|
|
|
|
老いれば自由に死ねばいいのだ |
三浦朱門 |
1998/5/20 |
|
|
老境に達し、父母を送り、妻との老後を考えた著者が説く美しく死ぬ自由。死を前に決断していくのが人生。脳死、尊厳死、遺灰散布など日本人はいま「死」をとらえ直そうとしている。血縁、地縁、死とは何か……。カソリック信者の著者がみずからの生の軌跡を「死」をからめた側面から振り返り、虚飾を拭った本音で綴る含蓄に富む名エッセイ。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
|
奥義・殺人剣 |
えとう乱星 |
2000/10/20 |
|
|
秘剣、邪険、妖剣――剣の「道」を究めんとする男たちが編み出す必殺の「技」。一瞬の見切りで肉を斬り、骨を断つ。彼らは生死の境に命を懸ける緊張感、いわば血の陶酔感の虜となる。男女の愛憎や復讐に燃える凄まじい怨念の果てに辿り着く剣とは、奥義とは、何であろう……。 赤穂浪士の討ち入りの背景に隠された人々の苦悩にも焦点をあてて描く、密度の高い傑作集。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
|
黄金戦線−聖王の遺産 |
麻倉一矢 |
1990/7/20 |
|
|
お家復興の悲願に燃える、土佐一条家残党・段蔵は、四国の覇者・朝宗我部元親(ちょうそかべもとちか)から、阿波剣山に眠るというソロモン王の財宝探索を命じられた。お宝を餌に南蛮諸国を動かし、打倒豊臣を謀ろうというのだ。だが、既に噂を耳にした秀吉が動いている。一番乗りはどっちだ!? 豊富な資料を駆使して注目の新鋭が描く、壮大な一大伝奇巨編! |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
黄金の犬(上) |
西村寿行 |
1999/4/20 |
|
|
森林警備官・北守と愛犬ゴロは、北海道の原野で凶暴な羆と闘った。重傷を負い病院に運ばれた北守と別れ別れになったゴロは、郷愁に駆られ、一路東京を目指す。途中、ゴロが出会った流浪の男が刺殺されたことから、刑事官・安高則行が捜査に乗り出す。流浪の男の背後には、巨大な政治悪と暴力が蠢き、ゴロの孤絶の旅を阻む。人間と犬の愛を謳いあげた感動巨編! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
黄金の犬(下) |
西村寿行 |
1999/4/20 |
|
|
飼い主・北守夫妻との再会も束の間、ゴロは再び危機に直面する。北守の妻・礼子が、武器輸出汚職事件の黒幕の魔手に陥ち、拉致されたのだ。黒幕の命を受けた暴力団に北守は射殺され、無数の銃口がゴロを狙う。そのゴロの足跡を追い、礼子救出と汚職の黒幕逮捕に執念をみせる刑事官・安高則行。北海道から舞台は西へ――人間と動物の命を賭けた衝撃のハード・ロマン! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
黄金の犬(上・下合冊版) |
西村寿行 |
/ / |
|
|
森林警備官・北守は、羆と闘い重傷を負い入院。北守と別れ別れになった愛犬ゴロは、巨大な政治悪と暴力の前に、孤絶な旅を阻まれながらも、郷愁にかられ東京へ。やっとのおもいで北守夫妻との再会をはたすが、ゴロは再び危機に直面する! 北守は殺され、妻は拉致される。刑事官・安高則行が捜査に乗り出す。人間と犬との愛を謳いあげる感動巨編。 |
価格:900円(税込 945円) |
|
|
|
|
|
黄金の鍵 |
高木彬光 |
1998/1/20 |
|
|
“愉快な未亡人(メリー・ウィドウ)”と呼ばれ、気ままな生活を送る村田和子。そんなある日、不思議な魅力をたたえた謎の中年紳士・墨野隴人(すみのろうじん)と知り合う。……時を同じくして、百年以上も前の不動明王の絵と埋蔵金の噂にからむ奇怪な連続殺人事件が発生。現場に残された一枚の小判とは!? 事件に巻き込まれた和子は墨野に助けを求めたが……。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
長編ドキュメント・サスペンス 《「最後のKGB」東京作戦》 |
|
黄金の鮫を追え |
木村譲二 |
1992/9/20 |
|
|
KGBのブレンコフ大佐は、ゴルバチョフ大統領の指令に度胆を抜かれた。一部の党中央委員が国外へ持ち出したらしい四百十トンもの金塊の行方を探れというのだ。謎の鍵を握る商社を探っている最中、クーデターが勃発! 一方、遥か日本近海にはソ連原潜の不気味な巨影が! 正確な情報と調査、そして大胆な発想! “二十世紀最大の政変”の核心に迫る傑作長編! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
黄金の聖獣 |
西谷 史 |
1992/11/20 |
|
|
「ソ連を崩壊させた魔獣が、日本にくる!」ロシアの将軍は、そう言い残して死んだ。やがて都内の教会で、連続殺人事件が発生。現場に派遣された刑事たちの目の前で、神父が魔獣に虐殺される。だが獣は、FBIから来たリタにしか見えない。「奴はなぜ、日本人には見えないのか? 目的は?」事件を追って志摩半島へ飛んだ刑事たちの前に、恐るべき敵が出現した! |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
|
|
|
牡牛の渓 |
西村寿行 |
2000/9/20 |
|
|
上信越自動車道・野尻湖パーキングエリア。余命半年の告知を受けた男の車に、見知らぬ女が現金と一枚のMOディスクを置き去った。何かの罠か? 偶然手にしたMOディスクが男の人生を変えた。ディスクを求めて次々と襲いかかる謎の組織。男は死を賭(と)して逃走を開始した。極限状況で闘う修羅の男たち。鬼気迫るサバイバル・アクションの決定版! |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
|
奥州の牙 |
峰 隆一郎 |
2001/1/20 |
|
|
全身全霊を込めて水無流三郎は浪人を雁金に斬り裂く。もう幾人を冥土に送ったことか。この男、仙台藩百二十石の藩士だ。三歳より本身の脇指を受け、「竹刀は遊び、真剣で斬り覚えよ」と父から鍛え抜かれてきた。二十五歳の折、藩の武芸大会で上級者を破り、恨みを買った。水無は遂に同士へ必殺の刃を向ける……。剣豪作家が書き遺した「牙」シリーズの大団円! |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|
|
|
王将殺人 |
斎藤 栄 |
1994/7/20 |
|
|
北海道・定山渓(じょうざんけい)での対局に勝ち、アマチュア将棋会の最高の座に就いた星純一。その夜、純一の後援会長・倉西正文が、札幌のホテルの浴室で殺された。彼は父・恵三の不審な言動に不安を覚える。また、恋人・真理子の父親・森田八段にも容疑が……。殺害現場に残された、まちがえた棋譜の意味は? 亡き母が、純一に遺(のこ)した曲詰(きょくづめ)の秘密とは? 棋界に精通する著者の力作! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
黄色館の秘密 |
折原 一 |
1998/3/20 |
|
|
実業家の阿久津又造一家が住む「黄色館」は、世界の珍品を集めた秘宝館でもある。ところが、犯罪集団・爆盗団から純金製の黄金仮面を盗むとの予告が! そこへのこのこ現われた密室マニア・黒星光警部。黄金仮面が宙を舞い、密室で人が死ぬ世紀の怪事件を見事なまでに掻き回す。犯人は誰なんだ? 相棒葉山虹子らが大活躍の黒星シリーズ登場! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
応天門の変 |
南條範夫 |
2003/2/20 |
|
|
貞観八年閏(うるう)三月十日、応天門が突如炎上した! 平安京を揺るがす一大疑獄事件の幕開きである。大納言伴善男(とものよしお)は、炎上を左大臣・源信(みなもとのまこと)の仕業と訴えるが、無罪に。そして同年八月、放火犯人は善男父子(おやこ)であると告発する者が出現した―─!? ナチスの国会放火事件との類似点から、平安期の大政界スキャンダルの謎に迫る! 巨匠の傑作時代小説集。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
王道の門 疾風編 |
和巻耿介 |
1989/10/20 |
|
|
武道家たちが北海道を目指した明治の末期。宗近恭平もそのひとり。柔・剣術では食えない。名目は北海道開拓だが、目的は武芸を磨くこと。試合に継ぐ試合。鷹同士の死闘は勝っても復讐を招く。恭平は択捉に渡り、お竜の愛に戸惑った。芸か愛か。まだ驚異の護身術“合気道”の会得に気付かない彼は、乱世の覇道を模索する。 |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
|
|
|
王道の門 迅雷編 |
和巻耿介 |
1989/11/20 |
|
|
王道の武術を志す宗近恭平(むねちかきょうへい)。前編〈疾風編〉の北海道から舞台は転じ、より雄大の地・中国へ。統一前夜の大陸で、待ち受けるは試練の罠、必殺の双竜刀、牙剥く匪賊(ひぞく)、妖麗の美姫(びき)。一難去ればまた新たなる強敵が! 新興教主、満州浪人、愛弟子(まなでし)次郎らをまじえ、求めざる闘いに巻きこまれつつ、磨かれる武技、悲願はなるか往(ゆ)け恭平。 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
黄土の奔流 |
生島治郎 |
1989/12/20 |
|
|
未知への情熱で中国に渡った青年・紅真吾(くれないしんご)の貿易公司(コンス)は、日本の商社に押されて破産した。“最後の豪遊”をきめこんだ真吾は、料亭で、高価な豚の毛集めの話に誘われる。揚子江三千キロの旅に同行するのは、大陸浪人など素姓の知れぬ猛者ばかり九人だった。 広大な中国大陸に繰り広げられる、日本の代表的冒険小説。 |
価格:800円(税込 840円) |
|
|
|
|
|
王を探せ |
鮎川哲也 |
2002/5/20 |
|
|
だから、どの亀取二郎が犯人なんだ!?――その亀取二郎は、2年前の犯罪をネタに恐喝されていた。耐えきれず、彼は憎き強請(ゆすり)屋・木牟田(きむた)を撲殺する……。警察がつかんだのは、犯人が「亀取二郎」という名前であること。だが、東京都近郊だけで同姓同名が40名。やっと絞りだした数人は、みなアリバイをもつ、亀取二郎ばかり。鬼貫・丹那のコンビが捜査するなか、犯人は次なる兇行に及ぼうとしていた! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|
|
|
大江戸人情絵巻 |
小杉健治 |
2001/2/20 |
|
|
武士の力はもはや衰え、豪商の財貨が力を持ち始めた江戸。御家人・桐野月十郎は、材木商一文字屋と知り合った。一文字屋の背後には、吉原に本拠をおく浅草団左衛門一族がいた。月十郎を陰から助け続ける一文字屋と団左衛門。本人も知らない、月十郎出生の秘密に、その理由があったのだった……。月十郎たちは、大きな時代の渦に巻き込まれつつあった。(『元禄町人武士』改題) |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
|
|
|
大江戸花火の三百歳探偵団 |
田中雅美 |
1988/9/20 |
|
|
あわせて三百歳の五人が住む下町は夏真っ盛り。純子たちはそろいの浴衣で隅田川の花火見物に繰り出したが、老嬢の刺殺事件に遭遇し、なんとサトに容疑がかかってしまう! 事件を調べはじめた探偵団は、被害者の女性の陰に意外な男の存在を発見する……。 夏の風物と下町人情溢れる爽やかミステリー、大好評の第4弾! |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
|