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柳生秘帖(上) |
志津三郎 |
1998/8/20 |
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神君・徳川家康の遺品、名刀・三池典太が、何者かに盗まれた。能楽宗家の嫡男にして柳生流の使い手・金春七郎は、名刀の行方と不穏な天下の形勢を探る旅に出る。家光の世にして、未だ基礎の固まらぬ徳川幕府。御三家でありながら将軍位に野心を抱く紀州の徳川頼宣。その頼宣の周辺には、天下転覆を謀る由井正雪や、柿色の衣姿の山伏たちが……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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柳生秘帖(上・下合冊版) |
志津三郎 |
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家康の遺品、名刀・三池典太が盗まれた。能楽宗家の嫡男で、柳生流の使い手、金春七郎は、名刀の行方と、不穏な天下の形勢を探る旅に出る。そこで察知したものは、全国で多発的に反乱を起こそうとする由井正雪の陰謀だった。その中には将軍位をうかがう、紀州も加わっていた。柳生列伝から抹殺された天才剣士を描く伝奇巨編、上下巻合冊版。 |
価格:800円(税込 840円) |
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さらば新選組 |
三好 徹 |
1989/10/20 |
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土方歳三・33歳、中岡慎太郎・29歳、高杉晋作・28歳、清河八郎・32歳、桐野利秋・40歳、小栗上野介・41歳――いずれも亨年である。幕末激動の世にこの若さで燦然たる光芒を放ちつつ消えた波瀾の生涯を描く。 |
価格:500円(税込 525円) |
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明治剣客伝 日本剣豪譚 |
戸部新十郎 |
1996/6/20 |
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文明開化の明治、断髪、廃刀令の施行により、剣道は衰え、職を失った剣士たちは、“撃剣興行”などで細々と生計を立てていた。しかし、西南戦争の折りの警視庁抜刀隊の活躍で、明治政府も改めて剣道の価値を見直す。苦難の時期を乗り切り、旧幕時代から伝わる各流派の奥義を次の世代に残した名剣士たち。名勝負の数々が、いま、鮮やかに甦る。 |
価格:500円(税込 525円) |
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半身のお紺 お怨み申しません |
笹沢左保 |
1986/11/20 |
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男嫌いのお紺と、町火消人足の善十が惚れ合って、お互いの半身に下り竜、上り竜の入れ墨を彫った。だが、善十は吉原の遊女を殺めてしまった。お紺も、善十の逃亡を助け、追っ手三人を矢立仕込みの匕首で……。 |
価格:500円(税込 525円) |
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半身のお紺 さだめが憎い |
笹沢左保 |
1986/12/20 |
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天保十三年、善十の行方を追って中山道の追分から北国街道の宿場・善光寺大門町に入ったお紺は、そこで病いに倒れた。金策にはしる平手造酒は、松代藩士より五両で浪人暗殺を引き受けたが……シリーズ第2弾! |
価格:500円(税込 525円) |
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半身のお紺 醒めて疼きます |
笹沢左保 |
1987/1/20 |
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男嫌いでとおるお紺が、火消人足の善十に惚れ、互いの半身に下り竜、上り竜を彫った。平手造酒とともに、笹川の繁蔵の許に草鞋を脱いだお紺は、飯岡側の助っ人を斬ってみると……。シリーズ全3冊完結! |
価格:500円(税込 525円) |
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鶴屋南北おんな秘図 |
大下英治 |
1999/4/20 |
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『東海道四谷怪談』を書き、歌舞伎狂言作者として最も著名な鶴屋南北。人一倍好奇心の強い南北は十四歳にして、男と女の妖しいからみ姿を赤裸々に描写することができた。以後、「あそびを養分にしてこそ、芸や作風に艶が出る」を信条に、色どりの魔術師たちに翻弄されながら、数々の傑作を生み出していく。あやかしの世界で客を魅了した男の奇抜な人生を描いた野心作。 |
価格:500円(税込 525円) |
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江戸妖花帖 |
多岐川 恭 |
1993/12/20 |
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泥棒稼業の留吉が、ひょんなことから仲間に入れた奇妙な男、餌差しの辰。盗みは素人のはずの辰だったが、生まれついての盗っ人かと思われるほどの壺にはまった仕事っぷり。これを見た留吉は、岡っ引の家に押し込むという大仕事を企てるが……!? 七編の収録作それぞれの趣向と味わい。推理小説の楽しみを時代風物を背景に盛り込んで描いた興味津々の傑作時代小説集!(『目明しやくざ』改題) |
価格:400円(税込 420円) |
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奥義・殺人剣 |
えとう乱星 |
2000/10/20 |
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秘剣、邪険、妖剣――剣の「道」を究めんとする男たちが編み出す必殺の「技」。一瞬の見切りで肉を斬り、骨を断つ。彼らは生死の境に命を懸ける緊張感、いわば血の陶酔感の虜となる。男女の愛憎や復讐に燃える凄まじい怨念の果てに辿り着く剣とは、奥義とは、何であろう……。 赤穂浪士の討ち入りの背景に隠された人々の苦悩にも焦点をあてて描く、密度の高い傑作集。 |
価格:400円(税込 420円) |
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目明しやくざ |
多岐川 恭 |
1992/8/20 |
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弥七親分の甥の伊佐吉は、酒、女、博打と三拍子そろって何でもござれのやくざな男。ところが、捕物にかけてもなかなかの腕利きで、ちょいちょい伯父の手伝いに駆り出される。可憐な町娘や妖艶な年増、果ては大名の姫君まで……。事件を彩る女たちの色香に迷いながら、ついにはもつれた謎を解き、意外な真相を探り出す。目明しやくざ伊佐吉の、痛快無頼の捕物帳!(『江戸妖花帖』改題) |
価格:500円(税込 525円) |
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尼僧ながれ旅 |
赤松光夫 |
1998/1/20 |
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“宿場の賭場で女だてらに壺振りをする謎の美女・お京”とは仮の名、じつは朝廷の御用を務める尼僧隠密の八瀬。和宮様のご降嫁の道筋を探索せよとの命を受けての忍び旅。折から巷には、「和宮様は替え玉」という奇怪な噂がながれていた――。幕末の世、尊皇攘夷の志士たちと新撰組との凄惨な死闘の中を生き、濃艶な色香で男たちの心を蕩かす、女隠密道中記! |
価格:400円(税込 420円) |
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秀吉の野望 |
阿井景子 |
2000/4/20 |
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「上様〔信長〕が本能寺でお果てに……」。側室の坂氏こうは耳を疑った。つづいて、「嫡男の信忠様も二条御所でご切腹!」の悲報が届く。明智光秀の謀叛だ。信長の正室に子供はなく、側室・生駒の方に信雄、こうに信孝という男子が残された。二人の嗣立争いは絶対に避け難い。こうは織田一族の崩壊を恐れた。だが、狡猾な秀吉の野望がその不安を衝く。ほか三編収録。 |
価格:400円(税込 420円) |
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きまぐれ砂絵 |
都筑道夫 |
1996/4/20 |
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江戸は神田橋本町・なめくじ長屋に住む砂絵かきのセンセーのもうひとつの特技。それは長屋の大道芸人たちを手足に、鋭い推理で難事件を見事に解決、礼金をせしめること。そのセンセーが、花見の席で人殺しの下手人に!? 大変(てえへん)だ! 時代小説と推理小説の醍醐味を同時に堪能できる人気シリーズ、待望の第六弾は全篇落語仕立て。 |
価格:400円(税込 420円) |
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あやかし砂絵 |
都筑道夫 |
1996/7/20 |
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夜鷹が次々に殺された。顔をメッタ刺しにされて(「夜鷹ころし」)。絵師が、自ら描いた屏風の虎に啖いころされた!?(「人食い屏風」)――江戸の町に起こる怪事件に乗り出すのは、おなじみ神田橋本町・なめくじ長屋の砂絵のセンセーと大道芸人たち。 |
価格:400円(税込 420円) |
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西国城主 |
野中信二 |
2000/1/20 |
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備中高松城が巨大な人工湖の中に孤立していた。城を攻めあぐねた秀吉は、大堰堤を築き、奇想天外な水攻めを敢行した。城主・清水宗冶は、毛利の援軍を期待して籠城する。が、毛利は動かず。やがて宗冶は、自分を信じて籠城した兵や百姓を救うため、切腹を決意する。(武士の宴) 大国に挟まれた小国領主の悲運。武門の意地を貫き、滅びゆく武将像を活写。 |
価格:400円(税込 420円) |
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近松おんな秘図 |
大下英治 |
1998/6/20 |
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「世の人の心惑わす事、色欲には如かず。人の心は愚かなるものかな」――寛文10年(1670)、ある夏のさかりの夕方、杉森信盛(すぎもりのぶもり)は、南禅寺裏で心中前の男女の狂おしい抱き合いを覗き見した。美しい裸身を目に焼きつけた信盛は以後、自らも女修業を重ね、“近松門左衛門”と名乗って『曾根崎心中』など数々の名作を生む。波瀾に満ちた生涯を送った奇才の色道秘話を満載! |
価格:400円(税込 420円) |
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血 風 峠 |
南條範夫 |
1995/1/20 |
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正天狗流を受け継ぐ若き美貌の剣士・千種小太郎。非凡な剣の才から繰り出す「神明一文字突き」で向かうところ敵なし。尊皇攘夷を叫び決起した水戸藩の過激派・天狗党に参加した小太郎は獅子奮迅の活躍を見せる! 小太郎に一途な思いを寄せる可憐な乙女・千世と艶やかな町娘・みはるが、戦火をくぐり天狗党の後を追う。血風吹き荒ぶ剣と青春の物語!(『血風峠―恋風小天狗』改題) |
価格:400円(税込 420円) |
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将軍暗殺 |
宮城賢秀 |
2000/8/20 |
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文化元年。江戸は本所林町で押し込み事件が発生。店の主従全員が拉致される途中、番頭一人が殺害された。お庭番・北条左近は、南町奉行所同心から事件を聞き、協力を約す。将軍家斉の密令で裏探索を続けながら解明に乗りだす左近。その彼を狙う妖しげな忍びの群れ。やがて彼らの背後に、将軍暗殺を企む黒幕の姿が浮かんできた。 |
価格:400円(税込 420円) |
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将軍の密偵 |
宮城賢秀 |
2000/2/20 |
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享和三年。年の瀬に江戸で二つの事件が発生した。海産物問屋への押し込み強盗殺人、そして西本願寺門徒の殺害。西本願寺・本如は公卿。時の将軍・家斉は、お庭番・北条左近に裏探索を命じた。左近は、沼津藩主で寺社奉行の実兄と連係し、下手人を追う。やがて二つの事件を結ぶ背後に美濃国大垣藩の内紛と密貿易の疑惑が浮かんできた。 |
価格:400円(税込 420円) |
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