かな生命の営みを全身で感じていた少年。長じて装丁家になったその少年は、北の自然に溶けこんだ大切な思い出を、みずみずしい文章で絵画のように描き出した。懐かしさが芳醇(ほうじゅん)に匂いたつ傑作短編集! |
価格:400円(税込 420円) |
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「円安大転換」後の日本経済 |
村上尚己 |
2013/3/20 |
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為替相場は貿易収支やユーロ不安などの要因で円安や円高に振れるわけではない。為替は外為市場に参加している投資家が抱く「予想インフレ率の差」で動く。そして、これに影響を与えることができるのは、中央銀行の政策だ!――アベノミクスにより日銀が適切な金融政策を行い1ドル=105円の円安になれば、日本の株価や雇用、財政赤字はどう好転するか。マネックス証券のチーフエコノミストが過去の円安局面を元に詳細に分析。 |
価格:680円(税込 714円) |
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おいしい水 |
盛田隆二 |
2005/1/20 |
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同じマンションの主婦仲間と子育てに勤(いそ)しむ30歳の弥生(やよい)。夫の微妙な変化に気付きながらも、社会との接点を求めて、タウン誌のライターを始める。そこに、新たに入居した隣人のあけすけな言動が、平穏だった日常をねじれさせていく……。リアリズムの名手が切実に描く、人生の岐路に立つ女性の“渇き”と“癒し”。あなたにとって結婚は“おいしい水”ですか? |
価格:600円(税込 630円) |
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追いつめる |
生島治郎 |
1988/8/20 |
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志田刑事は暴力団浜内組幹部を追跡中、同僚刑事を誤射して引責退官している。妻側からもらった離婚慰謝料を資本(もとで)に、志田前刑事の浜内組追及は続けられた。暴力団の“経営革命”すら行なって尻尾を出さぬ浜内組と孤独な退職刑事との凄まじい闘い! 直木賞を受賞し、ハードボイルドを日本の土壌に開花させた秀作! |
価格:800円(税込 840円) |
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置いてけ堀 川ばた同心御用扣(二) |
西村 望 |
2004/9/20 |
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江戸の南町奉行同心・秋山五六郎(あきやまごろくろう)は、手下の半次(はんじ)とお富(とみ)を引き連れて夜廻りの途中、男の惨殺(ざんさつ)死体を発見した。素性が掴(つか)めずにいたところ、今度は全裸女の水死体が揚がった。二つの事件に関連は!? やがて半次とお富の聞き込みで容疑者が浮かぶが、事件の裏には意外な真相が隠されていた(表題作)。江戸の香り漂う、大好評第2弾! 人情味溢れる捕物帳。 |
価格:500円(税込 525円) |
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お犬様捕物帳 |
辻 真先 |
1987/9/20 |
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「親分、大変だッ」「おめえの大変は耳にタコができてらァ」ポンと長火鉢に煙管を打ちつける朝日の親分。ルパンはなんと軽業一座で南蛮渡りの珍獣に……。元禄時代の江戸を舞台に、ルパンと盗賊団の死闘! ――お話かわって現代。探偵小説クラブで合宿中の健と美々子の前で殺人が! 大好評迷犬ルパン・スペシャル第3弾! |
価格:400円(税込 420円) |
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奥入瀬殺人渓流 |
梓 林太郎 |
1997/1/20 |
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登山中の会社員・松坂郁夫が、西穂高の稜線から、足をふらつかせて転落死した! 山岳救助隊員・紫門一鬼は、同じような転落事故が頻繁に発生していることを不審に感じ、元救助隊員の片桐三也子と謎を追う。やがて二人がたどりついた男には、鉄壁のアリバイがあった! 西穂高―奥入瀬渓流を結ぶ多重殺人ライン! 山岳と完全犯罪の魅力溢れる長編小説。 |
価格:600円(税込 630円) |
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奥入瀬・十和田湖殺人事件 |
津村秀介 |
1996/11/20 |
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深緑の奥入瀬で黒ずくめの男の死体が発見された。被害者の五木田は横浜の資産家。なぜか現場には、一年前、十和田湖でおきた、ある事件の新聞記事が残されていた。自殺・他殺説が入り乱れ、捜査は難航。……ルポライター・浦上伸介は、五木田の秘密を暴くが、十和田湖・奥入瀬―横浜―名古屋を結ぶ堅牢なアリバイの壁が立ちはだかった! 意表をつく犯罪構図! |
価格:400円(税込 420円) |
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