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特別鑑識捜査官 |
島田一男 |
1996/6/20 |
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「Kさんに告ぐ 地獄行き急行券を贈る」新聞に、尋(たず)ね人(びと)の体裁(ていさい)を取った不気味な広告が出た。科学警察研究所心理班長・大月津矢子(おおつきつやこ)は凶行を予感する。同日深夜、旧華族出身者で構成されている菊水(きくすい)クラブの会合で毒死者が出た。会員のイニシャルはすべてK。しかも会員全員の異様な人間像が浮き彫りになった。そして、第二の殺人が……! 好評“捜査官”シリーズ。 |
価格:400円(税込 420円) |
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特命 攻略課長 |
南里征典 |
1995/7/20 |
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「誘拐していただきたいんです」会社内のトラブル解消を任された《社内110番》課長・八雲省平。その最初の相談は偽装誘拐!?……美人OL・青葉京子は自己破産寸前で、父親から二千万円をせしめたいらしい。逡巡のすえ、協力を決意した八雲は、彼女をホテルへと導いた! 女たちをベッドに誘いつつ、今日的テーマ「危機管理」に挑む男。著者渾身の出世ロマン! |
価格:500円(税込 525円) |
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匿名商社 |
清水一行 |
1996/6/20 |
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日之出商事食品課の猪木南男(いのきなみお)は、日頃から南の島にロマンを求める商社マン。ところが、新企画をめぐるトラブルで課長を殴り、辞表を提出。そこに、やり手の常務・吉川から思わぬ提案が出された。大口客相手の競馬のノミ屋をやれというのだ。不振の商社をたて直すこのアイデアは大当たり、莫大な収益をあげたのだが……。競馬と日本人。経済小説の重鎮が描く傑作。 |
価格:500円(税込 525円) |
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特命 潜入課長 |
南里征典 |
1996/6/20 |
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経理担当重役・是政繁六(これまさしげろく)が36億円もの公金横領をして失踪! 調査をする《社内110番》課長・八雲省平は堂坂晴美との裸体会議で意外な情報を入手した。マジメ人間・是政常務に女がいたというのだ。池々野(ちぢの)真澄、白旗(しらはた)奈美恵――。是政の秘密を握る美人OLを次々に攻略する八雲だったが……!? 官能&アクション。ビジネスマンに捧(ささ)げる超痛快ロマン! |
価格:500円(税込 525円) |
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特命 突破課長 |
南里征典 |
1999/10/20 |
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「今夜、わたしにあの時の償(つぐな)いをさせていただけません?」。かつて自分を振った女が囁(ささや)いた……。子会社に発生したクーデターの全容解明と、辞めた経理課長の後任探しを命じられた丸の内物産危機管理課長・八雲省平(やくもしょうへい)は、魚住葉津枝(うおずみはつえ)から突然の電話を受けた。10年ぶりに逢った彼女は、失業した夫の職を探しているという……。明日への活力を約束する、痛快ロマン! |
価格:400円(税込 420円) |
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特命 秘術課長 |
南里征典 |
1995/9/20 |
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「多重花弁を持つ主人の愛人を探して」。情事ののち、筆頭株主・織田富美子未亡人は甘い声で頼んだ。故・騎一郎専務が匿(かく)した機密文書発見の鍵を、その愛人が握っているというのだ――富美子の依頼は、特命危機管理課長・八雲省平にとって社命である。彼は、あまたいた専務の愛人を次々とベッドに誘うが……。男の夢がここに叶う! 現代を楽しく抉(えぐ)る傑作ロマン! |
価格:500円(税込 525円) |
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特命 猛進(もうしん)課長 |
南里征典 |
1996/9/20 |
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丸の内物産のトラブルを一手に引き受ける、特命危機管理課長・八雲省平(やくもしゅうへい)――彼のこのたびの任務は、営業部員・徳永直彦の変死の真相を探ることだった。ベトナムから帰国した彼に何があったのか? ……情報収集のため、八雲はまず、徳永の愛人だった美人秘書・鳴海奈津美をベッドに誘いこんだ。昼夜の別なく美女と仕事をこなす八雲省平、国際犯罪に挑戦! |
価格:500円(税込 525円) |
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毒薬精神科医を追え! 孔雀警視 |
志茂田景樹 |
1991/9/20 |
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「満たされないわ。満たされないわ」すべてに恵まれていて、思う存分自由奔放に生きている孔雀警視が、突如、結婚願望におそわれた。すかさずつけ入ったのは、何やらいわくありげな精神科医。三人の妻が死ぬたびに、多額の保険金を受け取っていた男! しっかりしろ笙子!! 虎田警視監(トラカン)の命を受け、笙子の恋人ヒロシは初秋の北海道へ飛ぶ。 |
価格:400円(税込 420円) |
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髑髏島殺人事件 |
都筑道夫 |
1987/9/20 |
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鬼才・都筑道夫が自信満々でおくる本格的な長編パズル小説。名うてのシェフが、古今東西の、ミステリィの謎を材料にブラック・ジョークで味付けして、グルメに差し出す豪華なフルコースといってもいい。話は呪われた推理小説をめぐる連続殺人事件に紅子と青年探偵団が、軽妙・脱線・逆転・恐怖と波乱に富んだ大活躍を――。著者15年(当時)ぶりの記念すべき書下ろし作品である。 |
価格:600円(税込 630円) |
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髑 髏 伝(1)多魂の巻 |
谷 恒生 |
1989/11/20 |
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髑髏月の精を受けた代議士・八岐忠義(やまたただよし)は、謎のホステス・比良坂(ひらさか)いずみと妖艶な一夜を過ごした。それを知った権堂幹事長は、突然、八岐の政治生命を絶とうと謀る。汚辱にまみれ、闇の主・堕導師の許を訪れた八岐は、暗黒のパワーを手に入れ、権堂に立ち向かった! 政界の背後に蠢く魑魅魍魎の世界を描く大伝奇ロマン!(全五巻) |
価格:600円(税込 630円) |
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髑 髏 伝(2)幽冥の巻 |
谷 恒生 |
1989/12/20 |
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権力の中枢に一歩近づいた超人代議士・八岐忠義(やまたただよし)。一方、闇の存在を探る政治記者・伊能峻介(いのうしゅんすけ)の恋人・麻奈美に、闇の組織・関東蛇蝎会(だかつかい)の魔手が伸びた。幹部・蝎木主税(さそりぎちから)に凌辱され、官能の虜となる麻奈美。彼女を救うべく敵地に向かう峻介を、魑魅魍魎の群が待ち受ける!「多魂の巻」に続く情炎とバイオレンスの極致! 伝奇巨編第二巻! |
価格:600円(税込 630円) |
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髑 髏 伝(3)凶魔の巻 |
谷 恒生 |
1990/1/20 |
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厚生大臣に就任した超人代議士・八岐忠義(やまたただよし)は、人間に征服欲を植えつける麻薬・癌予防生ワクチンを認可しようとしていた。地球の髑髏化を謀る厚生省の恐るべき陰謀に日本民族崩壊の危機が! 魂の糸に導かれ、ヒマラヤから帰還した天路竜平(あまじりゅうへい)は、若獅子・伊能峻介とともに凶魔に立ち向かう。 好評伝奇ロマン第三弾! |
価格:600円(税込 630円) |
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髑 髏 伝(4)奔雷の巻 |
谷 恒生 |
1990/2/20 |
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大東亜共栄圏構築の野望を抱く超人・八岐(やまた)通産大臣は、悪のカリスマ・橘狂花(たちばなきょうか)を海外から呼び戻し内閣転覆を謀った。一方、地球の髑髏化を救うため、橘のライバル・穂高凶作(ほだかきょうさく)も日本へ……。タフでニヒルな好漢穂高は、日本を邪悪な魑魅魍魎の毒牙から救えるか! ニューヒーロー登場。壮大なスケールで迫る伝奇ロマン第四巻! |
価格:600円(税込 630円) |
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髑 髏 伝(5)宿業の巻 |
谷 恒生 |
1990/3/20 |
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元総理・龍至極道(りゅうしごくどう)、甦る。政権を目前にした超人代議士・八岐忠義(やまたただよし)は、龍至を倒すために、かつての婚約者・黒龍千尋(こくりゅうちひろ)の精を受けよと命じられる。千尋を救った戦士・穂高凶作は、悪のカリスマ・橘狂花と最後の戦いに挑む。陰と陽、善と悪の戦いについに終止符が。八岐大蛇(やまたのおろち)の化身、八岐忠義の野望は? 大河伝奇ロマン、堂々の完結。 |
価格:600円(税込 630円) |
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髑髏の秘戯 |
飯干晃一 |
1991/2/20 |
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おれは26歳、強靭な肉体を誇る。ある夜、絶世の美女に迫られ、男の液を放つ。「夢精した」と気付くと、おれは棚の天女像を見上げた。股間が汚れている。『日本霊異記』に同じ話があるので、驚いた。棚の一方には誰かの髑髏がある。おれは愛液で、それを磨き、供養したつもりだ。が、不思議な現象が次々と……。他に会心作を満載。 |
価格:600円(税込 630円) |
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髑髏を抱け |
勝目 梓 |
1992/1/20 |
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小谷幸一は二年前、夜明けの道を裸足で歩いているところを発見された。過去の記憶をすべて失っていた。彼は、記憶を辿る旅の途中南房総の町で、絡み付くようなような視線を感じる。その晩、スナックで知り合った女とベッドを共にするが、突然三人の男たちに襲われた……。わずかながらも紡ぎ出された過去の記憶、そして驚愕の事実が……!? 復讐に燃える男を描き切る! |
価格:500円(税込 525円) |
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鎖された夏 |
大西赤人 |
1985/7/15 |
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「この作品の見どころを、私は、論理の面白さにあるといったが、作者大西赤人の文学精神は、単なる謎とき小説に終わらせることを潔しとしなかった。犯罪者の鬱屈した思いが、抑制された達意の文章によって語られるとき、読者は陶然として文学の世界に酔い、慄然として人間の深部にひそむ悪の正体に直面する」(土屋隆夫氏評)(『熱い眼』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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年上の人妻 |
北沢拓也 |
2004/11/20 |
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東西物産のイケメンの独身・石毛保(いしげたもつ)は、かつてホスト稼業を体験していた。その当時の先輩ホストが癌(がん)で倒れ、彼は円熟しながら性的欲求不満に悩む夫人たちの世話を頼まれる。その数10人。殆(ほとん)どが年上の女性である。石毛はサイドビジネスと割り切り、人妻の肉体を満足させ、性の学習にいそしむのだった。著者が放つ、興奮満載の風を孕(はら)む官能ロマンの宝船(たからぶね)。 |
価格:500円(税込 525円) |
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ドストエフスキー『悪霊』の衝撃 |
亀山郁夫 リュドミラ・サラスキ |
2012/4/20 |
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新訳『悪霊』刊行記念! ドストエフスキー最大の問題小説をめぐり、日本語新訳の翻訳者と、ロシアにおける研究の第一人者が、作品の「魂」について語り合う。天才、美貌、冷徹、少女凌辱、毒殺、奇行、世界遍歴――数々の謎のエピソードで語られる主人公・スタヴローギン。ドストエフスキーは彼を「自分の魂の中から取り出した」と言った。それはなぜか? ドストエフスキーは彼に何を託したのか? 刺激に満ちた文学論。 |
価格:571円(税込 600円) |
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十津川警部「オキナワ」 |
西村京太郎 |
2008/5/20 |
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東京で殺された男が遺(のこ)したダイイングメッセージ「ヒガサ」。沖縄に多い「比嘉」姓が捜査線上に浮かび、十津川は、那覇空港に降り立った。美しい故郷「沖縄」と、基地の街として、いまだ戦後を生きる「オキナワ」。米軍・GIの不審な行動を追う十津川は、事件の背後に、沖縄の悲劇を見た! 基地の街を殺意が走る! |
価格:500円(税込 525円) |
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