|
 |
|
 |
戦士の挽歌(バラード) 下 |
大藪春彦 |
2006/6/20 |
|
|
悪辣(あくらつ)な医師たちから味わわされる屈辱に耐え、石川は外国銀行の隠し口座を膨(ふく)らませていった。が、一つの事件を契機に、石川の中で何かが切れた――。人を人として扱わず、患者を食い物にする大病院、医師たちに、目覚めた野獣の怒りがついに牙を剥(む)く。超人的な肉体と猟で鍛えた銃の腕前を駆使し、石川の狩りの時間が始まった! 圧倒的迫力のサスペンス巨編! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦士の挽歌(バラード)(上・下合冊版) |
大藪春彦 |
/ / |
|
|
中堅製薬会社の腕利きプロパー・石川克也は手段を選ばない。人を人として扱わず、患者を食い物にする大病院、医師たちに、目覚めた野獣の怒りがついに牙を剥(む)く。超人的な肉体と猟で鍛えた銃の腕前を駆使し、石川の狩りの時間が始まった! 圧倒的迫力のサスペンス巨編を合冊版で一挙に読破すべし! |
価格:1200円(税込 1260円) |
|
|
 |
|
 |
染 色 体 |
亀海昌次 |
1990/10/20 |
|
|
友人の死……、そして、最愛の者の死――生きていることと死ぬこと、そこに一体どれだけの違いがあるのだろうか。冷徹な目で事象を見つめ、その本質を見極めるグラフィックデザイナーの第一人者が、生者不可避の「死」をテーマに捉(とら)え、読者にいやが応でも個々の結論を迫る、人間触発の凄(すさ)まじい力書。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
 |
|
 |
占星術師 日下部由水子(くさかべゆみこ) |
菅野温子 |
2001/10/20 |
|
|
坂の上にある洋館に、日下部由水子の占いルームはある。迷いをおぼえた人々が、背中を押してくれる言葉を求めに来る。相手の言葉を受け止めることが出来るのは、由水子自身に、迷い、悩んだ日々があったからだった。占いルームには、今日も様々な悩みを抱えた女性たちがやってくる。 現役占星術師である作者初の、占い小説登場。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
 |
|
 |
前世への冒険 |
森下典子 |
2006/9/15 |
|
|
「あなたの前世はルネサンス期に活躍したデジデリオという美貌の青年彫刻家です」。前世が見えるという女性に取材で出会ったことがきっかけで、イタリアに旅立つことを決意した。相次ぐ偶然の発見に驚きと懐疑心を抱きながらも、時空を超えて前世の「自分」を検証するスリリングで不思議な旅のルポルタージュ。(『デジデリオ』改題) |
価格:600円(税込 630円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 1 |
五味川純平 |
1985/1/20 |
|
|
その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 2 |
五味川純平 |
1985/2/20 |
|
|
農村に飢餓、街には失業者。経済は行き詰まり、政局は混乱する。それに乗ずるかのように日増しに強まる軍部の圧力。伍代(ごだい)財閥は満州工場設立を企図し、当主・由介(ゆうすけ)、英介、由紀子、と相次いで渡満。陰謀、策略、圧殺、クーデター。そして、遂に満州事変の勃発……! 雄大な構想、多彩な人物で綴(つづ)る、戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 3 |
五味川純平 |
1985/3/20 |
|
|
五・一五事件の犬養毅首相暗殺、大森銀行ギャング事件、神兵隊事件、滝川事件、リットン調査団報告書。急加速で進む日本の戦争態勢の下で、伍代(ごだい)家を中心とする人々の絆もはかなく断ち切られていった……。柘植(つげ)と由紀子。高畠(たかはた)と素子。中国人白永祥(はくえいしょう)と少女邦(くに)。綿密な取材と圧倒的な筆力で綴る戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 4 |
五味川純平 |
1985/4/20 |
|
|
共産党リンチ事件! 帝人事件! 相沢中佐事件! 国民の窮乏をよそに、政官財界は癒着して不正を行ない、左翼勢力は袋小路に入り込んでいた。永田鉄山軍務局長斬殺の血刀(ちがたな)を見た皇道派青年将校は、昭和11年2月26日、雪の降りしきる中、「昭和維新」に決起した。2・26事件の全貌と悲惨な結末を描き切る白熱の第4巻! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 5 |
五味川純平 |
1985/5/20 |
|
|
国会の空転、軍部内の不統一のなか、戦争拡大派の挑発と謀略から蘆溝橋事件が勃発。日中は全面戦争に突入した。上海戦線で苦戦する柘植。北支で捕虜を射殺してしまう千田。思わぬ苦戦を強いられた日本軍の行く手には、やがて南京事件の地獄絵が繰り広げられた。戦争の残虐な劫火と醜悪な人間狩りを描破する迫真の第5巻! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 6 |
五味川純平 |
1985/6/20 |
|
|
標(しめぎ)耕平の逮捕。順子(よりこ)の心痛をよそに、官憲の苛酷な尋問と拷問が続く。一方、満州の伍代俊介にも、遂に召集の日が来た。日本とドイツの破竹(はちく)の進攻をみて、俊介の部隊は勇躍ノモンハンに出兵した。しかし、そこで俊介が見たものは、無謀な作戦の下、肉弾突撃させられる兵士の死屍累々(ししるいるい)たる地獄の戦場だった。痛恨と戦慄の第6巻! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 7 |
五味川純平 |
1985/7/15 |
|
|
国家総動員法の公布以来、軍部と産業界の一体化を叫ぶ英介(えいすけ)は、専務に昇格、父由介(ゆうすけ)を斥(しりぞ)け始める。俊介(しゅんすけ)や高畠(たかはた)、矢次(やつぎ)らは、対米英戦の無謀を説くが、もはや誰も聞く耳を持たなかった。昭和16年12月8日、ついに日本はパールハーバーを攻撃、太平洋戦争に突入した。そして、華々(はなばな)しい緒戦の勝利を重ねるが……。疾風怒涛の第7巻! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 8 |
五味川純平 |
1985/8/15 |
|
|
起死回生を図(はか)ったガダルカナル作戦では、日本兵3万1千余名のほとんどが、餓死か病死という凄惨(せいさん)な敗北。一方、北方アッツ島でも全員玉砕(ぎょくさい)! 日々敗色濃くなるなか、伍代(ごだい)家では、皮肉にも軍需景気に沸き返った。当主由介(ゆうすけ)は先の見通しに悲観的だったが、実権は戦争協力、便乗を叫ぶ長男英介(えいすけ)に移動する。悲痛の地獄編! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
戦争と人間 9 |
五味川純平 |
1985/10/20 |
|
|
地獄のインパール作戦遂行中、泥河(でいが)に呑まれる標耕平(しのぎこうへい)。サイパンは陥落し、フィリピン海戦では再起不能の惨敗と、日本の敗色は日に日に濃くなっていく。昭和20年8月、広島へ原爆が投下され、ソ連は参戦に踏み切って、怒涛のように満州に押し寄せた。伍代俊介はソ連国境の関東軍にいた。戦争文学の最高峰、ここに完結! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
仙台駅殺人事件 |
西村京太郎 |
1999/12/20 |
|
|
仙台駅ホームに、毎年12月1日正午、和服姿の謎の美女が佇(たたず)む。彼女は高級クラブ「綾(あや)」のママ・早坂みゆき。原宿で起きた殺人事件の容疑者で、仙台駅では一千万円もの大金をゆすられ続けていた。みゆきを追跡する十津川警部と亀井刑事は、仙台駅に網を張るが、何者かに発煙筒で妨害され、失敗。新たな殺人が……!? 十津川の前に明かされる意外な真相とは? |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
 |
|
 |
セント・メリーのリボン |
稲見一良 |
2006/3/20 |
|
|
失踪した猟犬捜しを生業(なりわい)とするアウトロー探偵・竜門卓(りゅうもんたく)の事務所に、盲導犬の行方をつきとめる仕事が舞いこんだ。相棒の猟犬ジョーとともに調査を進めるうちに、薄幸な、ひとりの目の不自由な少女のもとに行きつくが……(表題作)。限りなく優しい誇り高い男たちの人間模様を、無駄のない文体とハードボイルド・タッチで描いた、感動を呼ぶ珠玉の作品集! |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
 |
|
 |
線 と 面 |
辻 真先 |
1988/9/20 |
|
|
特急『あずさ』、四ッ谷駅停車30秒のトリック。偽装心中させられた男女の謎の行動。動機は汚職の揉み消しか? 犯人の鉄壁のアリバイを崩そうと、地道な捜査を続ける刑事たち。――このルパン・スペシャルは、戦後推理小説の道標、トラベル・ミステリーの原点、そう、あの作品がお手本だ! 面白すぎて不眠症保証付き! |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
 |
|
 |
善人は若死にをする |
大西赤人 |
1986/2/20 |
|
|
本書に収めた作品は、僕が十四歳から十七歳にかけて書いた小説だ。しかし、当時の僕が世の中に見い出した疑問点や矛盾点は、現在、解消されているかどうか? そう考えると、これらの作品は〔残念ながら〕ほとんど古びていないばかりか、むしろますます切実な内容とさえ思われてくるのである。〈著者のことば〉 |
価格:500円(税込 525円) |
|
|
 |
|
 |
千利休殺人事件 |
中津文彦 |
1989/8/20 |
|
|
代議士水谷徳太郎が赤坂のホテルで殺された。そして現場から秀吉が愛用した『楢柴』という国宝級の茶器が消え失せた。赤坂署の名物刑事加賀見徹之介は事件を追って水谷の地元金沢へ向かう。そこで加賀見は『楢柴』の謎と千利休切腹の謎との関連を察知した。すると第二の殺人が……。 実力本格作家の注目長編力作! |
価格:700円(税込 735円) |
|
|
 |
|
 |
千利休・謎の殺人事件 |
山村美紗 |
1993/5/20 |
|
|
TVドラマ「利休の死」撮影中の京都・太秦で、東京の大学生が毒殺された。主演の花村麻矢・緒方登などTV関係者、被害者に同行した友人全員に、殺人の動機があった。しかも、その十数人の容疑者すべてにアリバイがない! 大徳寺、仁和寺、不審庵……千利休ゆかりの場所を巡るたび深まる謎。「利休の死」に仕掛けられた大胆なトリックに挑むキャサリンの華麗な推理。 |
価格:400円(税込 420円) |
|
|
|