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山口洋子『男の極楽』  
《千束圭太日記》
男の極楽 山口洋子 1990/1/20
“男の極楽というのは、絶頂をきわめているときではない。うだうだと陽溜(ひだ)まりにうずくまりかける頃をいうのだ”独身を謳歌(おうか)する演歌作曲家・千束圭太(せんぞくけいた)は、ヒット曲もあり、女にも不自由していない。今夜もまた、オンナが飛び込んできて……。男と女の実像と虚像をみごとに抉(えぐ)りだす、ユーモアとペーソスあふれる傑作連作小説。
価格:500円(税込 525円) 購入

山口洋子『男の戸籍』  
掌編小説集
男の戸籍 山口洋子 1986/5/20
『私は男が大好きである。人間としても、恋人としても、友人としても、夫・つばめ・間男(まおとこ)・旦那―あらゆる立場の、あらゆる表情の男が好きなのである。とにかく男大好き、男バンザイ! この本は、女好きのあなたに捧げる、男好きの女からの、ちょっと長めの内緒話である』(あとがきより)直木賞作家が贈る傑作小説集!(『浮気人間絵図』改題)
価格:500円(税込 525円) 購入

梶山季之『男の誇り』  
傑作企業小説
男の誇り 梶山季之 1991/8/20
平賀相互銀行のワンマン専務工藤亀男は窮地に立たされていた。私腹を肥やす不正融資の事実を何者かが漏洩し、大蔵省の抜き打ち監査が決定したのだ。工藤に無能呼ばわりされた叩き上げの常務梓幸吉が、社の危機に際してとった行動は……? 巨大化のみを追求する企業。自己の能力を限界まで出し切る男たち。現代の戦士たちの闘いを鋭利な筆致で抉る傑作集!
価格:400円(税込 420円) 購入

多岐川 恭『男は寒い夢を見る』  
長編推理小説
男は寒い夢を見る 多岐川 恭 1988/6/20
徒手空拳、非道なやり口で財界の大立者にのしあがった男・押田信介。彼をとりまく様々な人間が、その命を虎視眈々と狙っている。愛人も秘書も、別荘番も友人も、そして、同居中の甥までも……! 押田は周囲を圧倒して君臨し憎悪をあつめていたのだ。色と欲との殺人競演会(コンクール)の結末は?  人間の謎を深く抉る傑作長編サスペンス!
価格:700円(税込 735円) 購入

橋秀実『男は邪魔!』  
光文社新書 《「性差」をめぐる探究》
男は邪魔! 橋秀実 2013/4/20
かれこれ25年にわたって私はインタビューというものを続けてきたが、今更ながらしみじみ思うのは、男に訊いても埒が明かないということである。話をしても何ひとつ解明しない。それどころか、しばらく話を続けていると頭の芯のほうから何やらぼんやりしてきて、そもそも何を訊くために来たのか忘れそうになるのだ。(本文より)男と女について、あらためてじっくり考えてみました。しあわせのヒントが、ここにあります――。
価格:700円(税込 735円) 購入

小泉喜美子『男は夢の中で死ね』  
都会ミステリー
男は夢の中で死ね 小泉喜美子 1985/5/20
「男の哀愁、にがい自嘲や挫折感、にもかかわらず何かにもう一度賭けてみようとする心意気」……アーウィン・ショウの小説に惚れこんだ著者は、その洗練された感覚と技巧を「なんとか盗みたいと願いつつ」これらの短編を創った。 ――女性ミステリー作家が“男の涙”を主題に据えて、思いやりと憧憬をこめて描く都会ミステリーの極地!
価格:800円(税込 840円) 購入

中山み登り『大人家族』  
《シングル体質の親娘(おやこ)たち》
大人家族 中山み登り 1997/5/20
結婚適齢期を過ぎても実家に残る娘。夫婦二人で迎えるべき晩年を育ちすぎた“子供”と暮らす親――“シングル体質”がもたらす歪な家族像、それが「大人家族」である。独身女性と家族の関わり方はどうあるべきなのか? そしてシングルのこれからは?
価格:400円(税込 420円) 購入

松尾スズキ『大人失格』  
《子供に生まれてスミマセン》
大人失格 松尾スズキ 1999/8/20
「私は大人だ」今、この日本でいったい何人の大人が、そう胸をはって言い切ることができるだろう。(中略)大人らしさとかでなくて。しがらみから独立した「大人」という素朴な生き物になること。私がもくろむのはそれだ。(本文より)話題の劇作家が、「子供失格」だった人から「大人と呼ばれたい」人々までに贈る爆笑エッセイ。
価格:400円(税込 420円) 購入

花井愛子『大人になっても少女のように』  
長編恋愛小説
大人になっても少女のように 花井愛子 2005/2/20
佐竹由梨(さたけゆり)は、38歳ベテランの雑誌ライター。表向きは独身だけれど“通い愛”を重ねるパートナーがいる。早見真実(はやみまみ)は、由梨の中学高校の同級生。さっさと結婚して14歳の娘の母、そして専業主婦。という真実が突然、家出して、由梨のマンションへ転がりこんできた!! 恋と仕事と友情と、どれも大切な由梨は頭を抱えてしまう。一方の永遠少女、真実の新しい恋の展開は!?
価格:500円(税込 525円) 購入

中山庸子『オトナの快楽勉強術』  
オトナの快楽勉強術 中山庸子 2002/6/15
「誰でも自分の人生の中で、まだまだ知りたいことや深めたいことがあるはずです。勉強を快楽にする……。今の私は、この面白そうな試みにはまっています」(「まえがき」より) 快楽勉強術心得、快楽勉強用ノートの作り方から、快楽勉強環境の整え方、自らのイタリア語快楽勉強体験まで。なりたい自分になり、夢をかなえるためのオトナの教科書!
価格:400円(税込 420円) 購入

梶原千遠『大人はわかってくれない』  
《カウンセリングに通う少女たち》
大人はわかってくれない 梶原千遠 2004/9/15
「摂食障害」「リストカット」「パニック障害」……、十代の少女たちが悩みを行動で訴えるとき、誰かにわかってほしいと願う心の叫びが隠されている。本書は、臨床心理士の著者のもとへカウンセリングに訪れる少女たちの不安定な心が、触れ合いを通して次第に解きほぐされていく過程を追った、大人への旅立ちまでの記録である。
価格:600円(税込 630円) 購入

赤川次郎『乙女に捧げる犯罪』  
《赤川次郎プレミアム・コレクション》
乙女に捧げる犯罪 赤川次郎 2010/12/20
友紀(ゆき)は幼い頃、殺人を目撃するが、殺し屋は彼女の命を奪わずに去る。月日は流れ、高校生になった友紀は、偶然、殺し屋と再会。その頃から、身の回りで様々な事件が。父親の愛人だった女性が若いホストとともに命を絶つ。そのホストは母親の浮気相手だった。複雑に絡む人間関係、友紀を危険から守る殺し屋へのほのかな恋心……。ロマンチック・サスペンスの名作。
価格:500円(税込 525円) 購入

梶山季之『囮』  
長編情報小説
梶山季之 1986/11/20
〈アナリスト〉という職業がある。証券調査マンのことである。成長する企業を発掘し、危ない会社をマークして見まもってゆくのが、日本のアナリストたちの仕事だと聞いて、私は、大いに作家としての食指を動かしたわけだ……。(著者のことば) 奇々怪々な株価のカラクリに単身挑戦する調査マンを中心に、証券界の裏面を活写する痛快小説!
価格:600円(税込 630円) 購入

龍 一京『踊 り 蛇』  
長編ハード・サスペンス (くりから女刑事シリーズ)
踊 り 蛇 龍 一京 2000/12/20
急増する中国人の窃盗グループがピッキングにより留守部屋に侵入し、その後、殺人事件を起こした。元警視庁の巡査部長・桐原夕紀は、捜査一課の松田憲章に事件解決の協力を依頼される。事件の背後には、上海を拠点にする暴力組織「流氓(リュウマン)」と、中国人を密入国させている日本の裏の組織の存在がちらつく……。息を呑む迫真の傑作ハード・サスペンス!
価格:500円(税込 525円) 購入

西村寿行『鬼』  
長編伝奇バイオレンス小説
西村寿行 1990/2/20
人に巣くった醜心、醜男、醜類。平安の世、文徳天皇の女御・藤原明子は鬼の気に取り憑かれた。悪霊退散の大修法も効果なく、遂に女御は凌辱されてしまった……。京都洛北で、乳房と性器を深く抉りとれられた女性の全裸死体が発見された! 平安の世と現代を巧みにフラッシュバックさせた長編伝奇の傑作。
価格:600円(税込 630円) 購入

小松和彦 内藤正敏『鬼がつくった国・日本』  
《歴史を動かしてきた「闇」の力とは》
鬼がつくった国・日本 小松和彦 内藤正敏 1991/11/20
《鬼》とは、占い師、山伏、流人など、権力に屈し社会の底辺に排除された者をいう。だが、為政者ではなく彼らこそが、恐るべき情報と情念をもって、日本文化の基層を形成したのだ。歴史の転換期に、巨大ネットワークで《闇》の力を発揮する《鬼》たち――! 語られることのなかった《負》の歴史に焦点を当て、日本史の概念を覆す。
価格:400円(税込 420円) 購入

内田康夫『鬼首(おにこうべ)殺人事件』  
長編推理小説
鬼首(おにこうべ)殺人事件 内田康夫 1997/5/20
「ギンコウノハカ」「オニコウベデアッタ」秋田県雄勝町(おがちまち)で行なわれる小町(こまち)まつりの最中、老人はこう呟いて絶命した。現場を目撃した浅見光彦は、町役場観光課の高橋と事件に挑むが、その矢先、なぜか「警視庁」から不可思議な圧力(プレッシャー)がかかった!? さらに第二の殺人! 深まる謎に見え隠れする大物政治家と超大企業。著者が少年時代を過ごした町を舞台に描く、壮大な犯罪。
価格:500円(税込 525円) 購入

折原 一『鬼面村の殺人』  
長編推理小説 (黒星警部シリーズ)
鬼面村の殺人 折原 一 1993/7/20
「あいつを殺してやる!」黒星光(くろほしひかる)警部は、フリーライター・葉山虹子と訪ねた鬼面村(おにつらむら)で、そう呟く異様な女に遭遇した。なぜか村人はその言葉に震え上がる。翌朝、奇怪な事件が起きた。五階建ての合掌造りの家が、ひとりの男とともに一夜にして消え去ったのだ! 大消失トリック、密室殺人、驚天動地のドンデン返し。黒星と読者(あなた)を迷宮に誘う本格推理!(『鬼が来たりてホラを吹く』改題)
価格:500円(税込 525円) 購入

鯨統一郎『鬼のすべて』  
長編推理小説
鬼のすべて 鯨統一郎 2008/4/20
警視庁捜査一課の刑事・渡辺みさとは、友人の若江世衣子の死体を発見する。あたかも鬼に見立てられた死体を……。直後、新聞各紙に鬼と名乗る犯人から犯行声明文が送られてきた。鬼の意味するものは何か? 「日本から鬼を消す」という言葉を残し警視庁を去った男・ハルアキとともに、みさとは鬼の正体を追うが……。連続殺人と伝奇を見事に融合させた傑作推理!
価格:600円(税込 630円) 購入

西村寿行『鬼 の 都』  
長編ハード・バイオレンス小説
鬼 の 都 西村寿行 1996/9/20
新宿で全身を六つに切断され、局部を切り取られた凄惨な死体が発見された。さらに横浜、秋川渓谷でも……人か、鬼か!? 犯行には筋弛緩剤が使われたらしい。警視庁捜査一課から中丘記文と検見保行刑事が所轄署応援に参加。だが、捜査中に検見が鬼に啖(くら)われ、中丘にも尾行者の一群が忍び寄る。復讐に燃える刑事と鬼との死闘を描いた、著者渾身のハード・バイオレンス!
価格:500円(税込 525円) 購入

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